石油ファンヒーター、石油ストーブの修理

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2022年現在、我が家では2004年に購入した富士通のホットマンを使っています。

それまでは下記、三菱の石油ファンヒーター KD-DX383とKD-DX32B を使っていました。

2004年にホットマンに買い換えてからは、それら2台は隣の嫁さん実家で第2の人生を送っています。

嫁さん実家は古い木造の家で気密性が高くないので、

室外排気のホットマンより室内排気の石油ファンヒーターの方が適していると思います。

 

 

 

三菱 KD-DX383

1998年製。新品で購入した物です。

 

2011-1、修理。

13年間故障しなかったので、とても優秀だと思います。

症状は、しばらく使っていると換気LEDがついて止まってしまうという物。

止まってしまう頻度が高くなってきたので、私に修理の依頼がありました。

ちなみに止まるまでは普通に使えます。

 

※ 私は分解しますが、この記事を参考にする場合は自己責任で。

あくまでも私自身の備忘録です。

ちなみに私はこの業界の仕事をした事はありません。

間違いがあるかもしれません。

 

とりあえず稼働時間もかなり長いはずなので、まず分解掃除から始めます。

正面パネルを外す為に、本体下左右のネジを外します。

温風吹き出し口横辺りにツメがあるので、内側に押しながら、正面パネル下側を手前に引く感じで外します。

温風吹き出し口を外します。左右と真ん中の計3個のネジがあります。

操作パネルを外します。左右のネジと、フラットケーブルを外します。

 

次に、ケース上側と、燃焼系のある下側とに分離します。

後に2個のネジがあります。その他、正面左右下側のツメを開く必要があります。

これで分離出来ますが、その前に基板を外します。

基板は上側ケースに固定してあり、基板につながっているケーブルの殆どは下側だからです。

基板は樹脂のピンで固定されています。古い物なので、いくつか割れました。

で、分離します。

上側ケースはほこりが酷いので、掃除機とコンプレッサーを使って綺麗にします。

ちなみにコンプレッサーは、monotaroプライベートブランドのこちらを使っています。

現在は販売終了している様ですが、タンクの上のポンプはこちらと同じ物の様です。


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安い代わりにポンプ作動音はまぁまぁ大きいので、集合住宅では使うのはキビシイかと思います。

戸建てでもうちみたいな田舎では問題ありませんが、

都内などの住宅密集地域では家の中で空気を充填してから外に持っていくベキかと思います。

余裕があれば静音タイプとかいいかもしれませんね。

ここの隙間にもほこりがたっぷり詰まっています。

断熱層であると思われます。コンプレッサのブロアで吹き飛ばすと、大量のほこりが出てきます。

写真は掃除後です。

下側です。

燃焼部です。

フレームロッド(右)と点火プラグ(左)を外しました。

フレームロッドとは、これに流れる電流によって炎があるか無いかを検出する電極だそうです。

フレームロッドにシリコンが付着して白くなってしまうと、電流が流れなくなり炎無しと誤検出して止めるそうです。

なので、白い部分を削り落とす様にやすりで削ります。

削った後。なんかもうざらざらで、寿命を迎えた部品なような気がします。

でも部品を取寄せるのはメンドクサイので、交換しなくても治るのであれば交換しません。

更に燃焼部を分解します。

ネジ3本で外れます。

後の燃焼空気取り入れ口からブロアでホコリを吹き飛ばすと、ここに出てきます。

なので、掃除機で吸い取ります。また、逆にここからもブロアで空気を入れてやります。

分解はメンドクサイので、何回もブロアで綺麗にしてやります。

 

一通り掃除が終わったので、組み立てて動作確認してみます。

かなりの量のほこりを取ったので、これだけで治ってしまう様な気がします。

結果…ダメでした。

 

炎の状態を見てみます。

特に問題無い、青い炎が安定して出ています。

にも関わらず突然、換気LEDがついて止まります。

フレームロッドから基板までの配線の断線、基板上の部品のハンダクラックを疑います。

正常動作中の温度変化による金属の熱膨張によって、症状が出ている可能性があります。

正常動作中に、配線や部品を触って動かしてみます。

当然ですが感電に注意しましょう。

どこにどの位の電圧がかかっているか分からない場合は絶縁物を使って動かすと良いでしょう。

接触不良が原因の場合、これで確実に止まるハズです。

結果、シロでした。

 

基板上の部品不良を疑います。

特に電解コンデンサ。容量抜けで不安定な動作をしている可能性があります。

正常動作中に、電解コンデンサに急冷をかけてみます。

この時、急冷をかけると霜が降ります。水分の固まりです。

なるべく電極間に霜が降りない様に、電解コンデンサのボディー目掛けて急冷します。

結果シロでした。

 

webに助けを求めてみると、

三菱の石油ファンヒーターは燃料ポンプの所にある燃料フィルターが原因である可能性があるとの事。

燃料フィルタの目詰まりにより燃料供給不足で炎が消えてから、フレームロッドが炎無しを検出して止めているのかも。

ネジ1本を外してポンプを回すと抜けます。パッキンがあるので紛失に注意。

銅配管はつないだままです。接続部からの燃料漏れのリスクを減らす為に余計な事は避けます。

ポンプ下にフィルターがあります。

樹脂の筒みたいな物は、これ自体がフィルターの様です。取り外してみます。

目の細かい金網みたいなフィルターがあります。

写真は掃除後。黒い膜が貼っていたので、ティッシュでふき取りました。

結果、クロ。治りました。

燃料供給不足による失火が原因だった様です。

 

2015-3、修理。温度設定ボタンの"+"が言う事聞かないそうです。

これは修理は簡単である事が予想出来ます。

スイッチ基板からメイン基板へ繋がっているフラットケーブルが経年劣化による接触不良。挿し直して解決。

 

2020-2、修理。エラーF6(フレームロッドショート)で消火していまうとの事です。

再現出来ませんでしたが、フレームロッドが熱で曲がってしまっている様に見えます。

補修部品は入手出来るんですかね?

