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jジョジョリオン その2へ

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#012 杜王町Navigation

 死んだ?第8部・完??目を開いたまま動かなくなったのですが…?

 さて今号の核は『妙な方向へ誘導するナヴィ』と『黒塗りのバイクの人物』。
黒塗りのバイクのホイルに可愛らしい絵が描いてあるが…カリフォルニア・キング・ベッドに似ているような…もしかして東方家の人物か?着かず離れずで定助を追いかけているようだが、定助に堂々と姿を見せているのが気にかかる。追跡するなら気付かれずにするだろう。
さて、意識を失った定助に対してどのような行動に出るのか?階段を挟んでいるから、バイクを降りて近づくのか??そのまま放っておくのか???

 監視カメラを出しぬいた定助ですが、結局は東方邸を抜け出したのがバレテいたのでしょうか。そして憲助の意を受けた何者かが定助を追いかけた…ということはありえるか。

 それにしても妙な誘導をするナヴィゲーションは何でしょう?誰かのスタンド能力??誘導に逆らうと殺意を持ったしっぺ返しが来るのが怖い。似ているのはドラゴンズ・ドリーム(運勢操作系)か。

 他に気になった所は…
○今時ジャックナイフを持ち歩く常秀。小物ぶり全開だ!でも花京院も持ち歩いていたような…。
○毛が関係すると額に『肉』と描きたがるソフト&ウェット。
○ホリィは病気?背中に木苺のツタでも茂ったのか?
○道路にチョークでクレイジー・ダイアモンドを描いている男。
○4日ぶりに定助に会えてドキドキする康穂。萌える!!!



#011 『SBRレース全記録』の秘密

 初代・東方憲助が著した『SBR(スティール・ボール・ラン)レース全記録』。1989年に改訂されている本に吉輝の没した年が1991年と載っているのが不思議だが。
 第7部のその後が見てとれてなかなか面白い本ではある。

『SBRレース』は以後開催されなかった。開催に関する要人者であったファニー・ヴァレンタイン米国第23代大統領(ちなみに我々の世界の23代大統領はベンジャミン・ハリソン)がその夫人(ファースト・レディ)共々失踪しまったりと、表向きの興行的には大成功だったらしいが呪われた大会と語り継がれたのではないだろうか?
 またレースの裏を知っていたプロモーターのスティール氏が第2回目の開催に動かなかったのではないだろうか?スティール氏のカリスマ性があって初めて成り立った奇跡の大会とも言えるだろうから、彼失くして大会は開かれなかったのではないだろうか?
 この後の時代がモーター・サイクル(自動車)ということもあるだろう。

 そして驚くべきことに、初代・憲助の娘・理那が第7部主人公ジョニィ・ジョースターの元へ嫁いでおり、その子孫が吉良吉影なのである。
 吉良の母親・ホリィ(52歳)を訪ねる決心をする定助。スタンド使いの素質はかなりの確率で遺伝する。登場したスタンド使いの7割ほどは身内にスタンド使いがいる。ジョニィがスタンド使いで、吉良もスタンド使いなら、その母親のホリィもスタンド使いである可能性は高い
 DNAが一致するという現象は『双子(三ッ子、四ッ子…』『クローン』『平行世界からの来訪者』と考えられる。測定失敗とか、機械の故障とかも考えられるが…そんなワケないか。吉良がジョースター家の血統を受け継いでいるなら、95%の確率で同一人物の定助もジョースター家ということになる。そしてそれを知っているようである東方現当主。何に利用しようとしているのだろうか?
 そういえば東方現当主の元の名が『ジョースケ(常助)』なのだが、定助の名を決める時に気にならなかったのだろうか?

