2000年 <北米> ジョンミュア・トレイル : マンモス・峠からヨセミテ公園
2 登山行動の記録
 2−1 まえがき

 2−2 行動記録

 2―3 あとがき


 
2−1 まえがき
  • 定年3ケ月前に、半月もの夏休みを取らなくても「すぐにタップリと休めるのに・・」と云う声も聞こえるが、本人に取ってみれば、年々体力が低下する中で、「今年の夏山が最高のコンデション」であり来年はどうなるか解らない心境で、まして海外の山ともなれば、常に唯今・現在がベストの条件と思えて実行することにした。

  • 血気盛んな若い時代は、安全登山のためには「計画は慎重に行動は大胆に!」がモットーであったが、今は年のせいか慎重に計画を企てては、心配や不安が先になり何も出来ない。 そこで主旨を変えて「計画は大胆に行動は慎重に!」の方が現状に合っているようだ。 昔の記憶で行動し「こんな筈ではなかった・・・」と失敗をしないためにも新しいモットーのもとに、6度目の訪問でジョンミュア・トレイル踏破を目指し入山した。

2−2 行動記録
  • 7月30日(成田空港からマンモス・レイクス)
    タイム:岩槻(8:45)-日暮里(10:09)-成田空港(11:20-14:20)-LAX(10:30-16:35)-マンモスレイクス(01:10)

    前回の資料を基に成田空港までの交通便を日暮里経由で、予定通り空港着。団体受付の場所が変わっていて少しウロウロしたが、特に問題なく大韓航空のチケットを入手した。
    無税店で山行用のウィスキー(ジョニクロ・12年500cc・¥1700円)を買い搭乗待合室へ。機内はほぼ満席で窮屈である。 

  • じっと我慢して、9時間30分後ロスアンゼルス空港に到着。 1時間程空港で休み、ダウンタウンのグレイハウンド゙・バスターミナルへ向かう。

  • バス停で5時間程待って1日1便のバスに乗り、目的地のマンモス・レイクスまで約9時間。 今日は長い1日であった。

    目的地で深夜に下車すると、直ぐ前に夜間も受 付けているホテル(シロ・イン)があり、<今夜は野宿か>と思っていたが、明るいネオンに誘われてこのホテルに投宿した。

(ホテル・シロ・イン)

  • 7月31日(マンモスレイクスからアッパークレスト)
    タイム:ホテル(11:00)-ホースシュー湖(11:20)-マンモス峠(12:20)-ジョンミュア・トレイル合流点(14:50)-アッパークレスト(15:30)

    すっかり寝過ごして、9時前に起床。朝食が9時までとの事で、慌てて食堂へ。
    ホテルから10分程の所に登山案内所があり、予約の書類を持って「許可書」を貰いに行く。 その足でガソリンを買うため、2・3軒の店を訪ね1ガロン缶を入手。 必要量は1.5Lなので、残りは処分した。

  • ホテルでパッキング゙後、タクシーを呼んで入山口のホースシュー湖まで行く。 20分程乗って$10は安い。

(7/31 マンモス峠・入山口)
  • これまでの入山で1番入り易いコースだ。  ここらか緩やかな登山道を4時間登り下りして今夜のテント予定地に着く。
    明日は、前回下山したダック湖分枝点まで片道13Km(標高差400m)の往復だ、空身とは言え6〜7時間はかかるだろう。食糧をクマ対策で木の枝にぶら下げる。

  • 8月1日(アッパークレストからダック湖分枝点・往復)
    タイム:起床(5:00) -出発(6:10) -デアークリーク(7:00) -ダック湖分枝点(10:10-10:20) -テント地着(12:10).


