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経済の首都 アムステルダム

欧州旅行2回目にして、私1人だけで、1泊2日を
アムステルダムで過ごすことになった。

土曜日の午前中に、スキポール空港で同行者を見送り、
独りになる。タクシーでアムスのホテルへ到着する。
フロントマネージャーが若くて美人なのでちょっと嬉しい。
「英会話集」を握りしめ、「リザーブしている伊藤です」と
言う。ちゃんと通じてひと安心。
しかし、ブッキングをチェックしてリザーブがありませんと
言われる。ホテル名を確認し、予約してしてくれた会社名を
言ったら、予約があり、ほっとする。

チェック・インが完了。美人マネージャーが優しい英語で
門限の説明をしてくれる。夜10時になると入口は施錠を
するが、インターホンで呼び出し、ルームナンバーと名前
を言えば、深夜でも入口を開けます。
「アイ ハド アンダスタンド. サンキュー」 良かった。

部屋でシャワーを浴び、ちょっと一休み。
フロントで貰ったアムスの地図を広げて観光計画を練る。
アムステルダム駅をスタートに、よく歩きました。



      アムス中央駅。東京駅のモデルになった。

      アムス中央駅のプラットホーム。入場自由。
      ここのベンチで休憩と腹ごしらえ。


  アムス駅前の運河。観光船が多かった。

  オランダで快晴は珍しい事です。
  土曜の11時から日曜の14時まで、アムスにいましたが
  ずっと良い天気に恵まれました。

  この旅行では、最初に靴ずれができたにも関わらず、
  薬局で「ハンザプラスト」を買い込んで、
    (欧州では「サビオ」と言っても通じません)
  アムスの町を本当によく、歩き回りました。

  ダム広場・レンブラントプレース・美術館・のみの市
  中華街・表通り・裏通り・飾り窓の通り etc。
  アムス駅正面の通り。後ろが駅で、
  行く先にはダム広場があります。
土曜日のダム広場。 ハトに餌をやっていた。
日曜日には、ストリートミュージシャンがいた。



ダム広場からアムス駅の方を眺める。

日曜日の朝の風景。
日曜は10時頃まで、店も開いてなくて、
人も車も、非常に少なかった。日曜日は教会か?
オランダは大半がプロテスタントだそうです。


                ダム広場に面して立つ、市庁舎。
 




 オランダ3回目の最終日も、アムスで日曜日を過ごす。
 95年末は3ヶ月連続で、月初めはオランダにいました。

 旅行メンバーは6人いましたので 昼食をまたいで、
 3時間半ぐらいのバスツアーに乗り 「漁村・古い家並み・
 チーズ工場」を廻りました。

 チーズ

 チーズ工場ではチーズ作りの実演・説明(英語)と販売を
 していました。土産用のチーズ販売コーナーだったので
 チーズにワックスを掛けて熟成を止めたベビーゴーダ
 (ソフトボール大)・太いソーセージ大のスモークチーズ・
 コショウ入りスモークチーズ・クリームチーズや
 その加工品等々が売られていました

 チーズ工場がメインで作り、チーズ専門店でメインで
 扱っているチーズは土産用ではなく、
 直径50〜60cmで、厚さ10〜12cmの円盤型で30〜40kg
 もある、巨大なゴーダチーズです。

 オランダにはエダムチーズも有りますが、これは産地の
 違いで、味はほとんど変わらないと聞きました。

 熟成期間は2〜6ヶ月が一般で チーズを選び、重さを
 注文すると、大きな包丁で三角形に切り出してくれます。
 価格は日本の5〜6割だったと思います。

 スーパーや空港でも三角形にカットしたものを
 ラミネートパックしたものがあります

12月ともなると、オランダ中の水路は凍結します。
あちこちで、子ども達がスケートをしていました。
オランダは、自転車・スケート・サッカーが盛んなようです。

私が会ったオランダ人気質
努力・倹約家で、家庭・仕事・信用を大切にする人が多い。
古い家を大切に使い、生活程度にあわせて家具を揃える。
サマータイム中は、日曜大工や家の手入れをする。
浪費はしないが、ゆったりと生活を楽しんでいる。

アムスは、飾り窓や軽いドラッグなど全てのものが揃い、
夜の顔も持っているが、他の都市は静かな印象が強い。

「ダンク・ユー・ヴェル」(ありがとう)と言ったら、KLMの
大柄なスチュワーデスさんが、にこっと喜んでくれた。