 ソフト&ウェットのシャボン玉は1個ではなく複数個つくれるようだ。

 パンティ丸見えの大弥である。白いパンティだ!最初は、下着は黒の上下だったから着替えると言って下着まで着替えたらしい。トリッシュも1回だけパンティが見えている時があるので是非さがしてみて下さい(←ナンノコッチャ)。

 さて気が付けば2012年の5月ですから6部の舞台が終わっていますね。プッチ神父が目指した新月は3月23日でした。ところで、今年の5月5〜6日はスーパームーンだったらしいです。日本語で言えば『大満月』でしょうか?楕円形を描く月の軌道が地球に最接近して、この年の他の満月より14%程大きく30%程明るいとか。設定的にはこっちにしたほうがもしかして面白かったのでは?


 何を知っており何を隠しており何が目的なのか…東方憲助。新たなキーパーソンのホリィが非常に気になります。たぶんお友達からは『聖子さん』と呼ばれているのでしょう。

 



#010 東方大弥の異常な愛情 B

  何だかんだで記憶を取り戻し、吉良の腕にあった『印(マーク)』が判明!『本屋(出版社)のマーク』らしい。
 しかし出版社のマークが何故に吉良の腕にあったかは不明。それを追求するために定助は二階の憲助の書斎に侵入する。よくみるとこのマーク、漢字の『』をデザイン化したようにも見えるが…。

 そしてその出版社のマークがついている本が…スティール・ボール・ラン・レース全記録!!
 当初は独立していたと思われていた7部と8部が、予想していた以上に密接しているかもしれないです。SBR・レースと定助がどうかかわるのか?やはり平行世界からの訪問者か??

 そしてこの本の著者は『初代・東方憲助』。推測で『乗助』では…と言っていましたがこの字だったようです。というか憲助は世襲名だったようですね。となると長男の常敏も東方家を継ぐと憲助になるのかな?


カリフォルニア・キング・ベッド(以後、CKBと表記)のまとめ
・CKBは大弥を困らせた時(困らせる行動をとったことを大弥が認識した時)にその都度、対象者から1つ記憶を奪える。
・奪った記憶は『チェスの駒』という形で具現化する。駒が傷つくとその記憶の主もある程度のダメージを受けてしまう。駒が破壊された場合は永劫に記憶は失われる。
・大弥は頭部に駒を当てることでその記憶を体感できる。不明だが、視覚情報も得ているのではないだろうか。
・公正さがルールというが、最初の記憶強奪は不意打ちだと思うのだが。
・記憶を取り返す方法を宣告しているのは公正さの顕れらしい。
・対象の影を大弥が踏むと記憶は返還される。




#009 東方大弥の異常な愛情 A

 ハニートラップだぁ〜〜っ!!  

 しかしここまでして定助をとりこみたい東方家の意図はなんでしょうか?定助が『一繋がりの大秘宝』の在りかでもしっているのでしょうか?(ワンピースより抜粋)
 吉良を殺害したのは…でも外傷がなかったんだよなぁ。心臓をジャッジメント・チェーンで刺されたか?(ハンター×ハンターより抜粋)

 シャボン玉は『触って割れると何かを奪う』と説明されていたが、今回は『割れたら何かが開放』されていました。能力を書いているものとしては困るんだよねぇ、ぶれると(笑)。

 ルールによりまたもや記憶を奪われる定助。しかも今度は唯一の味方といえる『康穂の記憶』。やばい!
記憶を取り返す術が大弥に定助の影を踏ませるというハッキリとした指針があるので解りやすいが、これが相手が負けを認めるまで記憶が帰って来ないとか基準があやふやだったら長引きますよ。
というか今号のカリフォルニア・キング・ベッドはでかいなぁ〜。スタンドのヴィジョンのサイズは替えることが可能だが、不必要な感じで変わるのは精神的な安定が足りないともとれる。

 買い物に出掛けるということは外にでることであり、家の中のように全てを把握しているというワケにはいかないと思うが何か意図や作戦があるのだろうか?
 


