直圧式の石油給湯器。
家を建てた時からの設備なので、2001年1月から使用してます。2000年11月製造。
2010/3/11、2回目の故障。
使用期間63ヶ月、燃焼時間960h、燃焼回数78100回。(前回の修理から)
給湯を止めたタイミングでエラーが出ます。
燃焼中ではなく燃焼直後です。
エラーコードは720。疑似火炎検出。
診断ポイントは、CdSの汚れ/CdSの抵抗値を測定/CdSのショート、です。
9年使っているので、一般的には寿命らしいです。
でもうちの場合、2004年にバーナーセットは新品に交換しているので…。
webで情報を探してみると、燃焼室内のススのカタマリが、燃焼が終わった後も炭として赤々としているのをCdSが検出している様です。
なので、燃焼室を分解して掃除すれば治りそうです。
※ 私は分解しますが、この記事を見てマネしないで下さい。危険です。
あくまでも私自身の備忘録です。
ちなみに私はこの業界の仕事をした事はありません。
間違いがあるかもしれません。
真中の上半分が燃焼室です。
ここを分解する為には、配線、灯油配管を外します。
灯油配管はクリップで固定されています。
このクリップを外す(手で簡単に外れます)と、配管は抜けます。
燃焼室を取り外します。
取り外す為のビスは下記7個です。
燃焼室手前側に3個、左奥に1個、
右奥にも1個、
吸気FANを固定しているビスが左奥の方に2個。
燃焼室が外れました。下に残っているのは熱交換器。
汚れ方はまぁこんなもんなんではないかと。
目詰まりとかしてたら別ですが、今回は特に掃除とかしません。
取り外した燃焼室。
燃焼室を下から見た図。
真ん中から灯油が噴射される様です。
燃焼方式は圧力噴霧式だそうです。気化器とかありません。
キャブレターとインジェクションの違いでしょうかねぇ。
なんかススのカタマリがっ。
多分これが今回のエラーの原因です。
ティッシュで取り除きます。
ついでに簡単に掃除します。
ティッシュに灯油をしみこませて、拭きます。
燃料噴射機?の周りも汚れています。
2本出ているのは、2本共放電器みたいです。
それぞれが高圧電源につながっています。
フレームロッドではないみたいです。
取り外しました。
簡単に掃除しました。
ススのカタマリをマイナスドライバーで剥がしました。
掃除後。あんまり綺麗になってない?
2次災害を防ぐ為に掃除は必要最低限にしました。
後は逆の手順で全部組み立てて修理完了。
エラーは出なくなりました。
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