    (7/31-8/1:アッパークレータ・テント地)


    空身とは云え、往復26kmはこれまでの山行では最長の行動距離だ。 急登もない砂混じりの山道を大きな尾根を幾つも巻き気味に進む。  この間は沢もなくひたすら樹林帯の道である。 嫌になる頃やっと分枝点に着く。 

 

  • 記念の写真を撮って、直ぐ引き返すが緩やかな下りはスピードがでる。

    途中数パーティーの登山者と会う。 やはりヨセミテ公園の人気と、入山が容易の為か、これまでになく入山者が多い。  テントは張りっぱなし、食料も木に吊るしたままなのでクマ公にやられはしてないか心配で、急いで帰幕する。 行きの半分の時間で下り殆んど駆け足気味であった。

(砂混じりの山道)

  • 8月2日 アッパークレストからロザリー湖
    タイム:起床(4:20) -出発(6:10)-レッドメドー(8:10)-ツリニー湖(11:40)-ロザリー湖・テント地(13:05)

    出発から2時間の下り(7km・標高差−450m)で右足の違和感が痛みに変わる。 つま先に力を入れるとかかとが痛く踏ん張りがきかない。 その内、昨日針金で応急修理した右の靴に加え左の靴も底が剥がれ損傷気味で気になる。 昨日の下りに無理をしたツケが来たようだ。

(8/2-8/3: ロザリー湖・テント地)

 

 

  • ピッチが落ちると肩の荷がズッシリとこたえさらに調子が悪くなる。 最低部から11km(標高差510m)を5時間かけ、やっとの思いで、テント地のロザリー湖に着く。 最後の1時間は、肩の荷に押しつぶされながら、バテた1日であった。

    足の様子で、明日は休養日とした。1日の停滞で痛みが治まらない場合は、今回のトレースは諦めて、エスケープする事を考える。(景色も良いし、足の故障と靴の損傷のトラブル2つをかかえて行動するには、もったいない環境である)

  • 8月3日(休養日)ロザリー湖・テント地
    食糧を軽くして、行動性を良くすべく、荷物の整理をする。 足首の具合は夕方になっても更に痛くなり、踵を付けない程で、昨日より悪化しているようだ。 外傷はないので、一昨日の無理が原因と思うが、何日も痛みが引くまで停滞する訳にも行かない。 明日の朝の調子を見て、下山か継続かを判断する事にする。

(8/3: ロザリー湖)

  • 8月4日(ロザリー湖・テント地からマンモスレイクス下山)
    タイム:出発(6:20) -シャドー湖(8:00) -バス停(10:40) -マンモスレイクス(13:00)

    朝から雷が鳴る変な天気。 急な下りがシャドー湖まで続く。
     

    ( 8/4:シャドー湖)


    しばらく歩いても足の痛みは消えず「今日は下山!」とシャドー湖からトレイルを離れエスケープする。 この付近は、バス道まで近くエスケープし易い所である。



 

  • 以前のコースでは、下山まで2日は必要だが、半日でバス道へ出れる入下山が容易な地域である。  ここを逃がせば、前に進むしかないので予定の半分で退却はもったいない気もするが「登山の目的は踏破だけではない」と自分に云いきかせる。

    バス停付近にキャンプ地がたくさんあるが、シーズン中のため車でキャンプする人で満員だ。 やもなく町まで下山する。  自然保護の為、シャトル・バスが運行しており、終点のターミナルまで30分。 更に30分時間待ちをしてマウンテンバイク会社の帰り車に便乗させてもらいようやく入山地のマンモスレイクスに帰ってきた。

  • 登山案内所の近くのキャンプ指定地に$12のテント場代を払い今夜の宿を確保した。 案内所で入山時に手続をしてくれた女性のレインジャーが覚えていて「アラ!もうヨセミテまで行ってきたの?」と驚いて聞いたので、事情を話しヨセミテ公園への交通便を聞くと「土曜と日曜に各1便直通のバスがあるヨ」と教えてくれた。明日は土曜日なので、早速電話で予約をいれる。