#008 東方大弥の異常な愛情 @

 スタンド使いだった東方大弥。本当に全員スタンド使いなんじゃないの…東方家?ところで、ここで8部では初の『スタンド』という単語が出る。

 骨まで見えていた脚の怪我はイッタイ何なんだ…と思いつつ、女子の家のファンシーな便座カバーみたいな『カリフォルニア・キング・ベッド』を分析。
「公正さこそルール」という人はだいたい先制攻撃をやってから言いだすんだよなァ〜。それはともかく、能力は1人から1つ記憶を奪うこと。発動する条件は大弥に気を遣わせた時。この条件が変えられるかどうかはまだ不明。大弥が記憶を奪った者の影を踏むと記憶は本人に戻る。奪った記憶はチェスの駒の形として具現化される。

 破壊力もなく、もし奪われた記憶に未練がないのであるならば、そんなに害がない能力ではあろう。今の定助のように奪われた記憶が重要だったり、生活に支障をきたす場合は厳しい。例えば、自分の妻の記憶を奪われたら、もはや生活は崩壊してしまうだろうし。

 康穂が研究機関へ依頼した定助と吉良のDNA鑑定。何と95%の確率で同一人物!つまり、ほぼ間違いなく同じ人間だということでしょう。血が繋がっているというレヴェルではなく同一人物!!康穂の言うとおりクローン人間?それとも平行世界から来訪した??

 そして康穂も『吉良の腕に刻まれた印』が東方家邸宅にもあることを思い出す。康穂側のアプローチからこの謎の正体に迫っていく展開があるかも!?

今月の康穂情報♪
・アル中っぽくて男にだらしなさそうな母親がいて、心を痛めている。母親の名前は鈴世(44歳)。
・住所は〒982−00(どうやら7ケタではないらしい)S市杜王町2825



#007 東方家の人々

 東方定助と、とりあえずの名がついた記憶喪失の青年。吉良との関係の謎が深まったところで、東方家に身を置くことになる。

東方乗助(ノリスケ)
 第7部のSBRにおいてポコロコに続き第2位の栄誉に輝いた老齢の選手。7部において『ノリスケの漢字』は出てこなかったが『乗』を音読みにするとジョウスケと読めるところからこの字が当てられるのでは…というのが有力な説でした。
 そして独立しているであろうと思われた7部と8部が繋がったのはややビックリ。

東方憲助
 乗助を曾祖父に持つ現東方家当主。乗助は賞金を元手に―ちなみにSBR・レース総合2位の賞金は100万円。1位が60億円ッ!!差が有り過ぎるだろう。まさしくトップ総取りのレースですな。閑話休題―フルーツの輸入を始めて成功。それを受け継いでいるのが憲助。一見、人が良くて明るいがトップに立つ者としての裏側やしたたかさを持っているやり手の雰囲気を持つ。年齢は59歳、見た目はかなり若い。
 ただ…何やら吉良と関係がありそうで、定助を保護したのもそこらへんからか。保護というより、監視?

東方常秀
 相変わらず康穂を巡って定助に小ズルイ意地悪をして小物感を出しています。いつか人間的に化けるか?年齢は18歳、大学生。

東方家の女性陣
 名前がトランプの図柄に因んでいるようである。長女・鳩(はと←ハート)、24歳・モデル。常秀と口げんかするなど子どもっぽいところあり。長男の嫁・密葉31歳(←クラブ)トリッシュ風、その娘・つるぎ2歳(←スペード)。次女・大弥16歳(←ダイヤ)。
 マンガが『北斗の拳』だったらかなり悲惨な最期を送っているところでしたね…ジョジョで良かった良かった。

東方常敏
 そして今回は不在の長男・常敏。前号の絵の中で言えば南斗白鷺拳の使い手風の男でしょう。嫁さんが31歳だから30歳前後かな?新しい家族が来るというのにフラリと出かけるのは自由人なのか、常秀同様に定助を快く思っていないか?
 しかしこの東方家が古式ゆかしく長男(跡継ぎ)を中心に回っているようであるが、このことが後の展開に何か影響するのだろうか?

