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阪大ミス研が選ぶミステリ50冊+α
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二十億光年の孤独
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谷川俊太郎
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北星堂書店
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『万有引力とはひき合う孤独の力である』同題の
詩の一節より。二十一歳のときの初詩集。やわら
かな感性と淡々とした孤独に彩られた作品群。青
臭いと言えば青臭い。感傷と言えば感傷だが、ク
ールで無関心で現実的で合理的で「同情ナンテ偽
善ダヨ」なんて鼻で笑っている人に簡単にそう言
われたくない。
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KATAN DOLL RETROSPECTIVE
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天野可淡
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トレヴィル
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夭折した人形アーティストの作品集。幻想的な少
女、少年の作品が主。怖い。無機と有機の狭間に
落ちたような人形達は、もの問いたげなそのくせ
何も問わない瞳で我々を見上げる。ちなみに綾辻
行人氏の『囁き』シリーズの文庫版表紙に使用さ
れている。天野氏とともに写真家の吉田良一氏の
技量に賛辞を送りたい。
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鏡のなかの鏡
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M・エンデ(丘沢静也訳)
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岩波同時代ライブラリー
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「モモ」「はてしない物語」で有名なM・エンデの連作
短編集。シュールレアリズム画家であるエンデの父の絵
が十九葉収められており、短編が絵の挿話のようにも見え
る。本作を読んだ人の評価はだいたい二つに別れる。わ
けわからんと投げ捨てるか、一生心に残るか。とりあえ
ず、貴方も手に取ることをおすすめする。ここではない
どこかに憧れる人と現代を愛する人に。
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空の名前
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高橋健司
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角川書店
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「天泣」という言葉を御存じだろうか?
にわか雨、狐の嫁入りと同じものを指す言葉だが、雲のない空から
降ってくる雨を見て、天が泣いていると思った日本人。そんな日本
人の、自分をとりまくすべてのものに対する細やかな観察眼と感性。
美しい写真と美しい日本語を眺めながら、私達がどこかに忘れてき
てしまった、そんなものを見つけることができるかもしれない。
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ゲーデル・エッシャー・バッハ
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ダグラス・ホフスタッター
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白揚社
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数学、論理学、及び不完全性定理について、コンピュータ、脳、禅
、遺伝学、分子生物学、人工知能、そして知性の本質についての書
。タイトルのゲーデルは数学者、エッシャーとバッハは貴方の知っ
ているエッシャーとバッハである。前半の形式システムに関する部
分で挫折する人が多いが、後半は一章ごとに全然別の話題なので、
頑張って読もう。
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