2019-10、折角最高級カーナビを入れて画面が付いたので、バックカメラを付けようと思います。
特に必要な訳ではないのですが、やはり今時無いより有った方が良いかなという事で。
で、選んだカメラはこちら。
CCDはSONY製とそれ以外が選べたので、高い方(SONY)を選んでみました。US$14.06でした。
本当はセドリックマーク付きの鍵穴のシャッターとうまい事組み合わせられないかといろいろ検討してみたのですが。
結局これで妥協です。鍵穴のシャッターは撤去して置き換えです。
鍵穴のシャッターを撤去するにあたり、配線を加工しないといけません。
トランクの鍵を右に回すとトランクが開くのですが、鍵を左に回して抜いておくとロックがかかり、
車内のトランクオープンスイッチでオープン出来なくなる機能があります。
ホテルとかでフロントに鍵を預ける時とかに使う機能です。もちろんそれ用の鍵があります。
この検出センサーはロック状態でオープンになるので、
室内のスイッチからトランクを開けられる様にする為にはここをショートしておく必要があります。
ファストン端子を使ってコネクタ部でショートしておきます。
鍵を撤去します。
バネ状の鉄板で押さえつけているだけなので、鉄板を抜けば外れます。かなり固いですが…。
鍵を撤去すると、こんな感じの穴が開きます。
直径の小さい部分でφ19.0mm程です。
バックカメラのネジ部がφ18.0mm、付属ドリルがφ18.5mmなので、まぁまぁ適切な穴径です。
加工無しでそのままカメラを取り付けられます。
こんな感じになりました。
元々鍵のシャッターがあった場所なので、あまり違和感無いのではないかと思います。
テストしてみるとバンパーがちょこっとだけ映り込んで、ちょうど良い角度、位置になりました。
配線します。
トランクオープナーの配線と一緒にトランクのフタの根元まで束ねます。
電源は、右テールランプの辺りの配線から分岐しました。
元の配線がテールランプ左右に分岐している所(上写真テープをめくっている所)に半田付けしました。
ちなみに上写真コネクタ部の熱収縮チューブを巻いている線は、
テールランプをLED化した時に無効化した球切れ検出線です。
ビデオ信号線を室内に導きます。リアシートを取り外す必要があります。
トランクから室内へ入る所は立派なブッシュで密閉されています。
トランクの中にあるガソリンタンク回りからガソリン漏れした時に、
室内がガソリン臭くならない様にしてあるのでしょうか。
漏れた事に気が付く様に臭くなってくれた方が良いのですが。
なので、遠慮無く切れ込みを入れてしまいました。
あとは右下を純正の配線に縛り付けつつ運転席下まで配線します。
ナビは取付の時に裏側の配線を収めるのに苦労したので、2度と取り外したくないところです。
運転席下からナビ方向を覗き込むとRCAメスが見えます。やったーラッキー。
と思ってつないでみたのですが映りません…。リアモニター出力端子でした…残念。
ナビ左右のパネルとブースト計を取り外してみます。が、それらしき端子は見えません…。
エアコンのコントローラーも取り外してみます。すると発見っ。やったー。
今度こそ間違いなくバックカメラ入力線でした。
無事ナビを取り外す事無く接続する事が出来ました。
テストしてみるとなんとっ。
画面が上下逆です…。
事前にテストした時は液晶パネル単体を使ったので上下逆である事に気が付きませんでした。
このバックカメラは上下どちら向きにも取り付けられるので、
もしかしたら緑が白の線を切れば上下反転してくれるかも。
中華なので取説の説明はアテになりません。いやそもそも書いてありませんでした。
試しに緑の線を切ってみます。
すると左右反転…。やっぱり…。であれば白はアシスト線の表示です。
諦めて分解してCCDを上下逆に入れ替える事にします。
前分解した事のあるバックカメラに比べて、結構がっつりと樹脂充填で防水されていました。
樹脂をほじくり出します。
レンズごと取り外そうかと思っていたのですが、CCD部だけ外れたのでCCD部だけ上下反転させる事にします。
ホットボンドでCCD基板を固定してからシリコンシーラント8000で防水しようとしたのですが。
やっぱりというか使いかけのシリコンシーラント8000は入口からかなり深い所まで固まってしまっていました。
まだ使える所まで固まったシリコンシーラント8000をほじくり出して使いました。
再び車に取り付け、今度こそちゃんと使える様になりました。
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