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◆◆◆
近江戦国史跡◆◆◆

2001年8月14〜17日

夏休みは近江へ行って来ました。
滋賀はとても好きな所で何回か出かけていますが、
今回は主に安土と坂本をまわりました。


安土城址

JR琵琶湖線の安土駅から北に数キロ行ったところ、
線路を挟んで東側に近江風土記の丘、西側に安土城址があります。

まず最初に驚いたのは、「なんでこんなに人がいるの?!」でした。
なにしろすごい数の人が登っていて、大観光地という感じになっていたんですよ。

発掘調査中とは言え、今のところ石垣しかないですからね。
余程の戦国ファンか信長ファンでない限り面白くないと思うのですが、
ひっきりなしに人が登り降りしていました。

もしかして、直前にTVで放送されたからなのかな? 
TVの影響はすさまじいですね。




大手道の石段は当時のままなのですが、かなりハードです。
覚悟して登ってください。
最後の天守跡まで登ると30分くらいはかかります。
天主跡まで登ってもあるのは礎石のみ。琵琶湖も遠くに見えるだけです。
特に興味の無い人は途中まででいいかも(^^;)

皆さん、ロングスカートにハイヒールサンダルで登ってましたけど根性ですね。
大手道の石段には石仏や石塔などが多く使われていて,今も確認する事が出来ます。
石垣に使う例は多いですが踏み石にしたのは信長だけでしょう。
現代でもさすがに踏んで歩く人はいません。

以前に訪れた時は、まだ発掘が始まったばかりの時。
今回は発掘も進んでいて、大手道、秀吉や利家の邸跡も発掘されていました。


           
天主跡の案内板(このサイズじゃ読めないね^^;)      前田利家邸跡

詳しい説明や解説はこちらへ↓

「蘇る安土城」
安土城址が写真付きで詳しく解説されています。

安土城信長の夢
読売新聞滋賀版のHP。
安土城跡調査の最新成果を県立安土城郭調査研究所スタッフがわかりやすく解説しています。
現在連載90回、とても面白いです。

 


文芸の郷「安土城天主・信長の館

車で県道大津能登川長浜線を北上する場合、案内板が見えたらすぐ右折してください。
右折できる道が1本しかないんです。お気をつけて!(2001年8月現在)

風土記の丘には“文芸の郷”というカルチャーゾーンがあり
博物館、移築された歴史的建造物、レストラン、ホールやグランドなどがあります。
その中で観光客が行くのは、
「安土城天主信長の館」と「県立安土城考古学博物館」。

「安土城天主信長の館」
には、
セビリア万国博覧回に出品された安土城天主の
五、六階部分の原寸大復元模型が展示されています。

でも、この復元は、どの程度正確なんだろう??
資料によると安土城天主は、かなり斬新なデザインだったらしい。
それにしては普通に見えてしまうのはおかしいだろうか?
この時代、安土桃山のデザインセンスは、ずば抜けたものがあると思います。
それは現在も残る美術品などを見ればわかります。
とても現代人には思いつかないような面白いデザインが溢れています。
それらの美術品に比べると見劣りするんですよね・・・
信長ファン、お城ファンの間でも、
ここの復元模型には不満があるようです。
あんまり信じない方が良いかもね(^^;)

 


市立長浜城歴史博物館


外観がお城の博物館
今のところあまり見物はありません。
ただ最上階の展望所から周りを見ると、
いかに重要なところに立地していた城かがわかります。

 長浜城から見た山城・・・かなり近い
       
  小谷城址                        安土城址

 

 


おまけ

 


滋賀院門跡の天海大僧正を祀る慈眼堂

 


大崎からの竹生島

湖北は特にきれいなところです。ただ夏は湖水浴の人で混みます。
道路も狭いので注意してね。


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