(8/4 マンモスレイクス・テント地)
  • 案内パンフによると「往復のみ発売」とあるが、非公式には片道もOKのようである。 帰りは別コースでロスアンゼルスへ出るので、片道券を買う。 タイガーロードと名称されたこの道は、冬は雪で閉まり、自然保護のために通行も制限しているようだ。

    (損傷山靴&New)

    足の具合は今一だが、スポーツ店で靴を買う。

    久しぶりのビールで取り合えず無事下山の乾杯をする。

  • 8月5日(マンモスレイクスからヨセミテ公園)
    タイム:出発(7:35) -ツオルミー(9:30) -ヨセミテ公園(11:30)

    予定を20分遅れてバスが来る。 ザックを担いだ登山者が10名程いずれも、片道便はヨセミテに帰る人や行く人である。 車で来ているので、どうしても縦走が終ったら入山した所に戻らなければならない。 そうした意味でこのバスの存在価値は高い。
    この便の利用は土曜と日曜日しかない。 なお、ヨセミテ公園から途中のツオルミーまでは、毎日1往復の便がある。

    ツオルミーはほぼ中間の位置にありここまでが登り道であとはヨセミテ公園まで下り道である。 
    ツオルミーは販売店があり、登山用具や食糧もかなり豊富であった。
  • トレイルの縦走途中でもあり、ここまでの分を持っておれば、残り2日分のヨセミテ公園まではここで補給出来る事が解った。  今は、シーズン真っ盛りでヨセミテ公園は大賑わい。 お祭り騒ぎのようである。

    ほとんどは半年前から申し込んだ車付きのキャンプ家族である。  広い公園をシャトルバスが運行しており、土産品はじめ食糧品のスーパも品数が多い。 白米からラーメン、ガソリン等日常品の全てが揃うので便利である。

    登山許可証を持った登山者専用のテント地が別枠でビック・パインCG奥にあり(約50張)個別にベアー箱(鉄製の食糧保管箱)と6人掛けのテーブル椅子が備えてある。  1日のテント地代は$3。通常5・6張でガラガラなのでここで4日滞在する。一般用のテント場(車使用以外)は、公園の入口に<キャンプー4>があり100張位の広さは満員の混みようであった。
  (シャトルバス・案内標識)

  • 8月6日 ヨセミテ公園 テント地 

    明日偵察のために、ツオルミーへ行く予定をして、交通の便やその他山の具合を聞くために、案内所へ行く。 スーパ店内の状況や公園内の状況を終日調べた。


    (8/5〜8/8: ヨセミテ公園内・テント地)

    夕方になって、食事をしていると、突然5,6頭のシカがテント地内を平然と横切った。 4,5人居た他の登山者も、シカもお互いにその存在を気にせずごく自然な態度である。 餌つけしたシカではなくテント地がたまたまシカの帰路道になっているようで、共生の姿を実感出来た。「クマとの関係もこうあって欲しいものだ」と思った。


    最近はクマも利口になって、従来方式のカウンターバランス吊では充分でなく、プラスチック製の円筒箱(約8千円)を持ち歩くことを推奨しているが自重が2kg近くあり容積は5日分程度の食糧しか入らないのが難点である。


  • 8月7日 ヨセミテ公園 テント地
    タイム:公園発(8:00) -ツオルミー(10:30-14:20) ヨセミテ公園(16:30)

    一昨日通った120号のタイガー道を登山者10名程を乗せて高原状(標高2,600m)のツオルミーまで高度差1400mをバスは進む。
    山下りのコースとしてヨセミテ公園まで2日間を景色やキャンプを楽しみながら山歩きをする人達である。  登山路は日本の山道に比べスケールが大きいのと、パトロールや荷役の運搬に馬を使用しているため登りも下りも緩やかである。 (道幅の広さや登坂斜度も規制されているようだ)。 従って比較的体力がなくても、ゆっくり行動すれば、高齢者や年少者でも、歩けるようで「こんな人が!」と驚く人達に出合うことも理解出来る。
  • ジョンミュア・トレイルに限らず他のトレイルも同様「中高年向けの山」と思えた。 (但し、山小屋は無いので、全て自前で生活することが条件)。  今回の続きには、ツオルミーを通るので、帰りのバスの時間までトレイルの状況やテント地を調べる。 初めての土地と下調べした所では、全く条件が違うので、出来るだけ情報を集めた。 

