鎌田はりきゅう整骨院 本文へジャンプ
はりきゅうは体に優しい治療法

 鍼治療との出会い

 
体のどこかが痛いとか具合が悪くなった時に、いきなり鍼灸院に行く人はあまりいないと思います。私も、もちろん行きませんでしたし、鍼灸院がどんな治療をして、どんな病気を治すかということすら知りませんでした。

私は長年の腰痛もちで、高校1年の時にウェイトトレーニングの最中に腰を痛め、以来腰痛との付き合いをしています。。

 今思えば当たり前のことなのですが、運動や仕事が忙しくなる時に限って腰痛を起こします。腰痛は疲労から来ることを知れば当たり前のことですが、その頃は、こんなときに限ってといらいらしたものでした。 
 初めて腰痛を起こした時に、住んでいた自宅の隣が整形外科でしたので、すぐに診察を受けました。レントゲンを撮って「骨には異常がありませんね。」・・・・・・・・ただこれだけでした。

 2〜3日すると、何とか動けるようにはなりました、ただ痛みは走ります。そんな痛みを我慢しながら仕事をして、完全に痛みが修まるのに1ヶ月ぐらいかかりました。

 1〜2年に1回ぐらい、こういったぎっくり腰のような激痛が走ったかと思うと数日動けず、痛みを我慢しながら近場の整形外科、外科、骨接ぎなどに行きますが、判で押したように「骨に異常はありません。」といわれるだけで治療はなし。完治まで1ヶ月かかるというようなことを繰り返していました。
 そんなある日、東京、八丁堀で仕事をしている時に、また腰痛が出てしまいました。お店の開店を数日後に控えた忙しい時期でしたので。本当に困ってしまいました。

 どこに行っても同じだとは思いながら、何か治療をしてくれる所はないかと近場の病院を探しました。

 東京駅の近くに八重洲外科クリニックという医院を見つけて行ってみました。歩いて5〜6分の所でしたが、随分遠く感じました。

 しばらく待たされた後、レントゲン検査。70歳くらいかな、割と年配のお医者さん。
その後、写真を見ながら「骨には異常がないようですね。」『ああ、また同じだったか。』とがっかりした気分になりました。

 しかし、その後の一言は今までに聞いたことのないものでした。

「この鍼だけどね、君みたいな腰痛に良く効くんだけど。健康保険が効かないんだよ。」

「鍼?ですか、やったことないけど、治療があるなら何でもやってくださいよ。」

ということで、うつ伏せになって、腰からお尻にかけて、チク、チク、チクとぜんぜん痛くありません。

「じゃあ、立ってみて。」「はい。」「前に倒してみて。」「あれ?」「痛くない?じゃあ今度は後ろにたおして。」「あれれ、ぜんぜん痛くない。あれれ、治っちゃったのかな?」「じゃあ、今日はこれで、まだ痛かったら来てね。」

ということで治療が終わり、すっかり治ってしまいました。行きは這うように来ましたが、帰りはスキップして帰れるような気持ちでした。

翌年、また同じ頃に痛みが出ましたが、同じように鍼治療をしていただき痛み消失しまして、それから5年間腰痛も出ませんでした。

鍼で治療していると、腰痛も出にくくなるからとそのお医者さんは言ってました。

5年後、すっかり腰痛のことも忘れていましたが、花見の時に酔っ払ったいきおいで、ぬかるみにはまった車を持ち上げて、久々の腰痛になってしまいました。すぐ、翌日に八重洲外科クリニックに行きましたが、内科に変わっていました。もちろん、鍼治療はしてもらえません、あの先生もいません。

これが私の鍼との出会いでした。
以来、鍼ともぐさを買って、自分で本を見ながら自分で治療をするようになりました。

仕事中に片方の喉(扁桃腺)が痛くなり、夜になると両側とも痛くなりました。このままだと翌朝は熱を出して寝込みそうだと思いました。そこで、本を見ながら、肩のツボにお灸を据えてみました。

