ワインの想い出話し

子どもの頃

私が子どもの頃には、家に「赤玉ポートワイン」があった。
おばあさんが愛飲していて、私も時々貰って呑んでいた。
昨年、酒屋で目にしたら「赤玉ハニーワイン」となっていた。

ワインとの出会い

大学生の時、ワインでもと思い、地元の酒屋へ行った。
私は、漠然と赤ワインを考えていたのだが、ワイン好きになったという
酒屋の店主に勧められて、マンズワインの限定販売の白を買って帰った。
マンズがシャルドネとリースリング?の栽培を進めて、初めて収穫・製品化
できるようになった記念の限定販売だった。確か1500円だった。
やや甘口ながらスッキリしていて、非常に美味いワインだった。
2・3日して、もう2本買いにいったのを覚えている。

その後、呑む席ではウイスキー・ビール・日本酒ばかりだった。
30歳を過ぎてから、レストランでグラスワインを取るようになり、
34歳で独り暮らしを始め、料理が本格化するにつれ、
ワインを買いに行くようになった。しかし、当時はワインブームの前で、
輸入ワインの安いものは、品質も相当に悪かった。
円高・ワインブームのお陰で、良いワインが安く買えるようになった。
空輸や保冷輸送、酒屋の体制、安売り店等、環境も良くなった。

欧州旅行とワイン


オランダ・デンマークが中心だったので、ビールが多かった。
ミネラルウォーター・ビール・コーラは値段が同じか、コーラが高いのですから。
しかし、高級なレストランに招待された時は、やはりワインだったですね。

デルフトのフランス料理店で
オランダの技術スタッフが、オランダ人好みのフランス料理だろうと
デルフトのレストランでご馳走してくれた。比較的あっさりした味付けだった。
女性オーナーシェフが記念にと、白ワインを1本プレゼントしてくれた。
ハウスワインとして使っているもので、シェフの似顔絵入りのラベル付。

ヘンリー・ラロッシュ シャルドネ 94 ヴァン・ドゥ・ペイ(地酒)
まだ、保冷庫で保存しています。

ベルギーの会社で

11月にベルギーの会社を訪問した時、クリスマスカード付きで、箱詰めの
赤ワインを2本プレゼントされた。会社から取引先へ毎年プレゼントするそうだ。
全然、銘柄・産地が解らないまま、1本をキャンプに持って行き、みんなで味見。
ボルドー風のしっかりしたボディで、美味かった。気になり本を買って調べる。

カノン・フロンサック 90 赤 クロスナドン
見つかった。AOC:カノン・フロンサック ボルドーの中央サンテミリオン地区の
すぐ北側に位置し、最近品質を上げてきている地区と書いてあった。
21世紀まで取っておこうと思い。現在も保管中。