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●内藤 光博(専修大学法学部教授)
 憲法9条は、自衛隊の軍事行動を厳しく制限してきましたが、憲法改正により「戦争ができる国」に変わろうとしています。真の世界平和のために「軍事によらない平和」をめざす日本国憲法を護っていきたいと思います。

●堀江 勲(年金者組合)
 私も『九条の会アピール』に賛同します。イラク戦争で、武力では何も解決しないことが明瞭になりました。大きな犠牲によって勝ち取った世界に誇る平和憲法を、どんなことをしても守らなければなりません。

●渡辺 和香子(生活者文化のアトリエ『ひなたぼっこの家』、 生田在住)
 わの中で 育つやさしさ 平和の力
 子育て教育、食文化と健康・生きがい、環境づくりなど、みんなで力を合わせて、赤ちゃんからお年寄りまで支え合って暮らせる町に。憲法が花ひらく日本にしたい。

●原田 実(元生田中学校教員、西生田在住)
 イラク戦争が始まる前に、ちょうちんデモを2回、この西生田地域でやりました。身近なところから戦争反対の声を! また、西生田の空襲を語る会をモンタナで実施し、毎年続けていこうと実行委員会で計画をしています。  こうした運動は『憲法9条を語る生田の会』と連動した活動でした。多くの分野で互いに力を出しあって、9条を守りましょう。

●浜本 昌宏(西生田在住)
 まさかと思うことが現実に起こりうる。
 戦時中、広島の市民は黙々と生活をしていた。その頭上で米軍の原子爆弾が炸裂。黒焦げになったり、全身から血を噴出したりで約15万人の市民が無惨にも殺された。
 私は生き残りの一人として訴えたい。憲法改悪の道は、軍備拡大の道であり、悲惨な戦火と暗い未来を呼び込む事になるのだと。

●禿 準一(生田教会牧師・西生田在住)
 日本が誇るべきものをもっているとすれば、かって侵略戦争で他の国々に大きな不正義を犯したこの国が、戦後六〇年以上にわたって直接他の国の人々と自国の人々を戦争で殺すことがなかったことではないでしょうか。
 九条を変えようと企図する政治家は、これを見ても九条は幻想で現実の政治に合わないと言います。しかし、もしこの歯止めがなくなったら、もっと全面に武力の行使が行われ、軍事力がまかり通ることになるでしょう。
 九条には目指す理想があります。憲法は現実の政治を司る者が、定めを破らないように監視する役割と、政治の現実をその理想に近づける役割があると思います。聖書に「殺すなかれ」とか「幻(理想)なき民は滅びる」とあります。現実を理想に近づける幻をもたないでいると、また殺すことがまかり通る滅びの道に進むことになるのではないでしょうか。

●望月 定紀(長沢在住)
 憲法第9条1項は戦争の放棄を、2項は陸・海・空軍その他の戦力を保持せず、交戦権も認めないことを目的にしています。
 ところが、GHQは朝鮮戦争を境に警察予備隊、保安隊、自衛隊と対日講和条約と同時に結ばれた日米安保条約によって、再軍備が約束され、憲法は空文化されてきました。そして、この2項を改憲し、米国に隷属した好戦的な目的に置き換えようとしています。今こそ声を大にして反対の合唱と行動をとるべき時期に至っていると思います。

●神尾 佳世(三田在住)
 改憲阻止は、人が人として生活できる社会を創ることだと思います。私たちの血税により、すでにイラクの方々の命を奪っていることを認識し、多くの人に他人事ではないことを確かな情報を元に広めていきましょう。絶対『教育基本法』のように力の論理での強行採決にならぬよう、徹底審議と改悪反対を訴えます。生田の地からも多くの声を上げていきましょう。


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