 片方に五つ据えると、のどの痛みが消えました。もう片方は痛みが残りましたが、翌朝には消えてしまいました。
 お灸の威力もすごいものだと思いました。

鍼やお灸は、腰痛や五十肩などの運動器の疾患に効くと思っている方が多いと思いますが、運動器疾患はもちろんですが、皆さんが苦労している慢性の疾患にも鍼灸は驚くべき治療効果をあげるんだということを知って置いてください。


免疫力と鍼灸治療


はり灸は、身体に気持ちの良い治療です。
身体が気持ち良いと感ずることは、免疫力が上がることです。
そして、病気を治すシステムは、自己の持つ免疫力しかないとしたら。

免疫力とは何でしょう。

体外から進入した異物を、殺したり排泄したり。壊れた部分を修復したり。

でも免疫の働きで、もっとも大切なのは新陳代謝だそうです。
つまり、病気の治療の中心となるものが免疫力であり、それ以外のものは、全てお手伝いさんのようなものという事になります。
「究極の免疫力」(西原克成著)のなかに、難病を起こす原因を、「口呼吸」、「冷え」、「睡眠不足」であると書かれていました。

睡眠は、健康な人でも8時間は必要であると、病人はもちろんもっと必要なのです。(最近のデータでは、7時間睡眠が最も長寿であるとありました。)

 「寝ておれ、回復力は沸いてくる。」(天真療法より)

冷えに関しては、冷房と冷たい飲食物、が特に書かれていました。東洋医学では、冷えを「未病」というとあります。

口呼吸が病気を生み、鼻呼吸が病気を治すとありました。口呼吸を続けると、免疫の第一関門である、扁桃がやられます。

扁桃が弱体化し元病巣になることで、色々な病気が発生します。われわれの鍼灸治療法は、この扁桃を治療することが第一の目標であります。

副作用も無く、身体に負担をかけずに、気持ちよく免疫力を高めることが出来る。これこそ、鍼灸治療の真髄ではないでしょうか。

鍼灸治療は気持ちの良い治療

鍼は痛くないですか
と聞かれますが、普通に刺せば痛い鍼を、痛く刺せば患者さんは来ません。
 鍼の先は痛くないように研いであります(医者が使う注射の鍼とはまったく違うものです。)し、痛くないように刺すのが技術だということです。
鍼灸院の宣伝文を見るとよくこう書いてあります。
「針は髪の毛ぐらいの太さですから痛くありません。」まさか、そんなに細い針はありません。それに、皮膚には危険を感知して回避するための痛覚神経が張り巡らされていますので、ちょっとでもいい加減にとはいいませんが、 どんなに細い鍼でも、手荒に打てば痛いです。太い鍼でも痛くないように打てば痛くないものです。

 実際に、鍼が怖い患者さんも何回か治療を受けているうちに、鍼は気持ちが良いと言うようになります。

 
痛みが消えて行く時、凝り感が無くなっていく時、体の緊張感がほぐれてリラックスする時に「あ〜、気持ちがいい。」と感じます。

 何よりも、鍼やお灸には副作用がありません。そして治療効果は抜群です。

扁桃病巣感染二次疾患と考えられる疾患(長野式治療法より抜粋)
皮膚疾患:掌蹠膿疱症、結節性紅斑、アレルギー性血管炎、乾癬、アトピー性皮膚炎
運動器疾患:リウマチ性関節炎、筋炎、骨膜炎、アキレス腱炎
腎疾患:急性腎炎、慢性腎炎、
内科的疾患:慢性微熱、紫斑病、肝炎、虫垂炎



