2001.北海道ツーリング4

7月31日

今日はゆっくり朝寝した。
しばらくのんびりした後、叔母の見送りをうけて出発する。
叔父に12号線まで先導してもらい、お礼を言って別れる。
札幌に近づくにつれ、渋滞が酷くなってイライラ度上昇と共に油温も上昇。
北海道に来て初めて油温が100℃を超える。しばらくノロノロと車の流れに乗っていると次第にシフトフィールが悪くなり、ニュートラルも出にくくなったので、コンビニで休憩がてら、今日は何処に行こうかと考え、目的地を積丹半島に決める。
積丹と言えば礼文と並んでウニで有名な所。229号線を走っていてもいたる所にうに丼の看板が出ている。
その中の1軒、正面に海が見える店に入りうに丼を注文。
2100円也。うに丼を食べたのは初めてだったが美味かった。(^o^) もう一杯おかわりしたかったが止めとく。お値段がね・・・。(^^;) 
積丹半島を一周して岩内から上陸初日に天候が悪く行くのを止めたニセコパノラマラインに向かう。途中まで霧で何も見えなかったが神仙沼に着くと霧は晴れていた。
駐車場から片道15分歩いて沼を見に行くがつ、疲れた・・・。普段の運動不足がこういう時に実感する。
神仙沼を出て、今日の宿泊地は何処にしようかと、考えながら走っていると、「ペンション、ライダーハウス併設」の看板を見かけたので聞いてみると、ライダーハウスは止めたがペンションには宿泊OKで、値段も低料金だったので、投宿する事にする。

美味かった〜(^o^)積丹半島神仙沼

走行距離229キロ

8月1日

朝、のんびり起床する。ペンションの奥さん手作りの朝食を頂き、8時過ぎに出発。
今日もどんより曇っている。
今日は何処に行こうかと走っていると初日にれいこさんと待ち合わせした道の駅ニセコビュープラザに到着。
今回も羊蹄山は雲を被ったままで見えなかった。ツーリングマップルを見てみると近くに羊蹄ふきだし湧水があるので行って見ることにする。
北海道は河川の水は飲めないがここはOKで冷たく美味しかった。
この付近でキャンプするならここの水で飯やコーヒーを作るのに使うとさらに美味く出来そうだった。ここを出た後、支笏湖に向かう。湖畔の道を走っていると肌寒く感じるのに、湖ではジェットスキーで遊んでいる人達がいる。寒くないんだろうか?と、思いながらしばらく湖を見ていた。
湖畔で休憩しながら残りの日程を小樽で過ごすことに決め、宿に予約のTELを入れ小樽に向かう。
途中で定山渓に立ち寄ってみるがここは秋なら紅葉が綺麗だろうが今の季節温泉にでも入らないと面白くない所だった。
ホテルのチェックインまで時間があったので小樽水族館に寄って時間を潰した後、チェックイン。
明るいうちに溜まった洗濯物やバックの中で散乱していた荷物を整理して、夜、市内に出かけてみる。運河沿いの道を歩いていて、思った・・・。
やっぱ、小樽の街は男1人で歩く所じゃないな・・・。
廻りは腕をべったりと組んで歩くカップルばかりである。(^^;) 
ひとしきり、歩いた後、晩飯を食いに行く。小樽といえば寿司である。
ホテルの1Fにすし屋があり、宿泊者は割り引きが効くので行ってみたが・・・。
う、美味い!ガリまで美味かった。
ついつい、追加で握ってもらい、しめて7000円近い豪華な夕食になってしまった。

羊蹄ふきだし湧水、年間をとうして6度くらいらしい支笏湖、さむそ〜な空?小樽運河、ここは男1人ではさみし〜

走行距離227キロ

8月2日

今朝はゆっくりと起床して、小樽の街を歩いて見て廻る。
のんびり歩いて見て廻るには良い街だった。
バイクで走り抜けるだけでは勿体無い気がする。
運河沿いに並ぶ店を1軒1軒見てみて廻り、買い忘れたお土産や、ここでしか売ってない物などを買い自宅に発送する。
運河に沿って続く道に風景画を売っている人達がいたので見ていたら、その内の1軒の店主と話し込んでしまった。
原画をコピーして色を塗っただけの簡単な絵なのにどれも味があって気に入ってしまった。
値段も手ごろだったので自分用のお土産に買って帰る。
北海道最後の夜は繁華街から離れた居酒屋で無事故、無違反、ノントラブルで北海道ツーリングを終える事を祝って1人打ち上げをする。

走行距離0キロ

8月3日

モーニングコールより早く目が覚める。
外は雨だった。
この北海道ツーリング、最初から最後まで雨に悩まされたツーリングだった。
例年なら1番良い時期のハズなのに・・・。
これは北海道の魅力は一回だけじゃ解らないよって、いう神様のイタズラか??
早めに荷造りをしてホテルをチェックアウトしてフェリー乗り場に向かうと既に数十台のバイクが乗船開始を待っていた。
しばらく他のライダー達と互いのツーリング話しをしていたが皆、雨と寒さには悩まされた様だ。
乗船後、荷物を置いてデッキに出てみる。雨の降る小樽の街を見ながら今度はいつ来れるかな?と考えていた。

船上から。つい感傷的になってしまった

8月4日

一夜明けて、デッキに出てみると、あ、暑い・・・。
忘れかけていた暑さが一気に襲ってくる様だった。
海流の影響か、定刻より1時間も早くPM4時に舞鶴に到着。
行きと同じルートで帰り無事にPM8時、自宅に到着。現実の世界に戻るのが少々寂しく感じてしまった。

総走行距離 3023キロ 使用燃料数 142リットル 平均燃費 21キロ 費用 約25万円(お土産代含む)


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