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オランダの食事と料理 レストランでは、昼食・夕食ともに、一般的には 「ビール・ワイン類」をまず注文して、次に料理として 「スターター」と「メイン」の2品を頼みます。 スターターはスープ・前菜・サラダなどから1品を 注文しますが、この量が様々です。 メインは魚又は肉料理ですが、日本人の感覚の 2倍か、それ以上のボリュームがあります。 パン・バター・ジャガイモ、時にはサラダは 注文しなくても出てきます。 5〜6人でレストランに入ると たいがい2〜3人は メインを残しています。 私はほとんど平らげていま すが、その結果は、当然、体重増加です。 食後にデザートやアイスクリームはと聞かれますが、 これも量が多いです。私は、コーヒーを頼みます。 オランダでの食事の第1印象は、とにかく 量が多いことでした。そして、味は良かったです。 クアハウス・ホテルの裏のレストランで、 ムール貝や舌ヒラメをゲップが出るほど食べる。 もちろん、マナーとしてゲップは出してはいけません。 スープやコーヒーもすすらないようにしましょう。 |
スープ オランダで、私が初めて出会った美味いものは、 「マッシュルームスープ」でした。 右の写真のデ・リエーのレストランが1番旨かった。 他に野菜スープとカレースープがあったが好評だった。 普段の昼食は、ビジネス・ランチといって、会議室で 色々なサンドイッチとミルクやコーヒー・紅茶でした。 ブレッド このサンドイッチのパンがなかなか美味かった。 バウンズ・白コッペ・ライブレッドと種類も多く、 これらが、全ていい味がありました。 オランダのパンは美味いですよ。 |
クロケット サンドイッチの具は、ハム・ローストビーフ・玉子・野菜類 そして、日本人全員が美味いと言ったのは、「クロケット」。 すなわち「牛肉入りコロッケ」です。 ゴーダ地方を移動中、お昼に左のレストランに入り、 メニューで単品のクロケットを見つけて、すぐ注文した。 大きな俵型のコロッケが2つと、付け合せの野菜、そして ソースはドミグラス。牛肉の味がしっかりしていて旨かった。 ロウフィッシュ イール オランダ料理としてはロウフィッシュ=生の魚の意味。 これは生のニシンを開いて、酢や野菜・オイルに1晩 漬けたニシンのマリネで、ちょっと癖があります。 刻んだ野菜と一緒に生で食べます。 もっと癖があるのがスモーク・イール(うなぎの燻製)で、 ベーコンの脂身の食感でした。 うなぎは蒲焼きが1番でしょう。何人かのオランダ人も スモークより蒲焼きが好きだと言っていました。 |
魚介・肉料理 魚介類の料理も多かったし、美味かったです。 シュリンプカクテルやあさりのバター焼は適量だった。 ムール貝のボイル、味はまあまあで3人前ぐらいの量が バケツで来ます。サーモンやターボ(すずき)のグリルは 付合せの野菜も多く1皿で満腹になります。 舌ヒラメのムニエルは40cm以上の物がよく出てきます。 味は良いのですが、片面で十分ですね。 牛肉・鳥料理は、味は濃く美味いのですが、肉は固いです。 手軽な店ほど量が多いという印象が有ります。 これらの料理はどこの国でも有りますが、 量の多さで、オランダがいちばんです。 |
牛乳・チーズ オランダ・デンマーク共に、牛乳は美味いです。牛乳特有の 臭みが少なく、夏の牛乳は青い草の匂いが感じられます。 そしてチーズですが、どこの町や商店街でも、必ずチーズ 専門店があります。オランダのゴーダとエダムのほかにも 各国の各種のチーズがそろっています ゴーダチーズは熟成期間の選び方として、 2ヶ月ぐらいが若いお嬢さん。3〜4ヶ月で熟した女性など と言われ、日本人には、3ヶ月ぐらいのものが合うようです。 5〜6ヶ月になると熟成が進み、アンモニア臭も強くなり、 表面近くがやや乾燥して、少し硬くなってきますが、 これはこれで慣れてくるとちょっと癖になりそうです |