韓国旅行その7
2002
15日〜19
日付内容行き先
動機+準備消化試合隣の県など
1日目2002.04.15不安と期待仁川、金浦、東大門
2日目2002.04.16予想以上の充実九宣、新竜山、三成、九宣、新堂
3日目2002.04.17オーバードライブ東廟、三成、蚕室(?)、麻浦
4日目2002.04.18心は楽に市庁、南大門、明洞、考昌公園、新竜山、明洞、新竜山
5日目2002.04.19早過ぎる人達市庁、金浦、仁川

「動機について」

 JALカードのマイレージを一生懸命貯めていました。僕のカードはクレジットカードの機能も持っていて、買い物をしてもマイレージが貯まるのです。ところが、それにも終わりがくるのです。JALのマイレージは3年で失効するのでした…。僕の場合は2001年12月いっぱいが期限です。マイレージを有効に使わなければ、と思っているうちに12月になりました。年末商戦の合間を縫ってJALへ電話します。僕は以前にI川君(韓国その2、6に登場)からマイレージは航空券以外にもギフト商品に換えられるという話を聞いていたので、そのときはギフト品に換えるつもりでした。I川君が言っていた航空会社が違っていたのか、何と!JALでは航空券のみの引き換え。それが僕のマイルで行ける限界「韓国往復」だったのです。しかし6回も行っていると、さすがに目的がありません。何か「消化試合」の様相を呈してきました。

 更に一緒に行ってくれる相手がいなくて、乗り気ではなかったのです。あんなに美味い焼肉も、1人で食べている姿を想像すると悲しくなります。いっそのこと今、I川君が住んでいる「台湾」ならば、とも思ったのですが少しマイルが足りません。といってもお金を追加して台湾往復に換えることも出来ず。期限内に50万円ほどJALカードで買い物すれば別ですけれど、非現実的です。気が重たいですが、独り旅を成し遂げれば、確実に一回り大きく成長するはず、とがんばることにしました。

 JALのオペレータから説明を受けます。仮でも良いので日付を指定→航空券を送る、というもの。この無料航空券の期限は1年間で、その間であれば好きな日に日付を変更できるそうです。無料チケットではパック旅行と違い、6月でも結婚式シーズンで料金が2倍になるということもありません。ですが、6月はサッカーのワールドカップがあるので宿が取れそうにありません。行くなら春か秋です。言うなれば祭りの前か後か、です。「祭りの後」と聞くとすっかり静かになった姿を思い浮かべます。ゆっくりと過ごせそうなのが魅力。しかしこれから祭りに向かって盛り上がる姿の方が興味深いです。結局3月4日(月)からの5日間。僕の休みが取り易い日を選んで指定しました。春休み前で気候も良いはずです。それからしばらくして航空券が届きました。1月23日(水)、失効したパスポートの申請に行きました。今度は10年旅券です。初めて取得したときよりも格段にスピードアップしており、1週間かからずに受け取り通知が来ました。

 ところが2月中旬、僕の勤務する店舗の大改装を3月上旬に行うことが決まり、あえなく3月4日からの案は流れてしまうのです。早速JALへ変更願を出しました。春休みが終わり、ゴールデンウィークが始まるまでの間を狙い、4月15日(月)から19日(金)までの5日間を選びました。幸いあっさり変更が出来ました。出発までまだ日があるので可能であれば、最寄のJAL出張所へ出向いて航空券の訂正をするように言われました。最寄といっても隣の県です。また、宿の手配サービスもしている事を聞きました。願うなら今まで利用した場所。特に麻浦の辺りに予約できればうれしいです。

 そして目的が定まらないまま3月に突入、仕事も大変になります。

3月18日(土)

 チョさんからある依頼のメールが届きました。

 チョさんというのは、当ホームページとリンクしている「チョ・ジョンミン」さんのことです。彼と交流を持ったのは、「G20(1999年7月号)」という雑誌がきっかけでした。韓国で日本のアニメ「ガンダム」に傾倒し、日本語も達者とのことでした。最初は韓国の模型情報を得たいと思って、メールを送ったり、彼のホームページのBBSへ書き込みをしたりしていました。僕は当時自分のPCがなく、弟のPCを教わりながら使っていました。その世界のルールやマナーに非常に不勉強でしたね。そして2000年5月1日に僕と友人は「J2.Alt.Net.」を作りました。チョさんと交流していくうち、僕の誤解によって一時険悪な状態になったこともあります。外国の方と交流するのは初めてだったこともあるのですが、考え方の違いも良く理解していなかったのです。僕はいまだに申し訳無い気持ちが残っているのですが、彼はもう気にしていない様子で、心の広さを感じました。彼と交流の中、韓国で放映されたアニメ・漫画の情報が断片的に出てきます。僕はそれにも興味・疑問が沸いていました。そんな感じで現在に至っているわけです。

