Ornithischia オルニスキア/鳥盤類 鳥盤類の頭骨レプリカ
鳥盤類/オルニスキアとは?:
鳥盤類は2億3000万年あまり前の三畳紀後期にあらわれ、白亜紀の最後まで栄えました。植物を食べることによく適応した恐竜で、植物を切断したり、すりつぶすことに適した歯を持ちます。一部のものは雑食の可能性もあります。腰の骨の配置が鳥に似ているので、それで鳥盤類=鳥の腰を持つもの、という名前がつきました。でも実際のところ鳥は鳥盤類ではなく、獣脚類です。
オルニスキアは6500万年前の隕石衝突で子孫をまったく残さずに絶滅してしまいました。
初期の種類は小さなもので全長1メートルを少し越えるぐらい。後の時代になると大型の種類があらわれ、最後の方では10メートルをこえるものもあらわれました。本来は2本脚で歩き回る生き物でしたが、幾つかの系統でそれぞれ独立に4本脚の大型動物が進化しました。トリケラトプスのように角を発達させたもの、アンキロサウルスのように装甲でおおわれたもの、ステゴサウルスのように攻撃的なスパイクを持つもの、コリトサウルスのようにとさかを持つもの、パキケファロサウルスのように頭部を突起で飾ったものなどもいます。恐竜の中では一番華やかなグループかもしれません。
鳥盤類(オルニスキア)の系統
根__ ?____ヘテロドントサウルス
| ?____レソトサウルス
| ?____ピサノサウルス
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|_______ティレオフォラ(Thyreophora)
| (ステゴサウルス、アンキロサウルスなど)
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|______マルギノケファリア(Marginocephalia)
| (トリケラトプス、パキケファロサウルスなど)
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|______オルニソポーダ(Ornithopoda)
(イグアノドン、ハドロサウルスなど)
鳥盤類の特徴
1:predentaryを持つ
2:顎の関節が歯列よりも下にある
3:恥骨が後ろに伸びる
などがあります