「いっぱい食べてけよ。

お前の主人あんまり喰わないから、付き合ってるとやせナーガ になっちまうからな」

自分の部屋で食料庫から支給されてきた果物の山を片付けながら小ナーガにウルップを放るシュラト。

ご主人(ガイ)が聞いていたら、「シュラトが食べ過ぎなんだよ」とすかさず突っ込んできただろう。

しかし彼は現在ここにはいない。元来、動物は食欲に忠実という例にもれず、差し出される食料をナーガ はひたすら食べ続けたのだった・・・・・・。

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