東方大弥
 定助が世話を任された次女。そういえば7部の『大木と泉の番人、シュガー・マウンテン』に風貌が似ている。 あの娘も見かけは16歳のはずでしたね。
 大弥は視力がほとんどない盲人と言っていい状態。定助が世話役となったが「自然体でいろ」ということなので、ようするに話し相手遊び相手ということなのでしょう。初対面の定助にハグをしてウニウニするなどかなり積極的なのか、そういう事に対して無防備なのか。こんなの見せられて康穂も気が気ではないでしょう。
 康穂といえば、虹村さんを通じて「二度と定助と常秀に会うな」と言われてしまいましたが、憲助の意図はなんだろう?本当に康穂のことを東方家にまとわりつく寄生虫だと思っているのでしょうか?可能性は低いが家政婦の虹村さんの独断とか?「会うな」と言われてこのまま会わない康穂ではないでしょうけどね。
 そして謎のスタンドにより左脚腿を負傷する大弥。スタンドの能力、本体なども気にかかるが何故に大弥が襲われたのか?このタイミングであることに意味はあるのか??つまり定助が関係しての事件なのか???

家政婦の虹村さん
 メイド・ファッションに警察帽という80年代洋楽ロックを思い出させる虹村さん。定助との帽子をめぐるやり取りから笑いに関係して来るキャラなのでしょうか。楽しみです。



 そして吉良の死体にも刻まれており、東方家にもあった謎のマーク。これが意味するものを探っていかないと。次号も刮目です。 


#006 キラ・ヨシカゲ

 攻撃者を捕獲したことで青年の正体が解明か…と思われたが、謎が謎を呼びしかも肝心の青年の正体は未だ闇の中である。

 身体を支配する能力を持つ攻撃者の名前は笹目桜二郎。恐らく…兄と姉が一人づつ、隣の家にはアメリカンが居候しているでしょう。スタンド(劇中ではまだ誰もこの単語を発していないが)名は『ファン・ファン・ファン』。能力は改めて表紙で紹介されていたが、端的に言えば標的の身体を強制的に操るタイプ。ヴィジョンが先月号と違うのはお慰みですが(笑)。
 笹目は吉良に恨みを抱いており、その復讐のために攻撃を仕掛けたが人違いだったというオチ。ドラッグをキメテいた奴に同情はしないが、手の指十本失っているのはやっぱり同情するか…。完全に銭湯ではヤクザ扱いされるでしょう。

 しかし、吉良は人の心を操る術をかなり持っていたと感じさせるタイプではある。しかも笹目の能力が見えていたということは確実にスタンド使いであったようだ。笹目の談によると、吉良と言う男は…「ナルシスト」 「美しい手の持ち主」 「自分の手をモデルに彫刻を造る」 「職業は船医」 「29歳」
 笹目の直感によると「殺人を犯している」
 そして…3日前に心筋梗塞で死亡している

 そもそも青年の正体が解明どころか謎が深化してしまった理由が、吉良が死亡していたためであるのは明白である。しかしこの2人は顔が似ているようである。『SBR』なる服屋の店員が間違える程である。それだけではなく何らかの関係があるようであるが…。
 同じ場所に3日前に埋められた吉良、同じ場所から3日前に現れた青年。
 精巣がない吉良、人の倍ある青年。
 そして…両者ともスタンド使い。
 

 残る謎…青年が笹目との闘い中に閃いた記憶―『壁の目』と『男』。しかしこの男は吉良ではないようであるが…何者だ?

 暫定ながら青年の名前決定!東方定助ッ!!Wow!!!
二度と現れないと思っていた東方常秀も再び登場。それどころか父親も登場。父親以外のアイツやコイツも登場。8人登場。全員、東方家なのか?トリッシュに似ている女性や南斗白鷺拳の使い手みたいな男性など諸々。真ん中でニカーッと笑っているのが青年の身元引受人になった常秀の父親かな。
 こいつら全員スタンド使いじゃないだろうなァ???

