石油給湯器 TOTO RPE43KD FAN異常の修理

 

直圧式の石油給湯器。

家を建てた時からの設備なので、2001年1月から使用してます。

 

今回、2011/12/10、3回目の故障、修理です。

使用期間85ヶ月、燃焼時間1290h、燃焼回数99900回(サチってる?)。(1回目の修理後から)

エラーコード450。FAN異常。

手で回してみると、明らかに重い。ほとんど動かない。

電動で動作させようとすると、ゆっくり動き出し、すぐにエラーで停止。

 

FANユニットを取り出す為、前回の修理同様、燃焼室ごと取り外します。

上写真左上のがFANです。

FANにサビが見えます。嫌な予感。

FANと燃焼室を分離します。すごいサビです。

上写真、羽根とモーターを分離します。

モーターもすごいサビです。

モーターの型番は、DRF-8538-916。

モーターを更に分解。ツメを起こして開腹。

サビサビのベアリングが出てきました。

モーターの線3本をハンダゴテを使って取り外します。

基板を外します。

軸の上下にベアリングがあります。

上側(表側)のベアリングはサビサビでゴリゴリでガタガタ。

これが噛んでしまっているのが原因です。

 

ベアリングの型番は、裏側のシールドに NMB 608Z と書いてありました。

表側はサビがひどくて判別出来ませんが、多分同じ事が書いてあります。

Zがシールドの事なので、表裏にシールドがあるので 608ZZ が正しい型番になると思います。

軸径8mm、外形22mm、厚さ7mm。

とりあえずベアリングが届くまで給湯器が使えないワケにはいかない(現在12月、今年一番の冷え込みらしい)ので、修理します。

 

ベアリングを分解しても組み立てられなさそうなので、非分解。

KURE 5-56をたっぷり吹いて回すを繰り返してサビを取ります。

5-56は浸透性が良いのでサビとりには便利ですが、グリースの代わりにはなりません。

このあと、KURE グリースメイトをたっぷり吹いて回すを繰り返しておきます。

 

これでとりあえず給湯器は動く様になりました。

ただ、ベアリングは明らかにダメなので、発注。こちらで購入出来ます

後日交換します。

 

 

つづき。

ベアリング交換します。

ステージアのオルタネータのベアリング交換の時は、ベアリングプーラー無しで汎用プーラーでこなしたのですが、

今回は買ってしまいました。ヤフオクで\1,000+送料\390。こちらが同等品でしょうかね。

 

おかげでベアリングを抜くのは簡単でした。

はめるのに苦労しました。

スペーサーとしてレンチをはさんでナットで閉めこんでいきます。

スペーサーを厚くして更に締めこんで行き、完成。

燃焼室を給湯器に戻します。

ところで、前回の修理の時にはサビはありませんでした。

1年半でさびだらけはおかしい。

きっと銅配管にピンホールの穴あきがあるはずです。

それを修理しないと、また早々にベアリングがさびてしまいます。

それだけで済むとは限らないし。

この配管が怪しい…。

上水道から給湯器に入ってくる配管と、その隣が、暖められて出て行く配管です。

でも…ピンホールは見つけられませんでした…。残念。

 

ベアリングを交換した事により、FANの音が嘘みたいに静かになりました。

というか今までがうるさすぎただけなのでしょうが。

燃焼音がFANの回転音に勝つ様になりました。

 

 

 

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