7/31〜8/1 ライプツィヒぶらぶら&コンサート
7/31午前 市内ぶらぶら&練習 娘はドレスデン&マイセンへ
午後 ぶらぶら&ゲネプロ 19:30〜コンサート
8/1 早朝 ベルリンに向けて出発 帰国
モーニングコールにて5:50起き。これが無いと、どうにも起きら
れなかった。ついでに班長へモーニングコール。
なぜにこんなにムリしてまで・・・とも思ったが、話のタネは
いくらあってもいいじゃない、と自分に言い聞かせてプールへ。
そんなに大きなプールではありませんが、24時間利用可です。
サウナとジャグジー付き。
短い時間だったけれど、スッキリしました。
朝食取って、7:30に娘をオプショナル・ツアーへ送り出す。
でっかいバスでたった6人!うち2人は歳が近い人だったので、
話し相手はいるだろう。
8:30私たちはライプツィヒ駅へ。
一足先に帰国する総長ことI氏の
切符を買うためだったが、見学と
しても十分おもしろい!
ヨーロッパでもとっても大きい駅
のひとつだそうで、丸いドームが
とっても雰囲気があります。
SLも普通に現役でびっくり。
何よりカンドーしたのが、自転車に
乗ったままでも、バギー押してでも、
スーツケースひっぱったままでも
ホームに行ける事。
エスカレーターが平らなんです。
もちろんエレベーターもありますが。
電車に自転車,バギー,車いすなど
専用車両があるのもめずらしくない
ようです。
ケータイの写真でいまいちうまく
写らなくて残念・・。↓
路面電車にのってトーマス教会へ(1.2ユーロ 話のタネ程度で2駅分)
またまたトーマス教会のショップへ。
おとーさんのおみやげ用にBACHロゴのネクタイを狙うも、品切れ。
博物館には楽譜模様のネクタイがあるが、あれは一般人には使えない。
やむなくデパートめぐりをするつもりが、雑貨屋さんになってしまった。
(ワイマールと同じ。チェーン店ですな)
結局、ルージュを買っておしまい。時間調整で教会付近のカフェでお茶。
みなinドレスデン
出来上がってきた写真を見ておおっ、あらためてパンフを見てうわっ、
行きたかった・・・私も・・練習サボれば行けたでしょうが。
ドレスデンは‘エルベのフィレンツェ’とも‘百塔の都’とも言われているそうです。
が、第二次世界大戦でこなごなにされ、ずいぶんな数の犠牲者が出たとか。
京都奈良は除外したのに、この街はまったく遠慮なく空襲したのですね。
(3万とか13万とか・・・えらく差があるのは政治的意図。不幸ですね・・。)
ライプツィヒもそうですが、東西統一後にどんどん再建が進んでいる途中です。
←「さまよえるオランダ人」「タンホイザー」の初演があったゼンパー・オペラ。
教会横には‘トーマス教会の横だ!’と
うたったカフェが何軒か。
ここはバッハ像の目の前、店員さんが
時代がかったズボンはいていたりする。
他の方が飲んでた‘コンチェルト’とか
言うコーヒーを頼んでみた。(→)
・・・甘い!お酒が入ってる!
すきっぱらにアルコールかい。
12:00よりトーマス教会で練習。
おばかな私は楽譜をホテルにおいて出てきたので(わかっていながら取りに
帰らなかった)、勝手に席を移り、班長の横へ。今度は最後列のソプラノの隣。
もちろん狭く、歌う時はイスの上に昇るが、後ろの壁によしかかられるだけ楽かも。
ケータイなのでうまく写っていないが、ステンドグラスの左から2番目は、BACHが
中心にいらっしゃいます。一番右の中心は、メンデルスゾーンです。
トーマス教会の祭壇にはBACHのお墓があります。(ボケてうまく写らなかった・・)
BACHはこの教会で指揮をしていたのは1723年から1750年7/28の命日まで。
我々が挑戦中の「マタイ受難曲」は、こちらで初演されています。
お墓は別の教会にあったのですが、大戦で破壊されてこちらに移ってきたとか。
(写真がボケてしまったので、UPは断念・・・誰かもってないかい?)
この教会は歴史は古いのですが、何度も立て直しやら改装で、BACHの時代とは
ずいぶん違うらしいです。
その後、もう一度ショップに行ってネクタイに挑戦!
