Cepheus
ケフェウス座
2014年12月18日のケフェウス座
画面右が北極星 下が西の地平線 左は南にあたります
ケフェウス座はギリシャ神話ではペルセウスの物語に登場するエチオピアの王です。はくちょう座と北極星の間にある星座で、西にはりゅう座、東には彼の王妃であるカシオペア座があります。
北天にあるので、一年の大部分を通してみることができます。また形も5角形というか長方形に三角をとりつけたような特徴的なものです。しかし明るい星でも3〜4等なので、光害のある市街地では目につきません。
一方、天の川にあるせいか、ケフェウス座δ星、ガーネットスター、ケフェウス座VV星など、特徴的な星が幾つもあります。実は結構大きな星座で、ケフェウス座の領域は北極星の反対側にまで広がっています。以下はキャプションがない画像。
Cepheus ケフェウス
所有格はCephei ケフェイ
(ちなみに英語ではCをサ行で発音するせいかCepheusをシーフス、Cepheiをシーフィーと読む模様)
主な星は以下の通り
Alderamin アルデラミン α(アルファ)星 2・45星
Alfirk アルフィルク β(ベータ)星 3.23星
Errai エライ(エルライ) γ(ガンマ)星 3・21星 英語読みだとイラーイ、本来はアラビア語のアル・ライ(ア=ラーアイー:羊飼い)が由来
ケフェウス座δ星 δ(デルタ)星 ケフェウス型変光星の最初のもの 3・5〜4・3等 周期は5.36日
ガーネットスター μ(ミュー)星 北天で一番赤みが強いと言われる星
その他の天体
参考:
[Guidebookto the Constellations]
[Burnham's Celestical Handbook]