 
 あの娘…頑張って東京に帰ってね。その前に服を見つけてね。
 


#005 soft&wet A

 支配した者を閉じ込めるというよりも、侵入した者を傷つけるために周到に神経質に粘着的に用意された罠が幾つも仕掛けられた部屋(傷つけられることが、支配することに繋がっているが)。執行されているのは死刑なのか、進行しているのは脱獄なのか?
 暫定・吉良と記憶を失っている謎の青年には接点があり、そもそもこの青年を捕まえるためにこの罠の部屋が用意されたふしがある。因縁の深そうな関係である。

 今月号では逆に捕えられてしまった暫定・吉良、条件が整った時が強力な分、近寄られてしまった場合は非力であると思われる。スタンド(まだ『スタンド』という言葉は第8部で出て来ていないが)のヴィジョンは進化したワラ人形みたいであり、もやしっ子丸出しである。
 能力を復習すると、両手両足から流血した者の上に立つと血が『印』になり、印が浮き出た箇所は操ることができる。四肢全てに印が浮き出た者にパワーを集中した時は強力で、身動きが全くとれなくなる。支配した者自らの手で自分自身の命を断たせることもも可能。
 結果的には康穂に気を取られたのが敗因となった。

 対する青年のスタンド―ソフト・アンド・ウェット。肩から顕現させたシャボン玉に触れて割ったものから何かを奪う。天井(床)から摩擦を奪うというエラク応用範囲の広いところを見せた。しかし、この能力は自分には適用されないようで、蛇にかまれた毒を自ら奪うことが出来なかった。複数の対象に効果があるかは、今のところは不明である。
 掛け声がオラオラということはジョースターの血統か?というか、杜王町ならドララァの方が適正でしょう。ちなみにソフト・アンド・ウェットの頭の角が実は星型をしていたりします。

 そして戦闘中にふと蘇った記憶。背景が『壁の目』のようだが、やはりそこがやはりキーワードか?

 ベランダでサンゴヘビを放し飼いにするバカ。そりゃあ、ベランダから落下もします。

今月の康穂情報♪
・下からのアングルで迫る青年にスカートのすそを押さえている仕草が萌える!


#004 soft&wet

 2ヵ月ぶりの本編再会。

 能書きがやたら長いデザート屋さん。材料の生産地を見ると岩手県盛岡市に山形県天童市、北海道のどこか。採算はとれているのかな?まぁ…幸せは訪れているみたいのでいいか。
 とりあえず泣きじゃくった康穂だが、青年の人柄がアパートの部屋の主の猟奇的な趣味と符合しないことに直観的に気付く。もしかして、再びアパートの足を運ぶかもしれませんね。

『吉良吉影は誰か?』という疑問。もう1つ『吉良吉影は始まりか?終りか?』という疑問が浮かぶ。このサドっ気満載の人物の行動が単独的なものなら彼(または彼女)を片付ければ終局しますが、何か組織的なものに繋がっているとしたら……。

 上階にいる人物と青年のスタンド能力が徐々に見えて来ました。まとめると…

上階の人物の能力
・両手両足にそれぞれ丸と三角を組み合わせた『印』を浮き上がらせる。
・『印』を浮き上がらせる条件は人物が真上に居る時に出血すること。
・『印』が浮き上がった手足を操ることができる。
・対象は1人のようだが…。
・対象を操る時は同じアクションをしているのであろうか?

青年の能力
・スタンドのヴィジョンが格好よくない(笑)。眼が今までのスタンドにないデザイン。マイナス・ドライバー用のネジみたい。
・名前はソフト&ウェット(柔らかくてそして濡れている)で確定か。
・青年自らの口で説明。「『シャボン玉』が触れて割れる時、そこから何かを奪う」。
・常秀から眼球を奪い、女警官から水分を奪った。そして今回は壁から音を奪ったという。恐ろしく応用範囲が広そうであるが。奪ったまま返さないということもできそうであるが(女警官から水分は返してないよね)。肝臓を奪ってしまえば、その人物は後の人生を人工透析して生きて行かなくてはならなくなるし。
・逆に奪えない物はあるのだろうか?条件とか?

