2001.北海道ツーリング3

7月28日

今日も早く目が覚める。
北海道に来てから寝坊した事がないなと思いながらTVをつける。
気になるのは天気予報。今日も雨の心配は必要なさそうだ。宿で食事を済ませ朝1番に網走監獄へ向かう。頼まれたニポポと言う木掘りの人形を買いに行く為である。
時間が早かったので人も少なくゆっくり見学出来そうだったけど、入場料が結構高かったので頼まれた物だけ買って早々に出発する。網走から244号線、斜里国道を知床に向かって進み知床横断道路を登って行くと羅臼岳が正面に見えてきた。
ここまでは快晴だったが頂上に近づいてくると反対側の羅臼側からガスが流れてくるのが見えて、頂上に着いた時は辺りは真っ白に・・・。
羅臼側はどんよりと雲っていた。国後島を横に見ながら中標津の開陽台に向かう。
雲は多いがまずまずの展望だったかな。お約束の直線道路で写真を撮った後、今日のキャンプ地、屈斜路湖の和琴半島キャンプ場に向かう。
到着した時間が早かったせいかバイクのキャンパーはまだ少なく湖にテントの開口部を向けて設営し、しばらく夕暮れの屈斜路湖を見ていた。

羅臼岳を正面にここまでは快晴だったのに・・・頂上に近づくと羅臼側からガスが道の駅知床、らうすから国後島を望む

開陽台、お約束の記念写真開陽台の展望台から屈斜路湖、和琴半島キャンプ場

走行距離328キロ

7月29日

今朝も自然に早起きする。空はどんよりと雲が出ていた。
まだ寝ている人達を起こさない様に静かに朝食とテントの撤収をして出発する。
まずは近くにある摩周湖へ。霧の摩周湖で有名だがやっぱり霧でほとんど何も見えなかった。時折、風の影響で湖面が見え隠れするものの、湖全体は見えないままだった。
まぁ〜いいか。初めて摩周湖を訪れて晴れた摩周湖が見れたら婚期が遅れるとか出世が遅れるとか言うもんね。・・・って、
すでにどっちも遅れてるって!!(^^;)
 続いて近くにある硫黄山に向かう。
近づくにつれ、硫黄の臭いがただよってくる。駐車場に着いた頃には完全に天気は晴れ。
でも、気温は低くカッパを着て走る。
山を少し登ってみると、いたる所からゴッーと、いう音と共に蒸気が噴出していて、そこで卵を茹でていた。硫黄山を出た後、241号線を西に進み阿寒湖に寄り道した後、上士幌のナイタイ高原牧場に向かう。
ここは、ツーリングマップルに写真が載っていたので寄ってみたのだが、写真と同じ雄大な景色が広がっていてオススメポイントです。
そろそろ、今日のキャンプ地を決める時間になったので適当に決めて向かうがいつのまにか通り過ぎ、最初のキャンプ地南富良野に来てしまう。
戻るのもバカらしいので、かなやま湖のキャンプ場に行ってみると祭りが行われるのかキャンプ場はテントで埋め尽くされ、駐車場には警備員、臨時の交番まで出来ていたので、パスして、富良野の太陽の里、ゆうふれキャンプ場に向かう。ここは、無料で設備も悪くなく結構綺麗なキャンプ場だった。日曜というのもあって人も少なく静かな夜を過ごす。

湖が見えなかったので看板だけ・・・。硫黄山蒸気の噴出し口に卵が硫黄山をバックに

阿寒湖ナイタイ高原牧場その1ナイタイ高原牧場その2ナイタイ高原牧場その3

走行距離428キロ

7月30日

目が覚めると雨が降っていた。
雨が弱くなった頃を見計らって食事の準備やテントの撤収をしていると出発するのが8時過ぎになってしまったが、今日は江別に住んでいる叔父の家に向かうだけなので富良野から38号線、芦別国道〜12号線と江別に向かう。
12号線は日本一長い直線道路らしいが市街地にある為かナンの感動もない道だった。
岩見沢で健康ランドに寄って時間を潰した後、叔父の家にお世話になる。
しばらくのんびりとした後、叔父の畑や付近を車で案内してもらった後、温泉に連れていってもらう。
そこで食事していると偶然、叔父の知り合いと一緒になり旅をすることの大切さ、若いうちに色々な経験を積んでおくことの大切さ等、楽しく聞かせて頂いた。
家に戻り、仕事から帰っていた従兄弟と久しぶりに会う。
小さい頃に会っているらしいがお互い全く記憶がなかった。
従兄弟もバイク(CBR−XX)に乗っているので違和感なく話しができ、明日も仕事があるのに夜、遅くまで付き合ってくれた。

走行距離152キロ

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