甲斐今日子の

とほほ旅行記その3

旅行記その1

旅行記その2

やはり、メインの伊勢神宮は欠かせないでしょう。
とは言え、神社内は「撮影禁止」場所が多いので、
どうしても周囲の景色になってしまうのだった。
その中のいくつかを紹介して、バーチャルお伊勢参り
してみましょう。は〜、有り難や、有り難や。

まずは、「外宮(げぐう)」

ここの御祭神は、豊受大御神(とようけのおお
みかみ)
で、衣食住すべてに関わる産業の
守り神だそうです。

これは、外宮正宮の前

なにしろ、ヒトも殆どいなくて、お参りする身
としては、気が散らなくて良いのである。
なんちて。

こちらは、外宮の神楽殿

平成12年に立て替えられたそうで、
さすがに綺麗。

旦那の、真っ青なダウンジャケットが、
映えてます。気分は既に、おごそかな気持ちに。 

二礼二拝、一礼。

いきなり、内宮(ないぐう)の参道です。

順路としては、まず宇治橋を渡って
内宮正宮に向かうのだが、橋はまた、後ほど。

中は割と広いので、ゆったり時間をかけて、
散歩がてら向かいます。

言わずもがなだが、周りは皆、関西弁。

撮影禁止の「正宮」は飛ばして、
ここは内宮の神楽殿

写真ではヒトが見あたらないが、
実際はお守りやお神札を買うヒトや、
ご祈祷を待つヒトで、ごった返してました。

しかし「正宮」では、賽銭箱の前でお祈り
した途端に、目の前の白い布が、風でぱあっ
・・・とめくれたのにビックリ。(布の向こう
は、普通は見えないようになっている)
ちょっと神秘でドラマチック(?)な一瞬
でしたぞ。

そしてここが、神宮の出入り口、宇治橋の鳥居

写真は、帰りのルートで撮ったので、神宮側の
鳥居です。それでは鳥居をくぐり、橋を渡って
みましょう。(バーチャルっぽい?)

その橋の下を流れるのは、五十鈴川
とにかく水が綺麗です。

どのくらい綺麗かというと・・・

この位綺麗です。

これが五十鈴川。ところで内宮は、
「天照大神(あまてらすおおみかみ)」
を祀っている神社。
八百万の神々の中で、最高位に位置する
言わずとしれた、日本一有名な神。

元々は天皇家しかお参りは許されなかったのが、
お伊勢参りは、江戸時代には6人に1人の割合で
お参り
したと言われるそうですぞ。

う〜ん、凄すぎる。

渡りきる、橋の途中

向こうの鳥居が、行きは入り口、帰りは出口の
鳥居です。

はあ〜〜〜これで、目的のお伊勢参りは終了。
あとは、お楽しみの「おはらい町巡り」だ。
程良くお腹もすいて、さて何を食べようか?

この時間が、今回一番、心はやった時間と
いえよう。旅の楽しみは、やっぱり食べる事
なのだ。おごそかよ、さようなら。


ここからは、おまけのカット。

前のページで出た、おはらい町の続きです。
見よ、このたたずまい。これで銀行だよ?

う〜ん、訪れるヒトを、完全に意識してるな。
郵便局も、イケてました。

更に、ここには元々赤福本店の本社ビルが
あったそうだが、この町の景観に合わないと
言うことで、社長自らブチ壊させ、どこかに
移転させてしまったと言う話(by旦那情報)。

気合いが違いますね、気合いが。

これは、おはらい町の中の「おかげ横町」
にある、「はいからさん」という喫茶店の
ティーセット

抹茶に見えるが、実は珈琲。珈琲の上に抹茶
のホイップを乗せてあると思われる。セット
和菓子は、別の店でも売っていた。珈琲に
和菓子・・・いや、深く考えちゃいけない。

美味しければ、それでいいのさ。

これが、近鉄特急です。

この日は、鳥羽から賢島まで乗車しました。

しかし、名古屋で買い求めた周遊券で、バスも
電車もほぼOK!ってハズだったのだが、
「特急券」は、別だった。

かといって、急行や各駅だと、旅の情緒が出ない
のよね。しかたなく、購入しました。

賢島で乗った、英虞湾(あごわん)一周
クルーズからの景色


この日は天気も良く、太陽が湾に照って綺麗。

しかしこの船、実は貸し切り。
一番目は団体さんが乗っていて盛況だったが、
ここでは私達夫婦のみだったのだ。

船員さん達、私達がいなかったら一回休めた
だろうに、仕事とは言え大変だ。

なんちて、大きなお世話か。

これは、賢島大橋

賢島は、その名の通り「島」なので、この橋を
渡らねば、本土に行けない。

橋の手前が本土で、向こう側が、島。
志摩観光ホテルは、向こう側。(近鉄電車は
別の経路を通って、島へと通じているのだ)

近くに、アラーキーが行った、マンボウで
有名な「志摩マリンランド」があったけど、
横目で通り過ぎた。
(行きたかったが、帰る時間がせまってた)

最後に、賢島大橋からの眺め

ここは、「日本の夕陽百選」に選ばれたと言う、
すこぶる景色の良い所。

真っ昼間だったのでこんな感じだが、ヒト一人
いなくてここでも貸し切り状態。

は〜〜〜、これで旅行もおしまい。

明日から、またいつもの日常に戻るのだ。
旅の終わりは、いつでも少々感傷的(誰か止めろ
という声が)。

こんな遠くまで来てしまって、帰るのにたっぷり5時間かかるぞ。

そんなこんなで、近鉄特急、新幹線、横浜線東急東横線と、
いやでも日常に戻る帰路で、私達は帰るのでした。

おしまい。

しかしまあ、ホント、地味で侘び寂びな旅行だった。

でも満足でした。なにしろ新婚旅行以来の、
夫婦二人旅(こればっか)。

これからも、毎年、あちこちに出掛けられたら良いなと、
改めて思いました。

夫婦仲良きことは、美しきかな。ホントか?
(ホントだ! by旦那)(アンタはいい人だ・・・by妻)

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