2004年11月5(金)〜8日(月)


2004年11月8日月曜日

 目が覚めた。Y瀬さんはまだお休み中。関羽様が祭られている「行天宮」はホテルから東に800mほどの場所、とガイドにある。朝なのに日差しが強く、歩いていると汗ばむ。

2004年11月8日、9:23:31
午前8時23分(日本時間午前9時23分)、到着。

2004年11月8日、9:23:44
韓国の東廟(関帝廟)に比べ、ものすごく立派である。

2004年11月8日、9:24:10

2004年11月8日、9:24:41
線香で辺りが煙っている。


参拝者も多い。ほとんどがお年寄り。
台湾の人が早起きしている姿をこんなに見るのは初めてだ。


ああっ関羽さまっ。

2004年11月8日、9:30:04
滞在10分ほど。ホテルに戻る。

■また見つけた

帰り道、違った道を通って帰ることを思いつく。
台北市は碁盤の目状だし。
2004年11月8日、9:45:21


スナツワって、あんた…。

2004年11月8日、9:48:48
これまた立派な寺。
この辺りで少し道に迷う。時計のコンパスを使って事なきを得る。

 ホテルでY瀬さんと合流。午前10時(日本時間午後11時)、チェックアウト。僕はクレジットカード払い。空港へはバスではなく、タクシーを使った。Y瀬さんはいつも帰りはタクシーを使っているのだ。タクシー内でY瀬さんはこれだけ時間に余裕があったら、萬品館に立ち寄れたのじゃないか、と未練たっぷり。しかし平日ということもあってラッシュを警戒、行動には移さなかった。

■第2ターミナルで

 スムーズに、思った以上に早く到着。僕たちが1番乗りだった。ツアーのメンバーがどこにも見当たらないばかりか、帰りの中華航空チェックインカウンターも閉まっている。みんなが来たのは午前11時半(日本時間午後12時半)ごろだった。

 チェックインが済んで手荷物を預け、税関を抜ける(またSARSアンケートあり)。旅行代理店の人が免税店までは常連のY瀬さんについていけばいいから、と他のツアー客に説明していたが、みんな行動ばらばら。(タメイキ)僕とY瀬さんは免税店探索。といってもここは小さい空港なので店もあまりない。本屋で韓国みたく「変な日本語テキスト」がないかと探すが、変なのはない。日本語熱が広まっているためだろうか?街であんなに変な日本語に遭遇するのに、解せない。

2004年11月8日、12:02:45
模型が載っている本。
第3の模型誌か、と興奮するも、中心は航空ファンのような
軍事ムックだった。


時間がまだたっぷりあるので、朝昼兼用の食事を摂る。

 牛肉麺を選ぶ。屋台に比べてかなり高い(6倍くらい)。確かに屋台のより多少は美味しいが…。Y瀬さんがウエイトレスの1人がとてもいい笑顔をしているので写真を撮ってきてほしい、という。台湾であんな笑顔のいいのは珍しいのだそうだ。僕はぜんぜん構わなかったのでお願いしてみた。すると、僕がその子を好きになって写真を撮りたいのだと周りの店員に誤解される。しかし、説明するのも面倒なのでそういうことにして写真を撮らせてもらった。そのウエイトレス、赤くなっていた。

 時間を持て遊び気味、だらだらと話をしているといつの間にか一緒に食事をしていたツアーみんなの姿が見えなくなっていた。

■名前を呼ばれる

 みんながいなくなってから30分ほどして話題も尽きたので、そろそろと出発ゲートへ向かう。通路は閑散としてる。みんな何して時間つぶしてるんだろうなあ、なんて話をしていると名前を呼ばれた気がした。しかも天井のスピーカーから。

ペ「今、名前呼ばれませんでした?」
Y「ええ?そんなことないでしょ。空耳じゃないの?(笑)」

 といいながら歩いてると前方から黒人系の女性スタッフが何か叫びながら小走りで向かってくる。僕たちの名前を呼んでいた!!僕たちは出発時間を30分勘違いしていたのだ!大遅刻。謝りながら機内へ。(大汗)…行きも帰りも遅刻するとは。

 一応、さほど定刻から遅れずに出発できた。離陸は最初にY瀬さんが言っていたようにUターンの勢いを利用してそのまま飛び立った。台湾ならでは、を味わった感じ。

2004年11月8日、14:12:37
午後1時10分(日本時間午後2時10分)、機内食が出る。
味は普通だったが、
直前まで牛肉麺を食べていたので食が進まず、ほとんど残してしまった。

 おしまい。

■あとがき
 お土産のパインケーキは職場で好評でした。玉のキーホルダーもなかなか好評で、買ってよかったです。あと、弟に買ったADVANCED DUNGEONS & DRAGONS、見せた瞬間「でかした!」。お土産で初めてほめられましたよ。(感涙)

 初めての台湾は第1印象と同じく、外国に行った気がしませんでしたね。よく行った韓国と比べると、楽すぎて力が抜ける気もしました。治安の良さも手伝ってると思います。街を歩いて僕が感じたのは以下の4つ。

1.観光に向いていない
2.食事は日本人の口に合う
3.DVDが安い
4.絶版品に出会える

 僕の興味はもっぱら3、4です。確かにすごく楽しいのですが、「いつかどこかで見たもの」にしか出会わないのが残念です。3回も行ったら飽きてしまうのじゃないか?という気も。韓国はその点、「うわあ、こんなものが!」というようなとんでもないものに出会えます。いいにつけ悪いにつけ。観光についても韓国のほうが楽しめる施設が何ヶ所もあっていいと思っています。刺激は強いです。

 食と買い物中心でのんびり行くなら台湾。スリル&サスペンス方面で行くなら韓国ですか。(笑)

 時間が少なかったのも心残り。今回の旅行で台北市の模型店の8割は見てしまっていた(ほとんどが萬年大楼に集中していたことが判明)のでした。それでも後の2割、見てみたかったですし今度台湾に行くなら台北市を離れて、より南にも行ってみたいと思います。問屋の仕組みを調べられなかったのも残念。

 残念といえば食べ物について。帰国して判ったのですが、屋台は価格が安い反面それなりの味だったらしいです。どおりで「こんなものなのか?」と思ったわけです。次は本格中華も食べたいです。

 実はすでに今回の旅行でガレージキットを扱っていたレベルの模型店は台湾全土分、調べがついています。そして次の旅行の計画も持ち上がっています。何が必要で何がいらないかも判りましたので、もっと要領よく出来そうです。

06/02/10

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