>> 第1回  >> 第2回  >>TOP

第3回・我が家のお絵かき道場(見せしめの場)へようこそ




某月某日、横浜中華街。

その日はお友達U野ちゃんの誕生日を祝うため、
私、U野、姉、義兄と中華街のとある店で乾杯をしていました。

皆で美味しい食事を食べつつ歓談し
一段落し始めた頃、わたくしは紙とペンを4人分バサリと
机に置き
「さあ始めるよ。」
「エッ本気?」

というわけで今回は記念すべき中華街で
お絵かき道場です。うわーグローバルー(目をそらしながら)
同人女はわたくし1人。日頃絵を描くことのない
他3人の絵心、とっても楽しみですね。

店員さんはじろじろみないでください。
会話忘れないように私の愛機エクシリムくん
(デジカメ&MP3プレーヤー)で録音です。



今回の欠席者は妹。



本日のお題はなんと2種類です。

ドラ●もん ル●ィ

これまた皆さんおなじみの人気キャラクターだ!
なんで2種類になったかというと、ドラ●もんだけでは
みんな普通に描けちゃっててインパクトに欠けて
しまったからですよ。


それでは早速ドラ●もんからいきましょうか。

















▼わたくし(20代)が描くドラさん。


皆:「・・・・・・・・・・・・・・」
私:「何かが欠けてる(´ー`)?これじゃウケはとれないねー」
U野:「いや、とくには欠けてないし・・・」

義兄:「しっぽって見えるもん?正面から」
私:「おだまり。」

姉:「あんたのはなんでこうポーズがちゃんとできてるの」
私:「それはねえ、今更ですよ。同人女ゆえに」
U野:「ドラえもんだねえ、普通の」

私:「さあとっとと次行きましょう。U野ちゃんのだネ!」





















▼U野ちゃん(20代)が描くドラさん。


U野:「私ドラえもんうまいよ」
私:「うおっ、日頃温厚なU野ちゃんが今日は本気だ!」

姉:「わー!上手い!」
私:「こりゃーうまいわ」
義兄:「負けた!(最初から降伏)」

姉:「ちょっと足長すぎ?」
私:「ちょっと胴長?」
U野:「いまいちね、お腹とかもわからなかったのー」
義兄:「顔が一番近いね」
私:「あーこれ近いね、近い」

義兄:「あーこっちかー。こっちだなー」
私:「あんたさっきからこっちかこっちかって、キミは一体どういう生物を描いたんだ」
(その謎は後ほど明らかに)


姉:「これヘリコプターついてるね」


その時は普通にスルーしたんですけど、後日録音したのを聞きなおしてみてふと思う。

ヘリコプター?
タケコプターの間違いじゃねえか。


あれ、ヘリコプターっていったの私?姉と私、声似てるからわかんないや(と笑ってごまかす)


私:「普通に可愛いドラえもんだったね。さあ次いってみよう」






















▼姉(20代年齢不詳)が描くドラさんらしき物体


私:「おもしろくねえ!!!」
姉:「だろ」
私:「でもやっぱり絵心ねえ!!」
義兄:「つまらなねえよー」
U野:「これじゃドラえもんだね」


可愛い顔して一番すごい突っ込みいれてる気がするよ、天然のU野ちゃんたら(´ー`)

姉:「私だってこれくらい描けるんだよ。ドラをリクエストしてよかったー」
私:「おまえの絵にはそんな正常さを求めてねえ!
ラ●カルの時みたいなインパクトが必要なんだよ!それにこれよく見てみると絵描き歌のコックさんみてえだよ!やっぱり何かがおかしいよ!」

突っ込みいれまくって疲れるわたくし。




私:「はあはあ・・、じゃあ次は真打ち登場!初参加の義兄の絵はいかに?」























▼義兄(微妙な年頃)が描くドラさんらしき物体


U野:「ね○み男っぽい」
私:「あっはっはっ
なにやらおかしいこれ絶対
(腹を叩いて笑う)


義兄:「目か!目がおかしいのか!」
姉:「顔はうまいね(´ε`)、でも確かにねずみ男な気がする」


ね○み男さんただいま釣り中。


セクシー全体図。


私:(どこらへん○ずみ男に似てるのかいまいちわからん)


私:「まあ一応つかめてるじゃん。鈴ねえけど」
兄:「あ、忘れてた!」
姉:「ピュアな顔してるね」
U野:「目がピュアだよね」
私:「そうね、ね○み男を名乗るにはピュアすぎるね」



後日冷静に見てみると、なるほど・・ヒゲの部分がね○み男っぽいのかしら・・・





みんな駄目じゃん!まともに描けちゃってるじゃん!
皆をしかりつけるわたくし。
もしもこの場に妹がいたら革命おこされますよ!

