- はじめに…1月に続いて3月、再び格安パックツアーでクロアチア・スロベニアへ
2か月前にギリシャ・南イタリアのパックツアーに出かけ、ホームページ作成には手間取ったものの、旅そのものは中々面白いものになりました。そして、その地域の北西方面へのパックツアーが同じような意味で魅力的で、思い切って出かけました。緯度が高い分、3月とは言え寒さもそれなりと覚悟はしたのですが、これまた予想に反して好天が続き、日本の4月並みと言っていいのような気候でした。ただ、現地でも先週とは打って変わって暖かく、服装もまだ真冬の名残りと言われていました。
お値段ですがサーチャージ込で16万円台の半ばでビックリしました。クロアチア・スロベニアは、地図で調べてやっと位置が判るという程度の理解でした。もちろん悲惨な内戦が繰り広げられたことは知っていましたが、詳細に跡付けたわけではありません。ただ、ヨーロッパと言っても鉄道はあまり発達しておらず、ここもバスツアーは有り難い移動手段になります。そしてパックらしく、主な見所はキッチリ網羅している感じでした。
飛行機はカタール航空(ドーハ乗り継ぎ)でしたが、エミレーツ等と同じで、ゆっくりの深夜出発。今回もギリシャの時と全く同じ39人という大所帯でした。ただ空港は入国も出国もザグレブなので、Iターンになり(出国がドゥブロブニクだったりするとターンしなくていいのですが)、移動は時として1日500キロというハードなものになります。尤もしんどいのは運転手さんだけですが。
申し込みは3月6日にしたのですが、催行されず9日出発になりました。このシーズン第1弾だったようです。
@A初日は隣国のスロベニアの首都リュブリャナに夕方着。翌日ブレッド湖と鍾乳洞へ〔@は実質1日目〕
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ザグレブはクロアチアの首都なのですが、首都の空港とは思えないのどかな所で驚きました。直ぐにバスでスロベニアへ移動。一応出国・入国のパスポートコントロール(机一つずつ)もありました。リュブリャナのダウンタウンにホテルがあり、夕食まで休憩でしたから、夜出かけるつもりだったので時間を惜しんで下見しました。
夕食の後、リュブリャーナ城へ登って行こうとレストランを飛び出しました。ケーブルカーがあるはずで乗り場を目指しましたが、着いたら終了の8時(9時までと確かめたのに)まで30分も残っておらず断念。通りすがりの人に尋ねたら、歩いても10分くらいということで登り始め、初めは真暗で怯みましたが、大丈夫でした。
2日目の朝も時間があったので周辺を散策。こういう時間があるのは有り難かったです。
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▲初日、国境越え。スロヴェニアへ |
▲ホテル近くの川から夕陽 |
▲夕食へ。城が見えた |
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▲夕方、プレシェーノフ広場 |
▲城頂上の教会 |
▲城の入口 |
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▲城上からの夜景 |
▲「肉屋の橋」の欄干。カップル愛の証? |
▲竜の橋 |
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▲フランシスコ会教会から三本橋 |
▲三本橋からフランシスコ会教会 |
▲朝市からリュブリャーナ城 |
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- まだ雪が残るユリアンアルプス、ブレッド湖・聖母被昇天教会へも
- スロヴェニアの北はオーストリア、西はイタリアですから、北端はヨーロッパアルプス南側。この地域をユリアンアルプスと呼びます。そこにある湖が「アルプスの瞳」と呼ばれるブレッド湖。小さな湖に小さな島、そこに小さな教会、とまぁ絵に書いたような光景。好天に恵まれ最高でした。島は湖岸から眺めるだけと思っていたら、20人乗りの手漕ぎボートで往復。100段の階段を昇り降り、島の周りには自生の花も。
湖岸に戻って少しバス移動し、アルプスを眺めながらのカフェタイム。ケーキセットが美味しかったです。
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▲ブレッド湖の島 |
▲ブレッド湖からブレッド城。後にアルプス |
▲教会に向かう100段の階段 |
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▲島内の聖母被昇天教会祭壇 |
▲教会の塔内部 |
▲島の周り散策 |
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▲大型ボートで湖岸へ |
▲ブレッドの街でカフェタイム
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▲国旗にもあるトリグラフ山(左) |
- ヨーロッパ最大のポストイナ鍾乳洞は文字通り圧巻。入ったらトロッコで2キロ移動
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- スロヴェニアの南にあるカルスト地方はその名の通りで、ポストイナ鍾乳洞はその中心。入場したらすぐにトロッコに乗って2キロは走るという壮大なもの。イアホーンを借りて、二人共用で耳を澄ませば日本語でガイドしてくれます。
