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2018-10、台風の翌日、嫁さんが窓の内側が濡れると言います。
車内の湿度が高すぎる為です。恐らく雨漏りして車内のどこかに水が溜まっています。
この型のノートはハイマウントストップランプの所から雨漏りしやすい事は知っています。
リコールも出ていたみたいです。既に延長保証期間外ですが。
トランク(ラゲッジルーム)の床下の内装を剥がしてみると、やはり濡れています…。
水が溜まっているという程ではありませんが、
内装と鉄板の間に入れておいたブースターケーブルのビニール袋と鉄板の間は濡れていて、
それがカビてヌルヌルしています。
プチプチに包んだ三角停止板もそこに置いておいたのですが、同様にヌルヌルです。
内装と鉄板の間にはブロック状のスポンジがスペーサーとしてあるのですが、
タップリ水を吸い込んでいて、押すと水が滴ってきます。
ちなみにうちのNE11(e-4WD)はテンパータイヤは標準で積んでいません。
代わりにパンク修理キットが搭載されています。
ハイマウントストップランプを外してみます。
ボルトを隠す為のシールを剥がしてボルトを取り、
ランプは両面スポンジテープで接着されているので、剥がしてランプを取ります。
間違いなくここから水が漏れていた跡がわかります。
防水ってこんな簡単な構造で良いのでしょうかね…。
この後、両面スポンジテープの残りカスを綺麗に取るのが大変でした。
新しい両面テープを貼ります。
選んだテープは、monotaro アクリルフォーム両面粘着テープ 26913504 。
接着してしまうとまた接着を剥がすのが大変なので、球を替えておきました。
今まで付いていた球はガラス内面にススが付いています。寿命末期っぽいです。
新しい球は、LEDがあれば良かったのですが手元に無いので、
家にあった中古のススの付いていない電球を使いました。
ちなみにメインのストップランプも片方切れていたのでついでに交換しました。
だったのですが。
実際車に取り付けてボルトを締めてみても両面テープがボディに届いていない…。
もうちょっとテープに厚みが必要な様です。
で、次に選んだテープが、monotaro 気密パッキンテープ 59898667 。
両面テープではないのですが、適切なスポンジ両面テープが家に無かったので。
これで水漏れしなければ球交換が簡単に済みます。
雨漏りしないと良いのですが…。
これでダメだったらブチルかなぁ。
又は純正パッキン。26593-1U69B。多分改良品であると思います。
→上記monotaro 気密パッキンテープ 59898667 でとりあえず漏れていない様です。
大雨や高圧洗浄に耐えられるか分かりませんが、また漏れたら考えます。
というか上記純正パッキン 26593-1U69B を既に手配してしまったので、いずれ交換します。
→やっぱり上記monotaro 気密パッキンテープ 59898667 ではダメでした…。
大した雨は無かったはずなんですけど。漏れてました。
2018-11、純正パッキン 26593-1U69B でがっつり防水してしまいます。
その前にもうこの先球交換しなくて済む様に、球をLED化しておきました。
またこれで10年は大丈夫かと思います。
→雨漏りが止まりません…。
純正パッキンで完璧に防水出来たハズなのに。
多分どこか他にも原因があるんだと思います。
リアバンパーを何回か軽くですがぶつけているので、
バンパーの下のパネルが開いてしまっていないか確認しましたが、大丈夫そうでした。
内装も剥がして確認してみますが、水が流れた跡はみつかりません。
ですが、原因は判りました。
テールレンズの上側を止めているグロメットのパッキンです。
硬化してしまってカチカチで防水能力がありません。
ひっぱると崩れてしまいました。
ここから雨漏りした場合、外側の鉄板と内側の鉄板の間を雨が流れる事になり、
内装を剥がしてみても水が流れた跡は見えません。
このグロメットを取り外すには大変でした。
グロメット左右側にツメがあるので、これを押すのですが、
パッキンの残骸を取り除く(崩れます)と1.5mm程の隙間が出来るので、
そこにプラ板(Y30のこれの時の板です)を差し込みツメを押し、
グロメットをひっぱり上げると外れます。
崩れてしまったパッキンの代わりに、両面接着テープで防水します。
またまた登場、monotaro アクリルフォーム両面粘着テープ 26913504 です。
厚さが0.8mmしかないので、二重にしました。
これで雨漏りしなくなったハズです。4箇所同様に防水します。
それから、後側のテールレンズのピンが刺さる所も同様だったので、
こちらも4箇所同様に防水します。
これも外すのに苦労しました。
両側にツメがあるので、グロメットをひっぱりながらマイナスドライバーでツメを強く押すと外れます。
製作風景。
今度こそ。雨漏りは完璧に修理出来たハズです。
2019-3、また漏れてました…。もう全部完璧に止めたつもりだったのに…。
今回はもうどこからか分かりません。
トランクの床下の内装を剥がした状態で、嫁さんに外からホースで水をかけてもらいます。
するとどんどん水溜りが出来てきました。
水源を追っていくと、どうもここらしい。
このグロメット。ガバガバになっていました。
もう既にゴムじゃなくてプラスティックの様です。全然防水性能ありませんでした。
これがパーツカタログを探しても見つからない。
今日この後から数日間雨の予報なので部品番号が分かっても間に合いません。
なので。
水道用のシールテープを3周程巻いてみました。
本来の使い方と異なりますが、隙間をシリコンで埋めたので大丈夫ではないかと。
これを取り付けてもう一度シャワーテストすると大丈夫そうなのでこれで完了。
→2020-4、あれから1年経ちますが大丈夫です。雨漏りは止まっています。
2023-5、なんかリアシートがギシギシいうので、とりあえず取り外して見ました。すると…。
上写真赤矢印の所のパッキンから水漏れしてました…。シートもちょっと濡れてます。
パッキン捲ってみるとシール剤でシーリングしてありました。ただし不完全です…。
鉄板の下はガソリンタンクの上になっていて、裏からアクセス出来ません。
なので、上側から追いシールしました。
これで水漏れしないはずです。
ちなみにギシギシの原因は分かりませんでした。
というか構造的に音がなってもおかしくない様な。気にしない事にします。
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