 現在の時点では上階の人物が殺人を犯しているのかは定かではないが、来週にも顔を見れるかな?


#003 Who am I ? A

 8部(=4部×2)ということではないだろうがエロティシズムとサディズムが2倍になっている…という根拠のない話はおいといて。

 今月のポイントは2つ。『吉良吉影』と『この現象は何か?』ということである。

『吉良吉影』―4部を読み込んだ人はニヤリとしてしまう『モナリザ(もちろんレプリカであろうが)』、さぁ勃起せよッ!そして切った爪をビンに集める風習。第8部では1999年以降も爪の収集が続けられているようで、まぁ…他人にとっては気持の悪い趣味ではあるが。
 そしてこの『謎の青年』は果たして吉良吉影なのか?4部のように快楽殺人者であるかどうかは不明であるが、この部屋の吉良吉影にサディストの気があり女性を1人監禁しているという事実があるのは確かである。

 さて風呂場の女性が言った「助けに戻って来てくれた」「せっかくここから逃げだせたのに…」というセリフが気にかかる。つまりこの謎の青年も何者かに囚われていたということであろうか?その場合は「誰に?」という疑問が生じて来るが…その答えは1人しかいないだろう。

『この現象は何か?』―謎の青年の行動に合わせて上の部屋(?)から物音がするのは何か?誰か居る?
 もう1つは両手両足に現れた『円と三角を合わせたマーク』。これが浮かび上がるとその部位の自由が奪われるようだ。謎の青年の左手・左足甲に浮かびあがってしまったが、その切欠は『流血』のようである。この発動は自動?それともどこからか能力の主が監視しているのだろうか?

今月の康穂情報♪
・SM写真を見て大ショック。「穢らわしい」などと言ってみたり。意外と初(うぶ)?


#002 Who am I ?

吉良吉影ッ!!どおりで数字に細かいと思った……いや、そんなことはどうでもいいか。

 鳥の名前や木の名前、会話、水の飲み方など基本的な生活に関しては難なくこなせるのだが(ベッドのまともな寝方が解らないことに関してはスルーです)、自分に関する個人情報だけスッポリ抜けている。ホワイトスネイクの能力を彷彿させるが…いや、やはり能力で記憶を失わされたと考えるのが自然か。

 ただし、自分の不可思議な能力については把握しているようで(1)肩口からしゃぼん球のようなものがでる (2)標的の近くで割れると能力発動 (3)肉体的物理的な何かを奪う (4)元に戻すこともできる。
 今わかっているのはこれくらいでしょうか。

 コミカル・タッチで進行した今号。唯一、被っていた帽子を頼りに記憶喪失の男の住所を探り当てるなかなかの探偵ぶりを発揮する康穂。帽子のメーカーが『SBR』なのはニヤリ・ポイントですね。

 吉良の部屋と思われるアパートには、彼のサイズの服と靴、そして被っているものと同じ帽子が幾つもある。しかし本当にこれで決まりだろうか?何か上手く行き過ぎている気がする。奥の方に居た人が実は本物の吉良では?(物音の主が人とは限らないが)

 ジョジョで主人公が『吉良』というのもどうなのよ?っていう気もするしね。

 吉良(暫定)の肩口にある星のアザを囲む歯型が、東方常秀の左脚にもある。噛み痕…もしかして新たなる『吸血鬼伝説』であろうか?噛まれた者は心から特別な才能を引きずり出されるが、もちろん試練があって弱き者は高熱にうかされて死んでしまったり。


今月の康穂情報♪
・身長166センチ ・大学1年生 18〜19歳 ・バスト86センチ 
・かつて飼っていた犬の名前がジョースケ
 


#001 「壁の目」の男

 第1部〜第6部のいわゆる『ジョースターの血統』編の宇宙/世界/次元とは異なった第7部『スティール・ボール・ラン(以後、SBRと表記)』。その異なった世界―平行世界―であることもD4Cの能力により強く肯定された。そして第8部『ジョジョリオン』!「第7部の何年後か?」と考えるのはもちろんナンセンスであり、「そもそも果たして同じ次元か?」「たとえ違ったからといって何なんだ?」という質疑が浮かぶ。
兎にも角にも扉は開かれた。第8部始動である。