とりあえずそれらしい形に曲げて直しておきます。

それからスパークプラグ(ロッド)が燃えて短くなってしまっています…。

ギャップをそれなりに詰めておきます。

バーナーヘッド(?)の網が燃えて詰まってしまっている様に見えます。

ワイヤーブラシで掃除しておきます。

燃料ポンプのフィルターを前回同様掃除しておきます。

また元気に動く様になりました。

 

 

 

三菱 KD-DX32B

上記KD-DX383が調子いいのと、共通の9Lタンクでまた三菱を購入しました。

2001年製。こちらも新品購入です。

 

2015-3、修理。点火出来なくなってしまったそうです。

14年間故障しなかったので、とても優秀だと思います。

エラー"E3"が出る時もあるそうです。ググルと何とサービスマニュアル(下記参照)発見!!

これはどうやら、気化器サーミスタの断線検知のエラーの様です。

が、気化器サーミスタをテスターで当たってみるも特に問題無さそう。

結局はっきりした原因分からず、分解清掃組立で正常に動く様になってしまいました。

気化器サーミスタのコネクタの抜き差しで治ったのかもしれません。

 

2018-1、上記サービスマニュアルは現在webで見られなくなってしまった様です。

丸ごと載せてしまうのは問題ありそうなので、エラーコード表だけ載せておきます。1994年以降に適用の様です。

コード 内容
E2 基板内部温度サーミスタの断線検知、または短絡検知
E3 気化器サーミスターの断線検知
E4 気化器サーミスターの短絡検知
F0 燃料用モータ回転数低下、起動不良、回転数センサー不良
F2 着火不良
F3 Lo燃焼時の途中消火
F4 Hi燃焼時の途中消火
F5 点火前の炎検知回路短絡、またはリーク
F6 燃焼中の炎検知回路短絡、またはリーク
F7 燃焼中の炎検知回路リーク不良
F8 シャッターセンサー異常
A1 マイコンのRAM不良
A2 周波数判定異常
A4 電磁ポンプ回路不良
A6 ソフトのウォッチドッグエラー
C2 基板雰囲気温度異常
C8 シャッター引っ掛かりまたは燃焼中のシャッター「閉」
C9 清掃ドアオープン状態

 

2020-2、修理。エラーF2(着火不良)で消火してしまいます。

着火はしているのにそれを検出出来ていない様です。

フレームロッドを磨いたら治りました。

 

2022-1、何か調子悪いけど何か忘れたとの事で修理です。

フレームロッドや金網を真鍮のワイヤーブラシで掃除したり、ポンプのフィルターを掃除したり。

一つ気になるのは、ファンが異音出してます。カタカタカタ…と。ファン強の時だけ。

モーターのベアリングを交換しないといけないのかな?ツメを起こしてモーターを分解してみます。

ベアリングではないんですね。ツメを起こして軸受け部も分解してみます。

フエルト的な物にオイルが染み込ませてある様です。

ここに外からオイルを入れる穴があったので、定期メンテナンス箇所なのかもしれませんね。

反対側の軸受けも同じ構造です。一応5-56吹いておきましたが、元のオイルはやはりもっと粘度の高い物の様です。

掃除して組み立てたら異音は消えてました。

 

 

 

三菱 KD-D323

2012-12、ヤフオクで中古品追加購入。工房で使おうと思って。

上記KD-DX383の一回り小さい、一つ下のグレードの物です。

三菱の共通9Lタンクがいいのと、上記2台の調子がとても良いので、三菱縛りで探しました。

本体\1,000+送料\2,000。清掃整備済みとの事でそのまま使えました。

稼働時間短めの様で、とても程度良かったです。

KD-DX383と比べて、小部屋切り替えが無い、消臭中LEDが無い(機能が無い)位しか違いが分からなかったです。

容量の違いで、7セグLEDは室内温度、設定温度共通です。

 

 

 

TOYOTOMI ML-21

1994年製の石油ストーブです。

2013年現在販売中のRB-25D、MR-25Dと殆ど同じです。すばらしいっ。取扱説明書

嫁さん実家の台所で使っている物なので油関係でキタナイです。

 

2013-12、修理。

かなり点火しにくい、黒煙が出るから買い換えたいとの事。

新品購入の依頼だったのですが、修理してみます。

ガラス筒とか、黒煙でまっくろでした。

点火しにくい原因は、点火ヒーターがよじれていたから。修正。

黒煙は…?現象は確認していないのですが。

取扱説明書のメンテナンスにある、しんのから焼きクリーニングをやってみました。

その後動作確認してみましたが、全く快調です。

黒煙は、恐らく外炎筒がズレた状態で使ったのではないかと。

20年近く使っている様ですが、まだまだがんばってもらいます。

構造が単純なのでメンテしやすいです。もう一生ダメになる気がしません。

雪による停電の時も使えるし、電源の無い場所でも使えるし、一家に一台、オススメです

 

追記。2024-2、うちの分も購入しました。キャンピングトレーラー工房で使おうと思います。

 

 

 

SHARP OK-G30X

これは私が購入した物ではありません。私がメンテした事もありません。

2015-3、修理。点火して数分の通常動作の後、謎の消火という症状だそうです。

かなり古い物なので、とりあえず一通り分解清掃したら治りました。

 

 

 

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