Chordata コルダータ:背索動物・せきさくどうぶつ コルダータとは?:
コルダータ(Chordata) に含まれると考えられる動物たちには鮮魚店に売っているようなホヤ、ほとんど眼にすることのないナメクジウオ、そして私たち脊椎動物などがいます。
コルダータの特徴:
:脊索を持つこと
コルダータは一生のある時期、あるいは終生、背索を持っています。背索(せきさく:Chorda dorsalis あるいは notochord )とは”神経管の直下を前後に走る棒状の支持器官”のことです。大きくなると背索をなくしてしまうホヤも幼生時代には背索を持っています。ちなみに私たちの背索は成長の途中で周囲に骨が作られ、最終的には脊椎骨に置き換わります。
コルダータの系統:
根___________Urochordata:ウロコルダータ 尾索動物 マボヤなど
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|__A_____Cephalochordata:ケファロコルダータ 頭索動物 ナメクジウオ
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|_____Vertebrata:ヴァーテブラータ:脊椎動物 魚、人間など
ナメクジウオと脊椎動物が、節のある筋肉、という派生的な特徴を共有することから考えると、ホヤよりもナメクジウオの方が脊椎動物に近縁だと考えることができます。