3月19日(日)

 チョさんの依頼は3月31日までに遂行しなければなりませんでした。スケジュールが込んできていたので迷ったのですが、ここで行動を起こさないと後悔すると思い参加を表明、続いて韓国に行くので一緒に食事でもしませんか?と申し出ました。ついでに3月25日発売のガンダムエースを直接手渡せれば、と思います。

3月21日(火)

 チョさんから返信のメールが来ました。一緒に食事でもという件について、

 もちろん喜んで。なんならうちに来られて生の駄目人間現物というコースもいいかも知れません。^-^;

 駄目人間…フレーズにうけつつも、うれしい答えでした。依頼を22日(水)から進め、25日(金)に終え、送信する予定でした。

3月27日(水)

 隣の県のJAL出張所へ。まず入り口が2つあっていきなり間違えました。(笑)スタッフの女性に航空券を渡し、書き換えをお願いします。しかし、慣れない様子で結構時間がかかりました。その女性曰く、「ウチのマイレージって、貯まりにくいでしょう?」と笑顔で。あんたが言うたらいかんやろ!(笑)ついで宿について聞いてみます。JALが作成しているお勧めホテル一覧を見せてもらったところ、ロイヤルホテル(韓国その1、2で利用)、コリアナホテル(韓国その6で利用)は載っていたものの、麻浦のホテルはありませんでした。それでも、とどちらかというと料金の安そうなホテルを見ました。23,000円とあります。1泊!?大ショックです。5泊もするとパック旅行より高くなります。あの部屋に泊まったときを思い出しました。納得いきません。僕はJALが間に入っているので手数料分、価格が高いのかと思いました。

 残る手段は1つしかありませんでした。午後6時30分「チング」へ電話します。

 チングはこちらの地元の韓国雑貨店で、韓国音楽に傾倒している竹嶋姉妹とその友人のお店です。チングは韓国語で「親友」の意味です。何度も韓国に仕入れに行っており、その経験から、メディアに露出することもしばしばです。僕は以前に彼女たちが出演したFMで「WAX」というアーティストに興味が出て、CDを買いに行ったことがあります。

 仕入れに使っている宿の料金を教えてもらいます。驚きました。1泊3,500円ほど。断然予算内です。が、それと同時に不安になりました。今までの部屋のレベルであの価格、その1/6ではいったいどんな部屋なのか?セキュリティの問題は特に重要です。部屋の作りについては夜寝るだけなのでどんな部屋でもいいといえばいいのですが。100Vコンセントはきていないのが判明しました。ノートPCとデジカメを持ち込んで、暇な夜に「日記」を書いて帰国後に超速更新するという目論見は壊れました。ホテルの名前と場所が東大門付近にあると聞きましたがガイドブックに載っていません。詳しいことはお店に聞きにいく、ということで候補に入れました。

 宿と並んで不安なことがあります。パック旅行では空港からソウルまで送り迎えがつきましたが、今度は自力で移動しなければなりません。2年半の間に国際空港が「金浦」から「仁川」になりました。金浦なら、地下鉄がきているので、まだ簡単です。しかし仁川からソウルへ出るには、タクシーかバスしかないのです。これは入念に下調べをしておく必要がある、と感じました。

 その夜、予定より遅れてチョさんの依頼が完成、送信しました。会うのなら、ということで以前から使っていた旅行代理店でもらった地図で、チョさんの家の近くのホテルも調べます。しかし良い位置にあったものの、郊外のためかガイドブックに情報が載っていません。それで治安やお店(飲食店・屋台など)の状況も聞くことにしました。そのときのメールのタイトルは「デジョスンニダ」、偶然聞いたNHKラジオ「韓国語講座」で覚えた「遅れてスミマセン」の意味です。

 黄砂がひどく、中国では500mほどしか視界が無い状態で、韓国でも小学校が休校になっているというニュースが飛び込んできました。

3月29日(金)