以前訪れたスペインマヨルカ島の鍾乳洞も凄かったですがその数倍という印象でした。
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▲ポストイナ鍾乳洞入口 |
▲早速トロッコで移動 |
▲頭がぶつかる! |
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▲見学開始 |
▲柱頭がにょきにょき |
▲天井にチューリップ(?) |
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▲ロシア橋(ロシア人捕虜が作った) |
▲スパゲッティが降る
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▲カーテンがぶらり |
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▲この鍾乳洞のシンボル |
▲プロテウス(類人魚)の映像
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▲帰りのトロッコ |
B円形劇場のプーラ・モザイク画のポレチュへ
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スロヴェニアの主な観光地を一気に1日で終えて、再びクロアチアへ。もう一度国境越えをしてベストシーズンだったら泊まれないような高級なホテルに泊まり、アドリア海に突き出たイストラ半島の観光へ向かいました。
プーラで、ローマ時代に起源を持つ円形劇場をぐるっと回ります。
続いて、ポレチュへ。世界遺産になっているエウフラシウス大聖堂。微細な加工が施されたモザイク画は実に鮮やかでした。
ここから430キロを走破して南の大都市・スプリットへ向かいました。
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▲プーラの円形劇場。向うに海
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▲円形劇場遠景 |
▲ポレチュ旧市街の路地 |
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▲エウフラシウス大聖堂の入口 |
▲大聖堂の外側は海 |
▲大聖堂祭壇・モザイク画 |
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- Cローマ時代の宮殿がそのまま旧市街になったスプリットそして、島全体が城壁に囲まれたトロギール
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スプリットはディオクレティアヌス宮殿がそのまま旧市街として変容しながら残ったという珍しい成り立ちの町。それ故の世界遺産。約1時間のフリータイムは大忙しでした。
午後はスプリットの近郊の島(島全体が城壁で囲まれ、橋一本だけで結ばれている)トロギール。ここの聖ロブロ大聖堂の正門のレリーフは中々見ごたえのあるものでした。
ここの観光の後は200キロを走破して夜8時過ぎにドゥブロブニクに到着しました。
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▲スプリットのホテル・アトリウム |
▲宮殿の想像図で松田さん解説 |
▲大聖堂正面 |
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▲鐘楼正面から |
▲宮殿城壁内部は街 |
▲金の門からグルグールの像 |
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▲金の門正面 |
▲鐘楼からの光景(子供達の踊り) |
▲スリリングな階段 |
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▲階段を登り切りました |
▲鐘楼からの駅・港方面 |
▲鐘楼から銀の門方面 |
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▲再びスリリングな体験 |
▲銀の門付近でお土産物色 |
▲青銅の門をバックに海辺 |
- 橋一本で繋がる島の城壁の街・トロギールへ
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- トロギールは本当に小さな島、そしてそれ故か城壁で囲まれ、夕刻になるとすべての門は閉じられたそうです。
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▲聖ロブロ大聖堂前広場 |
▲聖ロブロ大聖堂の正面門 |
▲南門と閉ざされた時の仮眠施設 |
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▲トロギールへの唯一の橋 |
▲荒々しい岩山 |
▲ネウル(9kmだけのボスニア・ヘルツェゴビナ) |
Dいよいよ、ドゥブロブニク観光。フリータイムにロープウェイでスルジ山往復