- はじめに…人の動きの少なめな1月に、お手軽・格安パックツアーへ
2年前この時期にチュニジアのパックツアーに出かけ、その安さとお手軽さにホッとしたのですが、今回も足かけ9日間でサーチャージ込で17万円を切る安さにビックリしました。目的地のギリシャ・南イタリアへは、生まれて初めての海外旅行先と16年前にシチリア島まで尋ねた国ですが、今回の旅程では、その時に行けなかった地域が含まれているので、私達の為に企画されたのでは?と思うほどでした。しかも、この地域は交通の便もあまり良くなく、バス移動は有り難い所でした。
飛行機はトルコ航空でしたが、エミレーツやカタールと同じで、深夜出発。考えようによっては、これはこれで、ゆっくり出発できるというありがたみもありました。まぁ、そういうツアーでしたから、申し込みも結構あり、39人という大所帯でした。添乗員さんは大変でしょうが、だからこその安さでもあるのでしょう。
1月とは言え、地中海だからそう寒くはなかろうと思っていましたが、予想を超えて暖かいエーゲ海クルーズで出発しました。
@A初日はアテネ市街の観光、翌日はエーゲ海1日クルーズ〔@は1日目〕
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初日はお決まりのアクロポリスの丘、パルテノン神殿へ登り、オリンピックスタジアムを通って、シンタグマ広場・国会議事堂、そこで衛兵さんと記念撮影、そしてホテルに早目のチェックイン。
夜は、オプショナルツアーでリカヴィトスの丘へ登りパルテノン神殿を見るという企画がありました。僕達は30年近く前にその丘へ自力で登って写真を必死に撮った貴重な体験をしていますからパスして、シンタグマ広場周辺で早目に土産物探しとかにあてました。
2日目は朝早くからエーゲ海1日クルーズへ。前回の訪問では3泊4日という豪華なクルーズでしたから、重なると辛いのですが、1日ですから出港するピレウス港からほど近い3島を巡るショートクルーズでした。
出港から寄港まで11時間というコースでそれぞれの島で結構ゆったりできるプランでした。とにかく天候に恵まれ、ポカポカ陽気で冬を感じさせない1日でした。
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▲アクロポリスの丘 |
▲神殿下の劇場跡 |
▲神殿前で現地ガイドさん |
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▲リカヴィドスの丘を望む |
▲パルテノン神殿 |
▲オリンピックスタジアム前 |
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▲国会議事堂前の衛兵さんと |
▲夕方のシンタグマ広場 |
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- エーゲ海クルーズ1日コースはポカポカ陽気で充実
- 後で聞いたのですが、クルーズ3島廻れるのは天候の関係で稀だとか。ピレウス港から遠い順にイドラ島・ポロス島・エギナ島と巡って来ます。今回は全て廻れ、しかも、どの島でも数時間のフリータイムがあってのんびりできました。
大きな船ではありませんでしたが、この船には日本人が多く、中のガイドさんは年配のベテラン日本人でグイグイ引っ張って行かれる印象。添乗員さんの話では、心はスッカリギリシャ人とのこと(明るく、おおらか、ええ加減…)。
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▲ピレウス港からクルーズ船出港 |
▲イドラ島に到着 |
▲うしろに風車、海へ降りる |
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▲風車の反対側から |
▲クルーズ船でのランチ |
▲ポロス島に到着 |
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▲ポロス島。時計塔を仰ぐ |
▲エギナ島。バスでアフェア神殿へ
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▲修道院下でピスタチオ売り |
- B世界遺産オシオスルカス・デルフィへ
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いよいよギリシャの内陸部へ。こういう時はバス移動が便利で、あっと言う間にオシオスルカス修道院に到着。
この辺はピスタチオの産地で、収穫は終わっていましたが、それらしき木々がいっぱいでした。修道院は荘重な建物、フレスコ画が壮大でした。
続いて、デルフィへ。博物館と有名な神殿跡を訪ねました。
アラホバのホテルに早く着きそうなので、街の散策。少雨でしたが、落ち着いた街のフリータイムはいいものでした。ホテルは珍しく山小屋風で暖炉も暖かかったです。
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▲オシオスルカス修道院 |
▲修道院の天井画 |
▲修道院からの展望。前にはピスタチオの木 |
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▲デルフィ博物館の絵皿 |
▲ヘソの像 |
▲馭者の像とガイドさん |
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- デルフィの神殿跡地
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▲デルフィ神殿上部の劇場跡 |
▲アラホバ散策中カフェで |
▲アラホバホテルの暖炉 |
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- Cギリシャの最後はメテオラ、そして、アドリア海を船でイタリアへ
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この日は、この旅のメインであるメテオラへ。麓のカランバカで昼食でしたが、ここから既に巨岩、奇岩が現れます。
自力でここに来るとなるとそれはそれは大変なことです。このツアーの説明書に「奇岩群にある6つの修道院のうち、二つに案内」と書いてあるのですが、その通り、訪問。人間は行き難い巨岩・奇岩が好きなようで、そういうところに修道院とかが建っているようです。バルセロナの近くのモンセラットに行った時もそのことを痛感したのを思い出します。
今も修道士が生活をしていると言いますから、こんな不便な所でよくもまぁ…と驚くばかりでした。
メテオラまで走ること200キロ以上そこから港町迄また200キロ以上と、移動にも相当な労力でしたが、深夜にイタリアに渡ることになります。
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▲カランバカのレストラン横で |
▲いくつかの修道院が見える |
▲ヴァルラーム修道院訪問 |
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▲あの窓へ物資吊り上げ |
▲吊り上げ用巻き取り機 |
▲奇岩の向うには街並 |
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▲二つ目のステファノス修道院 |
▲ステファノス修道院から戻る |
▲夜のイオニア散策 |
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D南イタリア・バーリ到着、アルベロベッロへ、夕暮れ迫るマテーラへ