というわけでここまでは軽いジャブです。



さあ次はル●ィ行ってみましょうか。
お絵かき道場初の人間絵対決!






















▼わたくし(20代)が描く海賊ル●ィさん。



姉:「ほらー、ずるいっっずるすぎ!!」
U野:「うますぎー!!」
義兄:「ずりいよー!!」


私:「はっ(´д`)!?場内一致のブーイング!?」


私:「あんまり似てないと思うんだが」
義兄:「誰がみたってル●ィってわかるじゃん」
私:「やっぱり顔の傷と三白眼はゆずれないよね」
義兄:「三白眼ってなに?」
姉:「なんか黒目がちい・・さい?白目部分が多い?あと目つき悪い?のが三白眼だよね確か。」

U野:「私なんて
変なのかいちゃったよ・・前髪ないんだけど・・」


といわけで次はU野ちゃんのいってみましょう。
「変なの」って一体どういう「変」なのかしら。

























▼U野ちゃん(20代)が描く海賊船長ル●ィさん。



私:「ぶはははははははははははッ」
姉:「あははははははははははは」

義兄:「いけてるって!いけてるよ!」

私:「この腹にまいてるやつ、これって腹巻?」
U野:「これはベルト。」
私:「ル●ィはベルトなんて巻いてません」

私:「U野・・前かいた時の方がうまかったね・・・」
U野:「もう忘れちゃったんだもん」
姉:「これはなんか別のコミカルなキャラだね」
私:「頭にのってるのメロンパンかな?」

義兄:「・・・・・・・」
姉:「どうしたのだまっちゃって」
私:「そんなに自信がないのかあんた」
義兄:「いや、みんな本当うまいって」
私:「さっきからホント義兄は控えめね。ますますどんなの描いたか気になるわ。」


〈番外編〉

U野ちゃんが更にはりきって描いてくれた
オマケの数々。



船?ゴーイングなんとか号とかいう奴?
船頭についてる物体によって
何であるか確認がとれた作品。
え、これは羊なの?だから
ゴーイングメリーなの?ああそうなの・・




うそ・・っぷ?
特徴はつかんでると思ういます。
彼の無機質な瞳は一体何を見つめて
いるのだろう。昆虫とか踏んで
いじめそうで嫌な眼差しです。
あっ、でもちゃんと見てるとなんだか
優しい瞳な気がしてきたよ・・・!!





誰このとっつあんボーヤ。
やっぱり特徴はつかんでるけど
頬にナルトマークなんてあったっけか。





さあ、次なる出番は期待の姉絵です。
いったい姉のル●ィはどんな物体?




























▼姉(20代年齢不詳)が描く未確認物体





私:「どはっ(;´д`)ッッッ・・・・ッ!
ぶははははははははははは!! ゲフゲフッ」


以後3分は腹を抱えて笑い机を叩く。

義兄:「人の形はしてる。」
私:「おまえこの絵心忘れるなよ!!」
姉:「はっはっは」

U野:「みんなおちついて。ほら、これさあ。
せかちゅーの主人公に似てる。山田なんとかって人。」


「世界の中心で●を叫ぶ」の主人公役をやった方

山田●之さん
!?に、似てる・・・(゚д゚;)!?



更に並べて比べてみましょう。
あっ、結構似てる気がしてきました。
眉毛がふっとい所とか鼻の形とか!
ワン●ースが実写化した時はル●ィ役は

山田●之に決まりか!?




ところで山田●之さんは「ドラ●ンヘッド」の
ノ●オ役もやったそうですね。爽やか青年役ばかりだと
思ってたのでビックリです。


素敵なメイクのノ●オくん。
怖くてたまらんが良い体型し(ジュルリ)




「●ブオボーイズ」に囲まれ少々照れ気味な山田●之さんさん。
個人的には左端の●ブオさんが一番好みだわ。




私:「それにしてもこれ似なさすぎ。おまえどうしてここまで下手なんだ。もしも同人やってるル●ィ受の人とか見たらカンカンに怒られるよ。

姉:「髪の毛が出てるのは知ってたからとりあえず出してみた」
義兄:「確かにかろうじて出てるけど・・・」
私:「ほんと出てるだけだな(断言)。そういえばU野ちゃんのも前髪出てはいたね・・・」