『広瀬康穂(ひろせ・やすほ)』―第4部の裏主人公『広瀬康一』と3/4同じ文字を持つ。幼馴染の『東方常秀(ひがしかた・じょうしゅう)』にストーカー的にまとわりつかれている。年齢は不明だが、肉感的な体型の女子。「病気かもしれない…感染するかも」と思いつつも、いざ相手が生命の危険にさらされるのを見ると泥がつくのも構わず手を差し伸べる。典型的なお人よし日本人。
 これから不可思議な事件に巻き込まれスタンド能力を身につけそうな予感がアリアリである。


『東方常秀』―1度キスをした康穂を自分の恋人と思いこみ、ストーカー的行動をし、状況を冷静に分析する能力に欠け、怒りを抑えられず直情的に無防備の人間を石で殴り殺そうとする困ったチャン。自分の恋人(と思い込んでいる相手)に裸の男がのしかかっている(誤解)としたら、怒り心頭に発するのもやや同情はするが…。
 第4部の『東方仗助』や『ノリスケ(恐らく乗助)・ヒガシカタ』のように『ジョジョ』と読めない常秀は、単発キャラ決定であろうか?


『謎の男』―地面の中から出て来るのが、D4Cによって基本世界に送られてきたDioを彷彿させる。服は着ていないのに帽子はかぶっているところに変態の匂いがするのはおいといて…。
 自分の名前を思い出せない程の記憶喪失にかかっている。睾丸が4つあるという肉体的特徴を持つ。左肩、首の後ろ辺りに『星型のアザ』を持つ。つまりジョースターの血統に連なる者だという証である。ちなみに歴代ジョジョの中で肩口に星型のアザを確認出来ていないのは仗助とジョニィである。
 よく考えたら、頭を殴られて死んだと思われたので死体を地面に埋めたら息を吹き返した…というサスペンス・ストーリィーだったら……コミック買わないけどね。


 その星型のアザ目がけて噛みついたような歯型がある。何が…もしくは誰が噛みついたのか?そして、それから発生する不可思議な能力―もちろん疑うべくもなくスタンド能力―の正体は?標的の肉体(及びそれに付随する肉体的能力)を奪い、また戻す。


 舞台は『杜王町』(味噌漬け牛タンが名産物)そして年代は…あの悪夢の天災『東日本大震災』発生日の2011年3月11日より遠くない日であるようだ。そして何故か、杜王長を南北を分かつかのように不規則な壁が隆起して現れた。壁の所々に目を思わせる穴や洞があることから『壁の目』と呼ばれている。何故この壁の目が現れたかは、重力がある理由、人が苦しむ理由と同じくらい答えはないと思うが。
謎の男が現れたのも壁の目の麓(ふもと)から。この壁の目が『悪魔の掌』の役目を担っているかどうかはまだ不定。出てしまったものはしょうがない―であろう。これを「是非もない」と言う。l


これは呪いを解く物語康穂は語る。「先祖の犯した罪からくる穢れ」なのか?「恨み」か?「白と黒の間の摩擦」なのか?そもそも呪いが存在するのか?本当にあるのか?そして呪いとは誰が誰に…または何が何にかけたどんな呪いなのだろうか?どんな呪いかけられたら裸ん坊で地面に埋められるのか知りたいです。
 それとも呪いをかけられたのは康穂か?杜王町か?まだ見ぬ第三者か?


 SBR最終巻を買いました。少しの書き足しはありました。Dioが『遺体』をシェルターにロックしかけた時にルーシーが現れたのが何故にこんなに意外だったのかは、コミックを通して読んでやっと解りました。
 Final STAGEのシーンでルーシーとスティール氏がまだニュージャージーに居るシーンがあるからそう思ったのですね。まぁ、それは時間軸をずらして描いているということにしておきましょうか。