Palaeoptera

パレオプテラ/古翅類

 

 Palaeoptera:パレオプテラ(古翅類)とは?:

 パレオプテラとはトンボやカゲロウのことです。彼らは有翅昆虫のなかでは古いタイプの翅を持つのでこの名前があります。

 バッタやセミ、ガやカブトムシ、ハチは翅を背中にそってたたむ、あるいは後ろに動かすことができます。ゆえにバッタやセミ、ガ、カブトムシなどはひとつの系統、新翅類であると考えられています。

 一方でカゲロウとトンボはそれができません。伝統的にはカゲロウとトンボはひとつのグループであろうと考えられ、旧翅類とか古翅類と呼ばれます。ただしカゲロウとトンボは翅の脈がかなり違ったりするので、本当に同じ系統なのか?、と疑われることもあります。まあこのコンテンツではひとつにまとめました。パレオプテラの共通点についてはおいおい更新したいと思います。

 

 パレオプテラの昆虫:

 Ephemeroptera:エフェメロプテラ(カゲロウ目)

 Odonata:オドナータ(トンボ目) 

 

 

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