イタリア旅行記
2016年7月27日〜8月5日
B サン・マリノ編

3日目はベネチアからバスに乗ってサン・マリノに移動、サン・マリノはイタリアの一都市ではなくて、サン・マリノ共和国と
言って、独立国家なのである。面積61ku、人口3万2千人世界で5番目に小さい国家だそうだ。丘陵地の広がる国土の
中央に標高750mのティターノ山がそびえ、その山全体が要塞で国の中心なのだ。ガイドさんの説明では古代から巧みな
外交戦略と堅固な要塞で生き残って来た国家らしい。確かに素人目に見ても、この要塞城郭を攻め落とすのは容易では
ないだろうし、攻め落としたとしても、大した戦利もあるようには思えない。費用対効果を考えるとわざわざ攻め落とそうと
する国はなかったんじゃないだろうか、などと言っては大変失礼な話だがそんな気がする。サン・マリノ観光のあとはまた
バスで230km、フィレンツェに移動して第3日目は終わる。
山のすそ野に市街が広がる。


走行中のバスから撮影なので良いショットは撮れなかったが、山の断崖の上に3つの要塞の塔が見える。この山の上が国の中心部。

山頂の城郭に入る
都   市