 僕がこなした依頼についてチョさんからうれしいメールが来ます。そしてそれに関連する写真を韓国旅行の際に持ってきて欲しいと書かれていました。また、訪ねたホテルについては、

 良い所ではありますが周りにろくな食堂がないという致命的な欠点があります。多分ホテル客のコンビニー利用頻度が一番高い高級ホテルかも知れません。

 高級ホテル?あわててインターネットを利用して韓国のホテルの予約を代行しているところを調べました。JALで聞いたロイヤル、コリアナと余り変わりません。パック旅行がいかに安かったかを痛感しました。

 僕はオタクスポットの見学も希望していました。

 近所でのオタクスポットはテクノマートくらいでしょうか。まぁ、一度見てみる価値はあると思います。あとは行きつけの模型屋紹介などもできるだろうと思います。それと今思いついたのですがホビスト(韓国の模型雑誌「HOBBIST趣味家」のこと)の編集部訪問というのはどうでしょうか。どうせ龍山に行かれるでしょうならその合間をみてちょっくら寄ってみるのもいいかも知れません。(編集長と交渉してみる必要はありますが)

 
この申し出に僕の目の前に光明が見えたのです。チョさんが趣味家のライターをしておられたとき、趣味家の編集部を見学できたらなぁ、と思っていたのです。しかし、止められたと知って、かなわぬ願いだと思っていました。楽しみです。今回の旅行は「マイレージでチケットをもらったので行く」という目的のない「消化試合」のような気分だったのですが、チョさんのおかげで俄然、生き生きとしてきました。

 そして、メールの最後は次の言葉で締めくくられていました。

 ps.多分「ヌ」の間違いだと思いますが「デジョスンニダ」はそのまま訳しますと「くだばっちゃったぜ」の意味になります。他で使ってはダメですよ。(笑)(いや、文字一つですごいことになりますね。)

 
また賢くなりました。僕の耳もいいかげんなものです。(笑)僕の韓国語は正式に習ったものでなく、旅行に役立つフレーズの本を「韓国その5〜6」の間に覚えたものです。進歩したのは、文字の読み方を覚えたことくらいでしょうか。それも10秒くらいかかって4文字程度、意味わからずという状態で、情けない限りです。こういった経験で、2度と忘れないフレーズが増えていくのです。おかげで「くたばっちゃったぜ」と「遅れました」の2つを習得できました。そういえば以前「両替所(ファンジャンソ)」と「トイレ(ファジャンシル)」を間違えていったことがありましたっけ。(爆)

 返信で僕の希望を書きます。

1.趣味家編集部の訪問
2.模型店探索
3.東廟で関羽将軍に挨拶したい
4.世界一豪華といわれる韓国のかき氷を食べる
5.竜山でTVゲーム事情を見る

 実質3日でどこまで出来るか判りませんが、宗廟や昌徳宮、昌慶宮はまだ見てないので、観光に力を入れるというのも捨てがたかったりします。

 空港からソウルまでの移動は、結局1番安い手段を選びました。午後3時ごろ仁川空港着→バスで金浦空港→地下鉄で東大門です。どのくらい時間を使うのかまったく予測できませんが、午後7時くらいになっているかもしれません。ホテルにたどり着けたら(爆)、すぐチョさんに電話する予定です。チョさんは僕の顔を知らないので、最近撮った写真を添付することにしました。辺りが暗い時間なのでホテルが見つかるのか?韓国語と英語しか通じないらしいのでチェックインできるのか?怖さ半分、楽しみ半分です。

3月31日(日)

 チョさんから、依頼に関する写真が、もっと早く必要になった旨のメールが届きます。で、郵送。そして趣味家に今月からまた連載再開という知らせ。彼はさすがに「またガンダムなのが自分でも少々うんざり」だとか。そして僕が趣味家を集めていることを知っていたので、必要であれば号数を知らせるように書いてありました。ありがたい申し出なので、お言葉に甘えます。あらかじめの理由は、倉庫がかなり雑なので、事前に用意しなければ間に合わないからだそうです。つまり、僕がその場で内容を確認して選べる状態ではないということです。チョさん曰く、

 まぁ、来週中に一度打ち合わせに行きますのでその際ライターの地位を悪用して適当に倉庫から持ち帰る方法もありますが。(笑)