食べない健康法
 病気になった時、または、なんとなく体の調子がおかしい、と感じた時。どのように対処すればよいのでしょう。
当然のことながら、お医者さんに行って、検査を受けます。
原因が分かれば、治療としての投薬、または手術になると思います。それで治ってしまうこともあるでしょう、しかし慢性病の多くは治らずに、延々と薬ばかりが増えていくということになります。
今、高血圧、糖尿病、心臓病等の生活習慣病になった時、ほとんどの場合、薬を飲み続けるということになります。しかし、その薬も病気の根本を治すものではありません、一時的に数値を引き下げるだけのものですので、体にはかえって良くないと思います。

 この、生活習慣病の原因は何かといいますと、食べすぎと運動不足であります。それなら、治療も簡単です。食事を減らし、適度な運動をすればよいのです。
 断食とか、絶食療法をやった事のある人は少ないかもしれませんが、この療法は正しくやれば、抜群に効果のある治療法です。
 断食や絶食はどうもという人は、減食でもいいでしょう、1回の食事の量を減らすか、三食食べていたものを、二食にするとかでも変化は見られます。空腹を感じてから食事をする、そして大量に食べない。確実に体が変化する事を感じます。
 本態性の高血圧であれば(腎性高血圧でなければ)、減食でわけなく下がるような気がします。
 糖尿病も、減食と運動で血糖値は下がります。
下がり方が芳しくない時は鍼灸を合わせてやると、より効果的であります。
 
 如何に現代人が食べ過ぎているのかと思うばかりです。しかし、飽食になれてしまった現代人は、体の調子が良くなると、またすぐに食べ過ぎてしまいます。
 
 私に現在94歳で元気な伯母がいます。若いときに(30年ほど前)胃がんの手術を受け、胃を全摘しました。
 以来、病気もほとんどなく元気に現在に至っているのです。
 食に関しては「目は欲しいのだけれど、たくさんは食べられない」のだそうです。
 つまり、労せずに減食ができているのだと思います。
 
 
小食に慣れることが、肝心です。

自らに、言い聞かせているのです。
 

つかれず(クエン酸)について
 私は、薬はもとより、健康食品等もほとんど口にしたこともなかったのですが、15年程前にクエン酸のことを友人から教えてもらい、スプーン1杯のクエン酸を、2回服用しただけで、首から肩にかけての重苦しいような凝りが取れて以来、あらゆる患者さんにクエン酸をすすめています。

 便秘が治った、風邪をこじらせないで治った、子供のノイローゼの具合がいい、体調が非常に良いとか悪い方では、クエン酸を飲むと胃がむかむかする、胃が痛い、小便が近くなるので、仕事上まずい。などというのもありました。

これを書いても良いものかと考えましたが、やはり特筆すべきことなので書いておきます。

 クエン酸をスプーン1杯飲んでから、酒を飲みに行くと物凄く飲めると言うことです。
 私の場合、日本酒を五合ほど飲むと、翌日少しこたえるのですが、クエン酸を飲んでからですと、一升飲んでも、何ともないのです。
 もちろん、飲んでいる間も、気持ちの良い、酔い加減が持続するのです。
 そして翌日、さらに一升五合ほど飲んだのでした。
 いったいどれほど飲めるのか計り知れない程です。然しながら、酒量が多すぎていいことなどありません、その数ヵ月後、体調を崩してしまいました。
 以来酒の量は大分減らしています。
こういう間違った使い方さえしなければ、クエン酸は、何より速効があり、何より安全な食品であると思います。
クエン酸は何に効くのかとよく聞かれるのですが、クエン酸は身体の中でオキザロ酢酸に変化し、そのオキザロ酢酸の量に見合った分の疲労物質(乳酸など)を体外に排出するのだそうです
 。お酢が身体に良いと言うのも、酢は身体に入ってクエン酸に変わるからです

 クエン酸についての詳しい内容は、(つかれず)で検索してみてください、いろいろと出ています。


冷え取り治療


自律神経と免疫の連動に、冷えという要素を加えて考えると、冷えは交感神経を刺激し、交感神経の緊張は冷えを生むと思えます。

冷えの原因は、その他、冷房、水分の取り過ぎ、食事の誤り、など等でしょうか?冷えを取る事で身体は快調になります。

巷では、水を大量に飲めと言います、しかし水を取りすぎると必ず身体は冷えるのです。現に水を減らして、一日の小便の回数を3〜4回になる

ように調節すると、体温は36,5℃〜37℃になるのであります。食事に関してもいろいろ考えなくてはならない要因は有るのですが、とりあえずは夏野菜や、南方の果物を、冬に食べないことでしょうか?

