2004年9月21日〜28日

3日目続き〜4日目 
ストックホルムで
アクシデント続発の巻〜

フィヨルドの都市、ベルゲンから次の目的地のストックホルムへとGo!
まずはベルゲン空港→オスロ空港→ストックホルム(アーランダ空港)へ
乗り継ぎのオスロでは50分しか時間がありません。
なのに、なのに、ベルゲン空港からの飛行機がなかなか飛ばない。
予定時刻を30分過ぎても飛ばない。
結局飛んだのは、予定より1時間遅れての事でした。
乗る時にフライトアテンダントのお兄さんに、”ストックホルムまで行くんだけど、間に合うの?”
と聞いたら”オスロに着いたら何とかなるよ”みたいな事を言われ
不安な気持ちで座席に座ると先ほどのお兄さんがやって来て、オスロの空港と連絡取れたから
次のストックホルム便に乗れるよ。着いたらサービスカウンターに行って。今日中には着くよ
と言われた。ただでさえ、ストックホルム滞在は短いのに〜。
 で、心配なのは荷物。前回のSASフライトでコペンハーゲンで荷物が出てこなかった過去が有る。
(後にホテルに持って来てくれたけど)
オスロに着くと急いでサービスカウンターを探す。
多くのお客さんが並んでる。やっと私たちの番になると、
「分かった。じゃあ、荷物タグをあっちのカウンターにすぐさま(2,3分以内)持って行って手続きして!」
と言われたけど、あっちってどこ?なんの手続き?と言ってると
その人が「あ〜、もう分かったよ待ってて」とカウンターから走っていなくなった。
しばらくして、全てOK、ゲートに行って。と言われた。
そんなこんなで、なんとかストックホルムに到着。
本当は7時半に着く予定だったのに、着いたのは8時半
疲れたし、遅くなったので街に行くのにアーランダエクスプレストレインに乗る。
電車なら約20分、バスなら約40分の所要時間。そして、運賃は倍以上違う。
電車は180SEK(スウェーデンクローナ)≒3060円、バスは80SEK≒1360円

中央駅に到着!
ひとまず、中央駅から徒歩10分のホテル、リカシティーホテル クングスガタンに向かう
ホテルに入り、チェックインすると・・・
私たちのホテルバウチャー(予約証)をみてパソコンに向かい、その後奥に引っ込んで電話を始めた。
嫌な予感爆発の私たち。
戻ってくると、お姉さんはいきなり言った。
”ホテル、タクシーで5分くらいの所にあるの。5分くらいだから”
私達は一瞬凍って、”あの、、、それはホテルをチェンジしろってこと?”
すると”そうなの。実はコンピューターのミスで部屋がないの。ごめんなさいね。
下でここのタクシーが来るから、彼は全部知ってるから大丈夫。それに乗って行ってちょうだい。
ここと同じ系列のホテルだし、しかもあっちは4つ星だから。”
とタクシーチケットを渡された。待つ間、ドリンクを出してもらった。
心の中で「初めに謝らんかい!」と思ったけど、そんな英語力はない私だった。
こんな事で終わらないのが、すごい。
タクシーチケットを貰って待つのは良いが、なかなかタクシーが来ない。
ショップの上階にあるホテルなので、フロントに戻るには、エレベーターに乗らなくちゃ行けない。
地図を見ると、歩いて10分くらいだ。なので、私達は歩く事にした。
これが不幸の上塗りとなった・・・・。

てくてくと初めての街を、夜歩いてさまよう私達。
地図を見ると、どうも通りの名前が一致しない。しかも、何となく街から離れて行っている気がする。
ヤバい
治安は今の日本より良い位なので、恐い雰囲気はないが、たどり着くのか不安になってきた。
どうしようもないので、立ち話していた綺麗なお姉さんに道を尋ねてみた。
地図を見せて私達が今どこにいるのか聞くと、なんと!全く違う方向に歩いていた事が分かった


親切なお姉さん2人
すっごく、すっごく良い人だった。
泣ける。。

いかにも人通りが少なくなってきた。
事情を説明すると、「歩いて20分くらいだけど、そのスーツケース持って歩くのは大変よ」
と言い、なんと携帯で持っていたタクシーチケットの会社に電話してくれた。
やはりなかなか来ないタクシー
何度も電話してくれるお姉さん。このタクシー会社は小さい会社で車が少なく
なかなか回ってこないそうなのだ。段々と冷え込む夜の街で私達のために二人は
いっぱい話しかけてくれて、待ってくれていた。
「私達だけで待つから、気にしないで行っていいです」というと
「そんな事、どうって事ないのよ。それよりこんな事でストックホルムを嫌いにならないでね」
と生粋のストックホルムっ子だという彼女達は笑って言った。
最初の電話から20分以上してタクシーが来た。
タクシーのお兄さんに偉い剣幕で怒ってくれさえいたしました。
本当にお世話になりました。感動の出会いでした。
(英語をもっと勉強したら、気の利いた事をもっと言えたのになあと反省した夜でした)

で、クングカールホテルに無事に到着し、無事チェックイン!

