7/28 アイゼナッハ市内観光&コンサート

    午前 ヴァルトブルク城見学  バッハハウス見学

            午後 ゲネプロ  19:30〜21:00 聖ゲオルグ教会特別コンサート

記念撮影スポット
天井から壁から、全部タイル画!
「タンホイザー」の歌合戦の間
かぷっ
ルターの部屋
ヴァルトブルク城 アイゼナッハのパンフより
この日も上々の観光日和。
百数十名が一度に行くのか?とドキドキしてましたが(バッハハウス崩壊の危機?!)
バス3台で時間差出発でした・・・ほっ。
世界遺産であるヴァルトブルク城(1999指定)が見学できるので、ウキウキ。
何でも基礎がおかれたのは1067年なんだそうで、ずいぶんと歴史があるお城です。
かのルィードウィッヒ狂王がノイシュバンシュタイン城を造る折りに参考にしているとか。
アイゼナッハ(といおうか、このあたり全部)をみおろす山のてっぺんにあります。
(↓下の写真)
夜はライトアップされていて、ホテルからも眺める事ができました。
←ちなみにこちらはパンフレットの写真。一般人はここからは撮れません。
ヴァルトブルク城からの眺望
‘日本人観光客は来るけど日本語パンフを作る
ほどでもないのでしょう。案内嬢は日本語案内
を録音したカセットデッキを持ち歩き(笑)。
中身は結構硬かった・・・。
切れ目サインの木琴のメロディを口ずさめるほど
何度も聞きました。

たくさんのお部屋がある中で、
←このお部屋に入った観光客はみんなため息
をつきます。美しいカーブをえがく天上は、これまた
すばらしいタイル画でうめつくされていました。



←円柱にかぷついているライオン。
これを見学して以降、班長とウチの娘は、
腕やら肩やら、手で「かぷっ」する「かぷごっこ」
を旅の間中しておりました。

軍事上の意味は十分あったと思いますが、
この城は幸いな事に平和な伝説で有名です。
聖エリーザベトの薔薇の伝説とか。
1817年のドイツ学生組合のヴァルトブルク祭
の会場であったとか。
中世のミンネゼンガー達が戦った歌合戦とか。

←内装は後世のものですが、ワーグナー
の「タンホイザー」のモデルの部屋です。
(何だかすんごく感動!)
今でもコンサートが開かれています。

もっとも大切な歴史が刻まれたのは、この小さな部屋。
国外追放されたマルティン・ルターは、ヴァルトブルク城にかくまわれ、
この部屋でギリシア語の新約聖書をドイツ語に訳しました。
肖像画はクラナッハの作。彼はルターのたくさんの肖像を残しています。
壁にルターが悪魔に投げつけたインクの跡があるそうですが、
わかりませんでした。(何でも観光客が削っていくものだから、管理者が
インクを何度もかけなおしたそうで・・・笑。)
‘ルターの弟子’を称するゲーテが、一時は荒れ果てたこの城を修復
する立役者になりました。、
聖ゲオルグ教会特別コンサート

19:30より本番。
←ボケた写真ですが、雰囲気だけ。



まだまだ外は明るいので、ステンドグラスが美しかったです。
カンタータ29番のシンフォニアやオルガン独奏曲をはじめて全部聴きましたが、
なかなかよかったです。オルガンのChristiane Brautigamさんはパンフによる
と学生っぽいですが、素晴らしい演奏家でした。(それに美人)
歌はそれなり頑張ったんですが、立ちっぱなしがとっても足に来た。
日本から持ってきた黒靴が痛くて痛くて・・・。
あと二回は楽なサンダルで行こう、と決心した私でした。

←何だか寂しいので、パンフレットのソリストの皆さんの写真など。

   ソプラノ    岡崎順子      メゾソプラノ   小野寺貴子
   テナー     佐々木正利    バリトン      小原浄二 
ソリストの皆様
市街に戻ってバッハハウス見学・・・
でも昨日ゆっくり見たので、お土産の買い
残しだけさっさと買って、私たちのグループ
だけお散歩。

昼食後、ゲネプロ。休憩をはさんで近くのゲマインドハウスで着替え。

←休憩時にお散歩した、ニコライ聖堂
の広場にて。アーチの下を車が走ってます。
アイゼナッハの鐘は、各教会で順番こ
に鳴らしているようです。
               (写真提供:班長)