すると・・・お、違う柄だけどあったではないの!!他にも狙っていた方がいて、よかったよかった、でした。
少々お高いネクタイでしたが、絶対他では買えないものですし。
近くのレストランで遅い昼食。天気のいい日はほとんどのレストランは屋外。
この店に来ていた路上ライブのグループ(クラッシック 弦楽合奏)は、とても息が合っていて上手でした。
(しっかり集金にやって来た)
5人でソーセージの盛り合わせと‘2人分’のお肉を頼んだところ、(↓)の有様!!
付け合わせのお野菜もたくさんあって、5人で丁度OK。ホントにドイツ人はこのお皿をふたりで食べるのかしら・・・。
写真提供:隊員2号
食事中、佐々木先生が突如現れて「ゲネプロは4時半になりましたがら出発は4時」と。
ありゃりゃ、お買い物をいそがねば。
今度こそデパート行って、班長のお子様方へのおみやげ選び、デパ地下で食料品のおみやげ探し。
ドイツ料理を手軽に・・・の‘マギー’や‘クノール’や、パテなどを購入。
疲れてホテルに戻ったら、今度はバスの出発が3:50だと・・・・げげっ、ちょっとも休む間が無い!
着替えて、メイク直して、娘に伝言メモ書いて、
玄関で扉にぶつけて足の小指の爪がちょいとはがれて・・・イテテ。手当をして用意して・・ギリギリだった。
行った本人に聞いても
全然はっきりしない(怒)。
←エルベ川をライン川と
ぬかしおった。
ブリュールのテラス?
ここはどこなんだい?(→)
レジデンツ城と大聖堂らしい→
ツヴィンガー宮
「王冠の門」らしい↓
レジデンツ城の「君主の行列」とか↓
マイセンのタイル25000枚・・・
聖母教会は時間が早くて
入れなかったそうですが、
現在修復工事のまっただ中。
「戦争の象徴」とか言って、
ずっとほおっておかれた瓦礫
を使っての再建の様子を、
最近(2004 8)NHKで放送して
いたそうです。見たかった・・。
ドームてっぺんのモニュメント
を載せた場面で、昔からの市民
は皆泣いたとか・・。
マイセンも行っているが、写真なし。
「磁器の工房見学が面白かった」と言っております。
アルテ・マイスター絵画館でいくつか有名な原画を見ている模様。
フェルメールの「手紙を読む少女」や、ラファエロの「システィーナの聖母(下の方に
有名な肘ついてるエンジェルが描かれている)」とか。
・・・いいなぁ。
4:10 トーマス教会に着くも、まだ結婚式のまっさい中。
上からBACHのカンタータ140番の終曲のコラールが降ってくる。
あれっ?アルトが全然聞こえてこない?!外で練習していた時は聞こえたのに。
・・・このオドロキはあとから違うカタチで襲いかかる。
結婚式が終わったのは結局5時。慌てて用意したのは一体ナニ?!だった。
天井が違うと、響き具合も当然変わってしまう。
こちらの教会は、ソプラノはギンギンに響いてアルトは沈むようです。
ゲネプロでいきなり130番のアルトのコラールを全員歌うようにと指示が・・。
う、うそでしょ?!
ゲネプロの後、BACH像の前で記念撮影するが、その前にアルトだけ急遽パート練習。
どうしよう、後はぶっつけ本番だよ。
オケ合わせて160名余りの記念撮影は大変だった。
前のカフェのお客さんたちは何事か、と興味津々で見ている。
奮闘努力するカメラマンを撮影するカフェのおじちゃん・・・。
↓9ヶ月かかってやってきた集合写真。
誰が誰やら、目が痛くなる・・・ドイツの写真屋さん、光線が入ったりで腕はイマイチ(涙)。
(金沢組↓ 写真提供:団長)
アイスレーベンと違って、曲の合間に救急車のサイレンが聞こえるのは、
なんとも大都会ライプツィヒらしい。
指揮者はサイレンが遠ざかるまで、じっと待ってタクトを振り上げる・・・・。
聖堂の中は涼しい・・なんて、気温が上がれば中だって暑い。
半袖ブラウスでも汗じっとり。オマケにぶっつけ本番コラールのおかげで、
冷や汗もかきました。(本当にドキドキしましたわ〜)
なんたって、BACHのお墓の前で歌ってるんです!こんな緊張、無いですよ!!
