前に何かの本で読んだのですが、卑弥呼=神功(じんぐう)皇后という説があるそうです。
日本書紀から割り出した時代だと、卑弥呼と大体活躍時期が合うそうです。
でも少し無理があるかな?(^^;)
その訳として、私は3つの理由があると思います。
1 日本書紀の編年は正しいのか?
まず、初代天皇は紀元前600年以上も前になります。そんな昔から天皇が在位していたのでしょうか?
2 歴史的事件との整合性
日本書紀の神功皇后時代の記事を読むと、朝鮮半島への侵略(特に新羅)となってますが、当時新羅は存在していないか、あってもまだ地方群雄の一つに過ぎません。
ちなみに卑弥呼は、日本国内の内乱に対して軍を起こしたとあります。(魏志倭人伝)
3 卑弥呼の2代あと
どちらも次代は男性が王となったのですが、その次の代は邪馬台国が女性で、大和朝廷は仁徳天皇です。
ちなみに大和朝廷初の女帝は推古天皇まで下らなければなりません。
以上3つの根拠をもとに、卑弥呼=神功皇后は成り立たないと思う
のですが、どうでしょう?
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