って言うか、上の写真、ブランパパがのんきに撮っていました。
人が一生懸命やっている時に〜!!!ムキ〜。危機感のない人です。爆


チェックインしたのはもう10時半でした。
お部屋は最上階だけど、なかなか個性的なお部屋。デザイン重視の北欧だわ〜と
ちょっと喜ぶ私なのでした。

もう遅いので夕飯はマック(ちょいと悲しいけど)
マックだけどとってもオシャレな内装で、値段も日本より気持ち高いくらい。ほっ
後で、本を見るとこのマック、スウェーデンの第一号店でインテリアにもこだわっているらしい

で、ストックホルムで一番楽しみにしていたのがノーベルディナー。
毎年受賞後のパーティーが行われる市庁舎。その中に有るレストランで
前年度のノーベルディナーが食べられます。(事前予約&10人以上で希望の年のものも食べられるらしい)
ツアー会社で事前予約も出来たんですが、1人3万円のオプションだったので(2人で6万!)
前日に予約しようと思ってたのです。
ので、フロントでレストランの電話番号を提示すると、何も言う前に
”あ、電話すれば良いのね?何時?何人?”と電話してくれた。
気が利く〜。でも、結果は・・・・。満席でダメだとの事。
その時はショックで放心するブランママなのでした。

と言うわけで、初ストックホルムはほろ苦い幕開けになりました。


いつもの通り、旅の朝は早起きのブラママ
ホテルの窓からの風景

この後、7時を過ぎてから朝ご飯〜
金曜の朝に当たるこの日はビジネスマンでレストランは混雑。
でも、みんなステキ。かっこいい〜。


まずはツーリストインフォメーション目指して


公衆電話もなんかカッコイイ
(しかもこれ一種類だけではなかった)
ベルゲンよりは暖かいけど、やっぱり寒い!
この後、ツーリストインフォメーションでストックホルムカードなるものを購入
24時間券260SEK≒4420円
これでバス、地下鉄、主要な美術館や博物館などがフリーになります。
意外と入場料とかが高いのでこれは良いお買い物でした!

まずは例の市庁舎へ
ガイドツアーに参加すると、ノーベル賞受賞祝賀晩餐会が行われるブルーホールも見れる。
(ストックホルムカード可)
だけど、だけど、そのツアーも大人気で満員でだめでした。しくしく。


すてきなお庭


宮殿のような建物


塔なら登れるので、登ってみる事にした。20SEK≒340円(ストックホルムカード可)

エレベーターで6回まで登ってみた

まだ上があるよ


おおお。これを撮ってたブラパパ


高い所が大の苦手なブラママ
しかも、塔の中には分け分かんない
像がいっぱいで逃げ出したい気分。
それに、誰もいないんだもん
恐いよ〜
でも、ブラパパが許してくれませんでした

なんだ、もっと登れるんだね。
こんな細い廊下?グルグル回りながら階段を上ります。
いつ着くの?


着いた。な、なんでそんな事出来るの?
ブラパパ。
ブラママは壁に張り付いたまま身動きできず


あれ?まだ上があるよ


で、登ってみたけど、壁に張り付いて写真を撮ったら高さは表現出来なかった。

これがブラパパ写真

塔から降りたら、塔の入り口が大混雑
WAIT
の看板も出ていてビックリ
私達が登る時はほとんど人がいなかったのに!

意外と楽しめちゃったスポットでした

ギフトショップでノーベルチョコを買おうと
思ったら、売り切れ。
ことごとくノーベル賞に見放される私
しかし、ノーベルミュージアムで売っていると
言う事なので、午後に行く事にした。


行く予定だったレストラン
一応写真だけ撮っておこう
ブラパパにノーベル賞とって連れて来てよと
無茶をいうブラママ


少し悲しいけど、メニューを撮ってみた
何と、ガイドブックの情報より少し値上がっていた
1350SEK≒22950円
前菜とメイン1品、デザート、ワインでこのお値段
みなさんはどう?


ミニぶらちゃんもストックホルムを満喫

この後、地下鉄を使ってインテリアショップなどを見て回った。
地下鉄は1ゾーン(つまり初乗り)20SEK≒340円なので、
何回も乗るとストックホルムカードが役に立ちました。元を取るために乗りまくり

次の目的地は、旧市街のガムラ・スタン
中世の趣が今に残っていて見どころも多い所です。


王宮へ
今の王室は1982年にドロットニングホルム宮殿に移っています。


写真を撮る事は出来ないけど
王宮内を見学する事が出来ます。
王宮共通券100SEK≒1700円(ストックホルムカード可)

大聖堂

次回もストックホルム編
続く!
next

back

travel

<home>