 僕の希望は「世界一豪華といわれる韓国のかき氷を食べる」以外は問題無いそうです。かき氷はまだ夏場ではないので無理かも?とのこと。僕が韓国に着くまでに、食べられる場所を周りの方に聞いてくれるそうです。

4月1日(月)

 チョさんからお願いのメールが入ります。合計15,000円ほどのガシャポンを買ってきて欲しいとのこと。集めているのは知っていましたけれど、量があります。僕が利用したことの無い店を指定されていたので、調べて手続きに入りました。

 夜、むらさきさん(韓国その3、4、6に登場)宅へ。PCの表示がおかしいらしいので様子を見にいったのですが、それとなく韓国旅行に誘ったり。彼も行きたい様子でしたが、家を新築するために欲求を絶っているとか。

ペ「7万円くらいでしたら、あるとき払いで貸しますけど。(笑)」
む「またそーやって誘惑する。(笑)」
ぺ「じゃっ、明日7万円持ってきますので」

いいーって!(爆)

 誘惑失敗です。

4月4日(木)

 ガシャポンの注文完了。チョさんに報告のメールを送りました。

4月5日(金)

 「チング」へ疑問を聞きに行きました。応対してくれたのは姉の身和子さん。疑問というのは電話が部屋に付いているか、国際電話がかけられるか。セキュリティボックスが備わっているかなど。それに対し、電話は部屋に付いているが、部屋によっては使えない場合もあるとか。その場合、1階に公衆電話があるのでそれを利用すれば良いと聞きました。公衆電話はまだ使ったことがありません。セキュリティボックスも無く、竹嶋さんは貴重品を結構部屋に置きっぱなしにしているといって笑っていました。僕が心配性なのでしょうか?背後から不安な影が忍び寄ってきたのを感じました。場所は旧正月(韓国その4)に、むらさきさんとひたすら歩いた辺りだったので、良く知っています。その点は安心です。実際にここに決め、手配をお願いしましたが、今まで利用したホテルと違って、何日も前から予約することは出来ないそうです。また背後に暗い影が忍び寄った感じです。

 むらさきさんに誘惑電話。乗って来ず。ちぇっ。

4月6日(土)

 チョさんから、ガシャポンのお礼メール。会ったときにW(ウォン)で清算することになっています。

4月7日(日)

 チョさんから緊急と見えるメール。「探し物」だったのですが、結局これはかなわず。この件で「くろまる」君にお世話になったのでお土産を買ってこなければ、と思いました。

 他にチョさんのメールには、趣味家編集長のOKが出たので、訪問日程が書かれていました。16日の午後くらいなら大丈夫だそうです。近くの玩具問屋を廻ってから竜山に行けば時間的に良いのでは、というアドバイスつきでした。

4月8日(月)

 前日の緊急メールの経緯について、チョさんから報告メール。彼の熱意が伝わりました。(笑)

4月9日(火)

 夜、くろまる君に韓国で何を買ってきて欲しいかメールで聞きました。迷っているようなので、具体的に提案したのです。絶対あれを指名するに違いないです。(笑)

 明け方、彼から返信が来ました。リクエスト第1候補にあれが!…やはり。(爆)

4月10日(水)

 趣味家バックナンバーの件でチョさんにメール。僕が持っているバックナンバーのリストと購入希望リストを添付します。問題は1冊いくらなのかということですが…。まとめ買いで安くならないですかね?(笑)重量も相当な物になるはずなので、最寄の郵便局から日本に送らねばならないでしょう。趣味家編集部訪問は、16日ということで予定に組み込むこととし、金曜日までに大まかなスケジュール表を添付したいと書きました。

 韓国で使う「名刺」の印刷をします。今までの経験から必要だと思っていました。初めて使う名刺作成ソフトに悪戦苦闘です。2時間ほどかかってようやく納得が出来るものが完成しました。デザインは我ながら良く出来たと思います。いろいろな名刺を参考にしましたし、写真も入れました。写真は、容姿が逆ビジュアル系なので気が進みませんでしたが、滅多に会わない外国の方に向けてのものなので、忘れないように入れました。僕自身、他人の顔を覚えるのが苦手ということも強く影響したと思います。全部で24枚作ったのですが、印刷ミスによる「レアカード」も発生しました。レアカードといったらむらさきさんは、欲しがるに違いない、と思いました。彼はそういう人です。名刺だと知ってがっくりきたり。(笑)それにしても、レアのほうが多いのはどうしたものか。

