先生さがし

    子供のフルート独習は難しく、良い指導者が必要です。
    個人で開業しているフルート指導者は、まだ地域に充分な数とはいえませんが、
    近頃では一般的な音楽教室でも低学年から指導してくれるところが増えてきましたから
    先生さがしはそれほど難しくないと思います。
    もし子供を指導した経験の浅い先生でも、指導者として評判が良ければ心配ありません。
    どんな風にフルートを学ばせたいのか、先生とよくお話合いをされると良いと思います。

    個人の先生について

    長所
    ・その先生のお人柄を見て決められる
    ・先生ご自身が落ち着いて指導出来 お子様は習う体制がきちんと出来る
    ・時間の融通がききやすい場合が多い
    短所
    ・まだ人数が少ないので見つけるのが難しい
    探す方法
    楽器販売店でたずねる必ずつながりがありますが、その楽器店に音楽教室がある場合は
    そちらをすすめられてしまうことがあります。いきなり行っても失礼ではないので気楽です。

    他の楽器の先生にたずねる 音楽学校へ行かれた先生なら、フルーティストをご存じかもしれません。
    いきなり行っては失礼ですから、知り合いの知り合いをだどってさがしましょう。

    インターネットで検索する 手軽ですが情報が信用できるかが心配です。
    体験レッスンなどで、先生のお人柄を確認してから話を進めましょう。 

    備考
    出張レッスン(フルートの家庭教師)をされている先生もいらっしゃいます。
    長所は遠方の先生でも習えることですが、
    短所はけじめがつきにくく、お子様が習う体制になりにくいことです。

    音楽教室について

    長所
    ・広告などで見つけやすい
    ・便利な場所にあることが多い
    ・規模が大きな教室では色々な行事に参加できたりする
    短所
    ・時間の融通はきかない場合が多い
    ・担当の先生が交代することがある

    ソルフェージュについて

    楽しくフルートを吹くためには、楽譜も学ぶ必要があります。
    他に音楽教室に通われたり、鍵盤楽器を習われたりしている場合は良いのですが、
    フルートのレッスンでは音づくりに時間をとられるので、楽譜を読んだり聞き取ったりする
    いわゆるソルフェージュに割く時間が余りありません。
    音楽の習い事はフルートのみという場合は、あらかじめ先生に伝えてレッスン計画に
    ソルフェージュも組み入れていただいた方が良いと思います。

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