当院は冷えを取る事に力を入れています。

お灸は身体を温めますし、
超短波は体の深部を温める事ができます。

身体に潜んでいる冷えを取って、快調に暮らしましょう。






間違いだらけだった日本の医療
(この資料は、20年位前に手に入れた資料です。チョッと面白いので載せてみました。)

 減塩しても血圧は下がりません
名古屋市立大学助教授、青木久三博士が、高血圧の患者の中で、百人に一人だけを減塩の効果があり、残りの九十九人は十分に塩を摂取する必要があるという研究で、心臓学の世界で、最高の名誉ある千葉賞を受賞されました。
(最近出た本で面白いデータ-を集めた本があります。その本によると、塩分を多めにとったほうが血圧が下がったとあります。これらのことを考えてみると、どうも血圧と塩分というのは、たいした因果関係はなさそうですね。)
 肝臓病の治療方法は正反対でした
 
アルコール中毒が原因の肝臓病に対し、高蛋白の治療が行われてきました。このため天皇の侍医、浦野教授やフジサンケイグループの鹿内氏が若死にされました。(肝硬変は、過労が原因です。よく寝ることが最も大切です。食べ過ぎも過労の原因になります。)

 肺がんは治療しないと長生きします
  
イギリスで肺ガンの治療方法の比較研究の結果、抗癌剤で治療するよりも、無治療
 なら五年生存率は二倍になりました。 乳癌は外国では乳房を取り除かない治療が主で、しかも乳房を除く残酷な治療と治癒率は同じです。

  抗癌剤は金儲けの手段に過ぎません
アメリカの国立ガン研究所のデビィタ所長が議会で抗がん剤は理論的に効かないと証言しております。しかもガンは栄養療法で治す方向に変わりました。この良い例がレーガン大統領で、抗がん剤を使用しておりません。世界一、二位の売上の抗がん剤は有害無益なことがハッキリしました。

 医者は自分には風邪薬は使用しません
抗原が現れてから抗体遺伝子をつくり免疫ができることでノーベル賞を受賞されたのは、利根川教授です。従ってインフルエンザに予防注射は効く筈はありません(まだ、インフルエンザの形がわからないうちにワクチンを作っているということは、おかしくないですか?)。

 医者や薬局の風邪薬も金儲けの手段に過ぎませんでした。

ガン、肝硬変、心筋梗塞、脳卒中、腎臓病の21世紀の治療は血液浄化です。



アルコールは身体に良い。
 
大分前に,「下戸(酒を飲めない人)は、脳卒中や心筋梗塞で死ぬ確率が高い。」と言う新聞記事を読んだ記憶がありました。最近買った本に、アルコールは身体に良い。「,いろいろとアルコールの体に対する悪い事を探そうとしてきたが見つけることができなかった。」と書いてあった。勿論,大量に飲みすぎれば身体に悪いのですが、一日ビールなら、大瓶1本、日本酒なら二合位、女性はその半分くらいを飲むのが理想的なのだそうで。死亡率はぐっと減るのだそうです。その倍ぐらいを飲むと、今度は肝臓病での率が高くなってくるそうですが、心筋梗塞、脳卒中の確率は減るそうです。しかし、これも本来飲めない人が飲んでも身体に良い訳はありません。こよなくお酒の好きな人が、適量を守って楽しく飲むことが大事です。