4月11日(木)

 朝(といっても11時ごろ)目覚めると、親父が入院することを聞きました。入院と聞いたとき、最初に自分がどうなるか考えたことで、自己嫌悪に陥りました。15日に迫った韓国行きを取り止めることにするかと考えて、親父と医者と相談した結果、予定通り行くことになりました。親父は心不全で肺に水がたまっていたのですが、心不全の原因を調べるには、水が引いた後でないと検査できません。水が引くのに1週間ほどかかるのと付きっきりで看病するほどの状態ではないのが行ける理由です。

 また病院へ向かう途中「チング」から電話がありました。宿について今日、韓国へ電話して聞くので、後からまた電話しますとのこと。しかしこの日はそれきりかかってきませんでした。

4月12日(金)

 病院へ行った後「チング」へ。予約が取れているみたい、といわれました。もう1度確認を取って電話するとのこと。うーむ。

 夜、突貫工事でスケジュール表を作成し、チョさんへメールしました。ホテルは、ほぼ確定状態になったことを報告しました。「ほぼ」というのは、僕が今までに利用したホテルと違い、2、3日前からでないと予約を受け付けないらしいからです。こういうのは初めてなので、汗がにじみますよ。(笑)

4月14日(日)

 勤務が終わった午後7時になっても「チング」から連絡が無かったので、もしや予約できなかったのでは!と、こちらから連絡を入れました。どうやら忘れられていたらしく、あわてた様子です。確認して折り返し電話を入れるといわれ、不安に。結果は大丈夫。やっと安心できました。ホテルはやはり「G」ホテルで東大門のおもちゃ問屋通り沿いにあるそうです。電話番号は、「チング」さんとホテルの間に韓国の方が1人入っていたため、判らなかったです。こんな感じで出発前日にしてようやく宿が「確定」しました。

 心配かけたと思い、ウチのBBSとチョさんに報告。チョさんには、僕が以前作成した問屋街の地図から、ホテルの場所を作成したものを添付しました。門限は無いと聞きましたので、夜中にふらりとトイランドへ行くことも出来ます。(爆)念の為「チング」さんにも添付して、見てもらいました。僕が作成した位置で合っているそうです。

 荷物のチェック表を事前に用意していたので、照らし合わせながらまとめていきます。大きなバッグにそれとほぼ同じ大きさのバッグを折りたたんで入れ、靴下と下着を4日分、換えのズボン1本、換えのシャツ1枚、予備の眼鏡、薬(キズバン、風邪薬、胃腸薬、ビタミン剤、カフェイン錠)、T字型髭剃り(替え刃3つ)、水に溶けるティッシュなど。硬水で泡立たないかもしれませんが石鹸も用意します。髭剃り、ティッシュ、石鹸はホテルの設備がわからなかったためです。チョさん注文のガンダムエースとガシャポンも忘れずに入れます。地図をスキャナで撮りこんで、必要なところだけ印刷。A4サイズの用紙表裏を使用しました。そして用心のため、ガイドブックを入れました。「マップル」です。2001年に韓国へ行った同僚から最近借りたものです。そのため、良く読んでいません。そして前回同様、買った模型の不要部分を切り取るためのニッパーとデザインナイフを入れました。

 他に現地で行動しやすいようにリュックサックを持っていきます。中にはスチルカメラ(換えの電池1組とフィルム8本)とデジタルビデオカメラ(換えのバッテリー1本とテープ4本)、W財布、電卓、名刺、スケジュール表、地下鉄の路線図入りポーチを入れます。ポーチには更に「個人旅行韓国」「ひとり歩きの韓国語」「メモ用紙」も入っています。また帰る日に腕時計だけで起きられなかったら困るので、アラームつき電卓も入れました。荷物は極力減らしましたが、少し重いです。明日の夜には韓国のホテルにいるのだな、と思うと不思議な気分です。

 今までの経験から朝晩は気温が下がるはず、とMA-1ジャンパーも着ていくことにしました。準備は整いました。後は気持ちだけ。

1.空港から無事にバスに乗れるか(しかも帰れるの!?)
2.ホテルに無事にチェックインできるか(「予約していたペルシャたろーです」と言えるの!?)

 今回は、僕にとって初めてづくしとなった旅行です。この日記での本名表記については、本人の承諾を得ました。


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