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2019-10、ステージアのバックカメラが故障してしまったので、入れ替えました。
今回購入した物はこちら。
US$19.93でした。SONYの1280x720のCCD (MCCD1409) だそうです。
これをリアゲートハンドルの横に付けようと思います。
リアゲートの内装を剥がしてリアゲートハンドル部の外装パネルを取り外します。
ここで気が付いたのですが、外装樹脂パネルの裏の板金までの空間は殆どありません。
リアゲートの板金に穴を開ける事にします。φ6.0mmで穴を開けます。
パネル無しで板金に直接カメラを取り付けて動作確認してみました。が、バンパーが映りません。
ちょっと上向き過ぎなんですね。斜めに取り付けてもっと下を向ける必要がある様です。
板金の穴はφ7.0mmで空け直します。
樹脂パネルを加工します。
樹脂の厚さは3.5mmもありました。丈夫です。リューターの切断砥石で切り取ります。
開けた穴の大きさは、カメラ全体の大きさではありません。
カメラを斜め下向きに取り付ける為です。
パネルを車体に取り付けます。
板金の穴は錆止めにプラサフを塗っておきます。綿棒で塗りました。
カメラのネジ部と板金の穴にシリコンシーラント8000を塗って防水してから取り付けます。
カメラの奥側は板金に、手前側は樹脂パネルに押さえつける様に取り付けました。
間にはmonotaro 気密パッキンテープ 59898667 を貼り付けておきます。
これで適度に斜め下向きになり、バンパーの端が映る様になりました。
さすがSONY CCD 。夜なのにとっても明るいです。そして解像度も高い。
あ、上写真左にライセンス灯の影も映っちゃってますね…。
これはしょうがないです。目立たない様に取り付ける方が優先です。
完成。
2020-6-27、故障。曇ってしまいました。
ちょっと分かり難い写真ですが…。実使用では後が良く見えません。
先週洗車して水をかけたので、水漏れですねきっと。
防水は半年程度でした。中華ではいつもそれ位です。分解します。
ネジを外して裏蓋を外すと、意外にも簡単に外れました。貼り付いていませんでした。
基板とレンズはゴム状の樹脂で固めてあります。ほじくっていきます。
レンズ、基板、ケーブルの位置を予測しながら慎重にほじくっていきます。
途中までほじくっていたらハウジングから取れました。
この手の樹脂は簡単に剥がれてしまうんですよね。だから漏水したんだと思います。
これがSONY製のCCD (MCCD1409) ですかね。
濡れてました。CCDの隅は腐食したのかガラスが剥がれてしまったんですかね。
そう言えば先程の画面の右下の隅に線が出てましたね。これですね。
レンズ群の中は水滴だらけです。
レンズ群の分解を試みたのですが無理でした。プラレンズにピンセットで傷を付けてしまいました。
陽の当たるボンネントの上に数時間置いておいたら水滴は消えたのですが…。
また冷えたら出てきてしまうかもしれません。
まぁでもこれ以上の修理は無理そうなので、諦めて納めます。
CCD(基板)の向きは下写真です。ホットボンドで固定します。
その後、フタ部分とレンズ部分をシリコンボンドでガッツリ防水していきます。
国産セメダイン社のシリコンシーラント8000を使ったので、今度は大丈夫です。
これで漏れた事ありません。パリパリ剥がれていきません。
車に取り付けてみますが、やはり以前の様に綺麗には映りませんね。
若干ぼやけています。レンズ群に水分が残っているんでしょうかね。CCDの傷も見えます。
やはり買い換える事にします。また同じ物を手配しました。
今度は取り付ける前にシリコンシーラント8000でフタ部分とレンズ部分を予め防水しておく事にします。
ちなみに同じ物をNOTEにも取り付けているのですが、
こちらはフタ部分はシリコンシーラント8000で予め防水してあります。まだ漏水していません。
今回分解してみた結果を考慮してフタ部分の増し盛りとレンズ部分にも盛っておきました。
2021-2、同じ物に交換しました。
物はだいぶ前に届いていたのですが、とりあえず一応映っているのであまり気にならなくなってしまって。
あれ以来水漏れはありませんでした。
今度は初めからシリコンシーラント8000でガッツリ防水しました。
4pinコネクタからビデオ端子までの配線は何故か今までの物では映らなかったので、新しい物に交換しました。
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