ま、ひどい失敗も無く、無事全部歌い終えて脱力。
まわりの皆さんと握手でした。
あいかわらずボケた写真です。(→)
教会ではフラッシュをたいちゃいけない、と思って娘にもそう指示したのですが、
結構かまわないでパカパカやってる現地のお客さん・・・。そこでフラッシュをたこう
としないのが、ウチの娘の(くそ)まじめなところ。
終了後、正面でみなさんそれぞれ記念撮影。
この後、近くのレストランで打ち上げでしたが、なかなかこの場を
去りがたく・・・。
Timmさんにサインもらいました!(21番の楽譜ですぅ)
彼はまだ35歳、今後のご活躍をお祈りします!!
打ち上げ後半は、「Timm on Stage」!!
私たちの席のすぐ横のピアノで即興演奏!
バロックだけでなくジャズもすごいです。
↓盛岡の学生さんも参入!途中でTimmが乱入!!
拍手喝采でした。
8/1〜8/2 旅の終わり
5:30モーニングコール。昨夜のうちに電話の精算(5000円ほどかかった・・・怒)やある程度の
荷造りをしていたので、寝たのは2時過ぎ。
朝食を取って、関空組は7:00ベルリンに向けて出発。
どうせ移動中に眠るんだし・・・と言っても、なごりおしい風景、バスの中もあまり眠れなかった。
ドライブ・インで最後のおみやげ探し。娘の友達向けのおみやげをおおいそぎで。
10:30ベルリン・テーゲル空港着。
旅行社の現地駐在員さんにつれられて、2名だけ税関へ。
EU出国空港のアムステルダムで時間が無い、と言えば、ベルリンでも免税のハンコを押して
くれる。・・・アイソないくらい、簡単な手続きでした。
(関空で戻ってきたのは、ホントに二人分のお茶代程度。)
KLMのチェックインがやたら時間がかかり、わずかな時間でユーロコイン消化のための買い物。
時間に間に合わせるために、でっかい図体の人たちの間を縫うように走り抜ける。
「みんなでかいよぅ・・こわいよぅ・・」娘のおふざけですが、半分マジです。
搭乗待合室に免税店があったので、これでホントに最後の買い物。(CHANELのALLUREなんぞ)
ホントはアムステルダム・キスポール空港で買い物したかった・・・。
だって、ドイツの空港より素敵なお店がいっぱーいあるんだもの・・・行も帰りも、時間が無かった。
ドイツのお店がいまいち・・・とは言いません。なんでも「質実剛健」なんです。
この後、高知,盛岡組は指揮者Timmさんの友人の結婚式で歌うためお残り。
我々は食事して、ホテルで着替えして来ることに。
Timmさんはトーマス教会少年合唱団で歌っていた事もあるとか。
教会内の2つのオルガンについて、説明もしてくださいました。
↓オルガニストの介助をするTimmさん。
練習後、アルトだけで集まってミーティング。
寄せ集めの団員を高知バッハカンタータフェラインの
小原伸枝さんがまとめ役をして下さいました。
的確なダメ出し、細かな気遣いと、「パートリーダーは
かくあるべし!」の見本のような方でした。
(勉強になりました・・・はい)
一人一人自己紹介して、気合いを入れて終了。
アムステルダム・キスポール空港を離陸するのがずいぶん遅れ、
(機体が変わった・・・・・・乗り換え待ち・・・etc.)
これなら買い物の時間がずいぶんあったのに・・・とブツブツ。娘と座席が離れたが、
仲間内で交換し、機内では間に座った外人さんに交渉して替わっていただいた。
なんともアヤシイ英語だったが、通じりゃいいのよ!(こんな英語で娘に尊敬されてどうする!!)
空調の入らない機内でずいぶん待たされた・・・疲れた。
離陸後、「マタイ」の練習でもしようかとCDかけるも、気力が失せて沈没。
乗り物ではあまり眠れないタイプの私も、さすがに意識が飛んでしまった。
離陸が遅れた分、関空到着も一時間遅れ。
ひさびさの日本は・・・暑かった。
金沢駅に降り立ったら・・・さらに暑かった。この日の最高気温は37度・・怒・・・。
ドイツに舞い戻りたい気分でいっぱい・・・現実逃避から戻れな〜〜い!!
帰りの「はるか」↓シャバへ戻る橋?!
↓ホームにあった鉄道模型
もちろん、動きます。
(コインを入れてだけど・・)
写真提供:班長