第二話〜竜王峡〜
前回の飯盛神社の探索から数日後。
今度は少し遠出をして、兄と一緒に竜王峡と言う場所に行って参りました。
以下が当日の話し合い。
兄「今日はどうする?連休初日だしどこか遠出するか」
私「良いけど、どこ行くの?」
兄「どこ行くかね」
初っ端から暗礁に乗り上げる二人。
このときマクドに寄ったあとで、車内でポテトを食べていました。
兄「じゃあナビで適当に探すか」
私「うんうん」
兄「ちなみにどんなとこ?」
私「神社で巫女さん探しじゃないの?」
兄「マジで行くの? どこの?」
私「さぁ?」
いつもこんな感じ。
私は大抵ついてく側なので、いつも決めてもらってます。
兄「んじゃ適当に……『史跡』っと……」
ピッピッ、ピ。
兄「竜王峡?なにこれ」
私「谷? 凄い名前だね。じゃこれで」
兄「マジで? 55kmとかあるけど……」
私「行くなら行こうよ」
ポテトも食べ終えて、出発開始。
始まりは適当から。
まずは市街地。
しかしこの時期はどんたくという、福岡のお祭りがあるために混雑してます。
ちょこちょことナビの通りに進む車。
私「しかし、周り何にもなかったね」
兄「道がそこで行き止まってたしなぁ」
二人「どういうとこなんだろう……」
何にも知らないまま出かけてきた、そんな二人。
やがて進むと、山の多い福岡。
山の近くを回ったり、上ったり下ったりを繰り返し。
やがて道中で『犬鳴峠』という有名な心霊スポットを通ることに。
私はこの手のホラーな話は大好き。
逆に兄は苦手。
前に、実際にあった凄惨な事件のことを話したときもびびってました。
ちなみにこの場所、犬鳴峠の話(・∀・)
残念ながら、噂のある旧犬鳴トンネルを見に行くのは嫌がられました。
新トンネルでも幽霊の噂があるのですが、それも出ませんでした。
そしてドライブで2時間半弱くらいでしょうか。
ようやく現地に到着。
見事に山の中と言った感じです。
急斜面に車を止め、少し上ると茶屋などの建物が少し、それと奥に続く木陰の道。
少し暗めな雰囲気の入り口に、看板を発見。
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| 龍王神社ヾ(*'ω')ノ |
由来を眺める二人。
脇にビニールシートを引いてくつろいでる方々も居ました。
地図を眺めるに、この後に滝が三つあるらしいので早速上りました。
そして小さめの鳥居を潜り抜けて、更に上の社のようなところまで歩くと、舞台のようなものがあるのでそこで撮影。
しかし龍王峡内の暗さと、光があまりにも差があってどうも映しづらい……。
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| 御社、枠のようなのは鳥居 |
映しきれません・゚・(ノД`;)・゚・
足場が悪いのでうまく収まらないので悲しい次第です。
小さな社の前には花等が飾ってありました。一つはアクエリアスの大きなペットボトルに刺して。
意外と庶民的でした。
その脇の川辺に、第一の滝と思われるものが綺麗に流れてました。
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| 御社の真横より、2mちょっとの小さめの滝です |
さて、実はここ国定公園なのです。
こういった滝などの史跡のほかに、バンガローなどが建っており宿泊出来るようになっています。
キャンプ場みたいなものですね。
その一件にこんなのがありました。
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| Jpgで保存したので粗いです(´¬`) |
管理人室のような趣。
しかし良くみると……。
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| 竜王?( ゚Д゚) |
どうやら竜王の家みたいです。
竜王様はこんなところにいましたか。
さて、川に沿って山道を登ります。
先日の神社の時は道路がまだありましたが、ここはホントに山道。
歩きづらくて仕方ありません。
元気に虫も飛ぶ道を、それでも歩いていくと大きな滝を見つける……というか道がありません(
゚Д゚)?
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| 第二の滝。3mはありそうな滝です。 |
綺麗な滝〜っと思いつつ、道がありません。
今までは山道にしても、歩ける道でしたがそれが見当たりません。
どうも別ルートから行くのでしょうか。
ひとまず来た道を引き返しつつ、他の道を探してみることに。
しかしそれらしきものは見つかりません。
面倒なので帰りましたヾ(*'ω')ノ
しかし後日。
翌日に私はセキが止まらなく、喉が苦しいようになりました。
どうも車のクーラーにやられたようです。
アレから数日たった(5/7現在)今でもまだ苦しいです。
兄もそんな感じで、こちらは風邪の症状が出てるようです。
山道とはいえ長くもきついわけでもなかったので、どうもおかしな話です。
犬鳴峠で、何か貰ってきたんですかねぇ……(・∀・)