私:「靴もまちがえてる。あとこれ間違いなくランニングシャツになってるから。」


義兄:「オレのよりは似てる。」
私:「あんたさっきからそればっか・・」



私:「これ鼻が許せない。あんた仮にも原作読んだことあるでしょ!」

姉:「そうだよね、今思えば鼻なんてもっと簡単に書けばよかったのに、
なんでこんなものを描いてしまったのだろう」

私:「本当簡単な物でよかったのに・・・」
姉:「
中途半端に本当の人間をかいて失敗してしまったって感じかな」
私:「まったくだよ自分でもわかってんのかよ!
あと腕何これ!手袋?レッグアーマー腕に巻きつけてるのかよ!指も6本あるだろこれ!靴もまちがえてるよ本家はサンダルだよ!!」


1人でビシビシツッコミいれるわたくし。


私:「
眉毛といい、どうしてここまで似なく描くんだよ!(ブチギレ気味)計画的犯行か?・・・・・まあかろうじて人間だったってことでいいか・・・・・(疲れた)」





U野:「次で最後だね」
私:「そうだね、義兄があれほどネガティブ発言してたからにはそれなりのできばえなんだろうね。楽しみだね。さあお出しなさい。」
義兄:「マジやばいって」
私:「これで姉と義兄が離婚になったりするかしら(´ー`)」
姉:「ならねえ」



























▼義兄が描いたル●ィと名乗るにはどうかと思う物体



私:「ぶふぉおッ ゲフ(お茶を噴出す)」
姉:「ぶっ、はははははははははは!!」



姉:「これねらったのか?」
義兄:「違う!本当わからなかったんだ!」
私:「これは赤塚不●夫キャラだよな!レ●レのおじさんっぽい」



お出かけですかレ●レのレのおじさん。



私:「いやあ、でも夫婦だけあって」
U野:「似てるよね、なんだか」
私:「お似合い夫婦だよアンタら」
U野:「洋服(ランニング)とか似てるよね、お姉さんのと」
私:「でも
別の生物だろもはや。・・・・・・ああ、サンダルだけはあってるね。」


私:「インパクトだけは強いね。どうして髪の毛全く描かないの?あと口をイーッてするのは原作っぽいね」
U野:「私もそこは意識したよ」


私:「でもはっきり言ってだな」
姉:「キャラ違うねまったく」

私:「ああ、その通りだ。『トム○ーヤの冒険』とかに出てきそうだ」


ト●ソーヤの冒険でおなじみわんぱく坊やたち



私:「ちなみにU野ちゃんの絵もキャラ違ったよ。『ひょっこりひょ●たん島』とかに出てきそうな人だったよ・・・・」

U野:「がんばったんだけど・・
きのこ坊やみたいになっちゃった」
私:「
きのこ坊やって君のオリジナルキャラ?また素敵な生き物考えついたの?」
U野:「いや、
きのこ坊やはいないんだけどね。なんかきのこって感じがね」

U野ちゃんの感性は本当素敵だね。







〈結論〉

U野:「みんな半ズボンってのはわかってたみたいね。全体的な特徴はつかんでたよね。」

私:「はっきり言わせてもらうと
皆全然似てなかったよ。

姉:「人物画の時はあんたに描かせるのはずるい。」
私:「ふふふ、同人女ですから(´ー`)」



私:「まあ私は置いといて、残り3つは甲乙つけがたいね」
姉:「U野ちゃんは可愛い絵ってことでOKじゃない?」
私:「そうだね、違うキャラとしてみれば絵心もばっちりあるものね。」



私:「義兄、あんた幼稚園の頃から絵上達してないだろ」
兄:「全然描いてないからなー」
私:「あたし
上達してない人の絵って大好き



私:「姉、おまえに関してはもはや女の書く絵じゃない」
姉:「うふふふふ」

私:「どうよ、これで離婚を考えたりは」
義兄:「ちょっと、ねえ・・・・」
私:「駄目だよあんた達子供生まれたら。子供のために絵を描いたりしちゃあ駄目よ。グレちゃうよ。」
姉:「子供には絵を習わせるよ」
私:「じゃあ
その時は私が教えて あ げ る


これで姉夫婦達の子供を人質にとれました。
私好みの子供に育ててみせます。
女だったら私の弟子にして生涯腐女子をつらぬきたいと思います。




こうして夜の9時・・お絵かき道場は無事終了しました。
今回は妹がいないせいか辛辣なツッコミが
少なかったですね。1人で突っ込むのすごい疲れました。

今回は上手くオチがつけられなくて残念。
次回(あるのか)は頑張りますたぶん。










>> 第1回  >> 第2回  >>TOP
お付き合いいただきありがとうございました。