石油ファンヒーターの修理

 

2011年現在、我が家では富士通のホットマンを使っています。

ホットマンを使う前は、三菱の石油ファンヒーターを使っていました。

KD-DX383。1998年製。

後から追加でもう1台購入しました。

KD-DX383が調子いいのと、共通の9Lタンクで、また三菱です。

KD-DX32B。2001年製。

 

2004年にホットマンに買い換えてから、この2台は、隣の嫁さん実家で第2の人生を送っていました。

嫁さん実家は古い木造の家で、隙間が多いので、ホットマンより石油ファンヒーターの方が適していると思います。

 

 

2011-1、KD-DX383が故障したので、修理します。

13年間故障しなかったので、とても優秀だと思います。

症状は、しばらく使っていると換気LEDがついて止まってしまうという物。

止まってしまう頻度が高くなってきたので、私に修理の依頼がありました。

ちなみに止まるまでは普通に使えます。

 

※ 私は分解しますが、この記事を見てマネしないで下さい。危険です。

あくまでも私自身の備忘録です。

ちなみに私はこの業界の仕事をした事はありません。

間違いがあるかもしれません。

 

とりあえず稼働時間もかなり長いはずなので、まず分解掃除から始めます。

正面パネルを外す為に、本体下左右のネジを外します。

温風吹き出し口横辺りにツメがあるので、内側に押しながら、正面パネル下側を手前に引く感じで外します。

温風吹き出し口を外します。左右と真ん中の計3個のネジがあります。

操作パネルを外します。左右のネジと、フラットケーブルを外します。

 

次に、ケース上側と、燃焼系のある下側とに分離します。

後に2個のネジがあります。その他、正面左右下側のツメを開く必要があります。

これで分離出来ますが、その前に基板を外します。

基板は上側ケースに固定してあり、基板につながっているケーブルの殆どは下側だからです。

基板は樹脂のピンで固定されています。古い物なので、いくつか割れました。

で、分離します。

上側ケースはほこりが酷いので、掃除機とコンプレッサーを使って綺麗にします。

ここの隙間にもほこりがたっぷり詰まっています。

断熱層であると思われます。コンプレッサのブロアで吹き飛ばすと、大量のほこりが出てきます。

写真は掃除後です。

下側です。

燃焼部です。

フレームロッド(右)と点火プラグ(左)を外しました。

フレームロッドとは、これに流れる電流によって炎があるか無いかを検出する電極だそうです。

フレームロッドにシリコンが付着して白くなってしまうと、電流が流れなくなり炎無しと誤検出して止めるそうです。

なので、白い部分を削り落とす様にやすりで削ります。

削った後。なんかもうざらざらで、寿命を迎えた部品なような気がします。

でも部品を取寄せるのはメンドクサイので、交換しなくても治るのであれば交換しません。

更に燃焼部を分解します。

ネジ3本で外れます。

後の燃焼空気取り入れ口からブロアでホコリを吹き飛ばすと、ここに出てきます。

なので、掃除機で吸い取ります。また、逆にここからもブロアで空気を入れてやります。

分解はメンドクサイので、何回もブロアで綺麗にしてやります。

 

一通り掃除が終わったので、組み立てて動作確認してみます。

かなりの量のほこりを取ったので、これだけで治ってしまう様な気がします。

結果…ダメでした。

 

炎の状態を見てみます。

特に問題無い、青い炎が安定して出ています。

にも関わらず突然、換気LEDがついて止まります。

 

フレームロッドから基板までの配線の断線、基板上の部品のハンダ不良を疑います。

正常動作中の温度変化による金属の熱膨張によって、症状が出ている可能性があります。

正常動作中に、配線や部品を触って動かしてみます。

接触不良が原因の場合、これで確実に止まるハズです。

結果、シロでした。

 

基板上の部品不良を疑います。

特に電解コンデンサ。容量抜けで不安定な動作をしている可能性があります。

正常動作中に、部品に急冷をかけてみます。

この時、急冷をかけると霜が降ります。水分の固まりです。

なるべく電極間に霜が降りない様に、部品のボディー目掛けて急冷します。

結果シロでした。

 

webに助けを求めてみると、三菱の石油ファンヒーターは燃料ポンプの所にある燃料フィルターである可能性があるとの事。

燃料フィルタの目詰まりにより燃料供給不足で炎が消えてから、フレームロッドが炎無しを検出して止めているのかも。

ネジ1本を外してポンプを回すと抜けます。パッキン注意。

銅配管はつないだままです。接続部からの燃料漏れのリスクを減らす為。

ポンプ下にフィルターがあります。

樹脂の筒みたいな物は、これ自体がフィルターの様です。取り外してみます。

目の細かい金網みたいなフィルターがあります。

写真は掃除後。黒い膜が貼っていたので、ティッシュでふき取りました。

結果、クロ。治りました。

燃料供給不足による失火が原因だった様です。

 

 

2012-12、ヤフオクで中古品追加購入。工房で使おうと思って。

KD-D323。上のKD-DX383の一回り小さい、一つ下のグレードの物。

三菱の共通9Lタンクがいいのと、上記2台の調子がとても良いので、三菱縛りで探しました。

本体\1,000+送料\2,000。清掃整備済みとの事でそのまま使えました。

稼働時間短めの様で、とても程度良かったです。

KD-DX383と比べて、小部屋切り替えが無い、消臭中LEDが無い(機能が無い)位しか違いが分からなかったです。

容量の違いで、7セグLEDは室内温度、設定温度共通です。

 

2013-12、石油ストーブの修理。

TOYOTOMI ML-21。1994年製。

2013年現在販売中のRB-25D、MR-25Dと殆ど同じです。すばらしいっ。取扱説明書

嫁さん実家の台所で使っている物なので油関係でキタナイです。

かなり点火しにくい、黒煙が出るから買い換えたいとの事。

新品購入の依頼だったのですが、修理してみます。

ガラス筒とか、黒煙でまっくろでした。

点火しにくい原因は、点火ヒーターがよじれていたから。修正。

黒煙は…?現象は確認していないのですが。

取扱説明書のメンテナンスにある、しんのから焼きクリーニングをやってみました。

その後動作確認してみましたが、全く快調です。

黒煙は、恐らく外炎筒がズレた状態で使ったのではないかと。

20年近く使っている様ですが、まだまだがんばってもらいます。

構造が単純なのでメンテしやすいです。

 

2015-3、嫁さん実家で活躍している3台が共に不調と。

1台目。上記KD-DX383の温度設定ボタンの"+"が言う事聞かない。

これは修理は簡単である事が予想出来ます。

スイッチ基板からメイン基板へ繋がっているフラットケーブルが経年劣化による接触不良。挿し直して解決。

2台目はSHARP OK-G30X。

これは私が購入した物ではありません。私がメンテした事もありません。

点火して数分の通常動作の後、謎の消火。

かなり古い物なので、とりあえず一通り分解清掃。で解決。

3台目は、上記KD-DX32B。点火出来ない。

エラー"E3"が出る時もある。ググルと何とサービスマニュアル発見!!

これはどうやら、気化器サーミスタの断線検知のエラーらしい。

が、気化器サーミスタをテスターで当たってみるも特に問題無さそう。

結局はっきりした原因分からず、分解清掃組立で動く様になってしまいました。

 

 

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