    公園に戻って、昨日購入したガイドブック「パシフィック・クレスト・トレイル PCT」上下2冊(320頁、525頁)を日暮れまでベンチで読むが、このPCTは、メキシコ国境からカナダ国境までジョンミュア・トレイルを含む(ジョンミュア・トレイルは320km)この膨大な距離には、ピンとこないものがある。このPCTは、米国の3大トレイルの一つとのこと。  米国の大きさは理解出来たがクマが棲まない低い地域には毒蛇(ガラガラ蛇)がいるとか、ちょとお呼びでないようだ。


  • 8月8日 ヨセミテ公園 テント地


    (ヨセミテ公園内)

    滞在4日目になると広い公園内もほぼ調べ尽くした感がする。
    本を読んだり、登山案内所で資料の再調査をして終日を過ごす。

    相変わらずテント地は空いており、静かなのがなによりだ。
    時折サイクリングの子供達が賑やかに通るがその後は風の音と小鳥の声だけである。

 

 


  • 8月9日 ヨセミテ公園からマーセイド
    タイム:公園発(10:00) -マーセイド(12:30)

    「今夜は久しぶりにベットに寝れる」と思うと山旅もいよいよ終わりに近いと実感が湧く。

    12年前の5月にヨセミテ来た時同町に投宿したので、多少の記憶は残っているが、実態はかなり町が大きく発展しており米国の繁栄を感じた。 前回と同じモーテルに2泊する。

 

 

  • 当初は2駅ロスアンゼルス寄りのフレスノ市に泊まる予定だったが、バスの時刻や初めての町で良い宿を探すのは面倒なのと、ここから1時間程でフレスノ市に行けるので、明日は鉄道便で行くことにする。 目的はこれまで国立公園の東側から入山してきたが、西側の入山口の調査すること。

  • マーセイドの町は人口6千人ほどのヨセミテ公園の入山口だが、特に観光者相手の店もない。食糧等の物価は、日本の半値で生活はし易いが目的がないと素通りする町のようだ。

  • 8月10日 フレスノ市調査

    宿から徒歩30分でアムトラックの鉄道駅に着く。 1日4本程度の便で、目的のフレスノ市まで2駅である。バス停は宿から10分程度なので、帰りはバスの便(1日4本)にする。

    2階立ての列車は、バス代の2倍の値段のせいか、乗客はバスより少し上のレベルのようだった。  鉄道の駅やバスターミナルの案内所で、入山の交通網を聞くが情報を得れない。

 

  • ターミナル付近で手頃な宿を調べる。宿は10分位の所に1日$40のモーテルを捜すそこえ行ってバス会社を紹介してもらう。 電話してみたが「登山口方面には便がない」とのつれない回答である。 ちなみにバス・ターミナルのタクシーに聞くと「$100以上かかる」「道は狭いし、行ったことがない」との事。 どうも聞く先が悪いようだ。

  • 今回は諦めて町の様子や土産物を眺めて、夕方のバスで、マーセイドの宿に帰る。

  • 8月11日 マーセイドからロスアンゼルス
    タイム:マーセイド(21:35) -ロスアンゼルス(4:50)

    夜9時35分発の夜行バスに乗るまでたっぷり時間がある。荷物は宿に保管してもらい。町の中をぶらつく。  狭い町なので、2時間もあればひととりうり廻れる。 町外れの動物園に、以前に見た狼がいるかと思って行ったが、飼育されておらず、代わりにブラック・ベアーが2頭いた。子牛程の成熊で<こんなのに山で出会うとヤバイ!>と思った。

 

 

 

  • 町の中央に戻り博物館に行くと暇そうな係員がいて「日本から来てくれたのなら、案内しましょう」と1時間ばかり説明をうけた。 西部開拓史以降の生活風俗品が展示され、町の2百数十年程度の歴史経過が理解出来たが、それ以前のインデアン社会の様子がないのが残念だ。 大陸発見以前の民は、今は幻となり歴史から消されたのか?。 他民族から侵略された人々に思いを馳せた。

  • バス・ターミナルの構内で2時間程待って夜行バスに乗る。車中では幸い横になれて、ウツラウツラしている内に終着ターミナルのロスアンゼルスに着いた。

  • 8月12日 ロスアンゼルスから成田
    タイム:ロスアンゼルス(4:50-7:10)-ロスアンゼルス空港(7:40-10:30)-成田(13日13:30-14:00)-岩槻(17:00)

    バス・ターミナルで1時間程待てば、「空港行きのバスがある」との事で、待つが2時間待ってもバスは来ない。あてに出来ないので前に並んでいた男性に「バスが来ませんナ・・・。空港までタクシーの相乗りで行きましょう」と誘い交通費を節約する。 NGOに働く30代の英国人で「6週間の休みを利用して、米国旅行をしている」「禅に興味があるので日本にも行きたい・・・」とのこと。
    搭乗は3日前に再確認していたので、トラブルもなく搭乗券を入手。 離陸は30分ほど遅れたが予定通り翌日1時半に成田に着いた。

 

2−3 あとがき
  • 今回は「最後の踏破コース」と張り切り過ぎて、前半に無理をしてしまい、そのツケで、不本意ながら途中で下山してしまった。 主原因は2つ、右足首(腱鞘炎?)トラブルと靴の損傷であったが、いずれも事前に4.5日の縦走トレーニングをしておれば予め防げた事であって、不注意、準備不足であった。 (2年間まったく重いザックを担いで山行をしなかった事は怠慢であった)。  今回は容易に下山出来る環境であったのが幸いした。 これまでの山行では、下山には2日間は必要だったのでツイテいたと云える。  出来れば来年再度継続したい。

  • もう一つの課題の他のルートの調査については、早めに下山したお陰で時間は充分あり調査できた。

    1. シェラネバタ山脈の西側からはヨセミテ地区はマーセイドからの便はかなりあるようだ。 セコイヤとキングス国立公園へは、フレスノ市とその周辺の町から入るようだか、殆んどが自家用車を利用しているようで、公共の交通機関は期待出来ない。 市内の地図を入手したので、更に調べる必要がある。

    2. PCT(パシフイック・クレスト。トレイル)は、標高1,600m以下のトレイルには「猛毒のガラガラ蛇が生息している」との事、クマ対策も大変だが、それ以上に避けたい障害である。 分厚いガイドブッツクを大枚6千円で購入したが、今一熱が入らない。

    3. 米国の3大トレイルとして、上記PCTの他にロッキー山脈とアパラチヤ山脈のトレイルがあるようだ。  このルートに限らず、日本の山道に比べて米国のトレイルは、規模が大きい分「傾斜が緩く、胸突き八丁と云われる急斜度の登降りがない」ようだ。 従って、瞬発力よりも持続力が要求されるようで、中高年や年少者でも取り組めると思えた。 中高年のカップル(一般的に、ダンナよりカミサンが元気!!)や中学生のボーイスカウトに逢う事が珍しくない。

  • 文化の違いを感じたのは「バスの中で知らない者でも気軽に話しが弾み」良くしゃべりコミニケーションを上手に取れる事。 子供も頃から訓練しているようで感心した。 又子供の躾も良く出来ており、眉をひそめたくなるような事はまったくなかった。

  • ゴミ処理等公共の道徳感は、高く感心した。
    近年は、米国の景気が良いせいか全体的にこれまでに無くゆったりした雰囲気で、ホームレスの姿も少なかった 。2週間程度だがその中に入ってみると、良さが見えてくる。