ジムニーの修理・1
  

   水温計が振り切ってる!!・3
        <ガスケットを作る>


 

サーモスタット    サーモスタットを外してみるとこの通り(!)
です。見事に赤くなってます。なんか見たく
ない物を見ちゃった、って感じですよね〜。
この世の物ではない、って感じでです。
 これじゃあ、サーモスタットの動きが悪くな
っても仕方ありませんよね。 
     
 サーモスタットを外したらガスケットがこんな
んなっちゃいました。これじゃあ、再使用は出来
ません。まぁ、仕方ないですね。
 部品屋さんに注文を入れると速くても次の日
遅いと2日後になっちゃいます。
 こんなガスケット如きで作業がストップするの
はシャクです。じゃぁ、作っちゃいましょう!
 
     
パッキン紙    今回は幸いにも原型をとどめていますから、
パッキン紙に形を写しとります。(チョッと見づ
らいけど左隅です)今回のガスケットは小さい
ですから100ミリ×100ミリもあれば充分です。
大きいガスケットを作った時に余りを捨てずに
とっておくとこーゆー時に重宝しますね。
(・・・って、ただの貧乏性なだけ?)
 型をとったら最初にネジ部の穴を開けておき
ます。使用したのは皮細工用の物です(名前
は忘れました)この道具各サイズで揃えておくと
便利です。今回のネジはM6ですが穴あけにも
6mmを使用しています。この上は7mmになっ
ちゃうんですよ、手持ちが・・・。6mmで開けて
後で少し広げましょう。
     
 ネジ穴をあけたら真ん中の大きい穴をあけ
ます。サークルカッターもありますが別に真円
を追求するわけではないので今回はアバウト
にいきましょう。
 ネジ穴を開けた道具で大きい円の2〜3箇所
にガツン!と穴を開け、そこから曲線バサミで
切っていきます。
 このハサミはタミヤ製です。ラジコンのボディ
(ポリカーボネイト)のフェンダーアーチ等を切る
時に使用している物です。
 やっぱり道具ですよね〜。普通のハサミだと
悪戦苦闘しますがいとも簡単に円が切れます。
たかがハサミですがあるのとないのじゃ作業性
がグンと違ってきます。素人だからこそ道具に
は拘りたいところです。
  曲線バサミ
     
道具一覧    最後に外周を切り取って完成です。外周は
曲線バサミと普通のハサミを併用して切りま
す。併用する事によって更に作業性がアップ
します。
 今回使用した道具はこれだけです。(あっ、
ハンマー撮り忘れた!)所要時間は撮影しな
がらで30分というところでしょうか。
 部品屋さんに注文を入れたら2日後になっち
ゃいますからね。Time is Moneyです。
それにこんなガスケットでも100〜200円は
しますよね。(セコイ!)今回は切れ端を使い
ましたから・・・
捨てればゴミ、使えば資源!です。
ん〜っ、エコロジー!!
     
 完成したガスケットに液体パッキンを塗って
おきます。ベットリ塗らずにうす〜くで大丈夫
です。今回使用したのは「ドライブジョイ」(これ
ってトヨタブランドですよね?)のシールパッキン
”1282B”シリコン系液状ガスケット 水周り用
です。でもこれってもう少し小さいサイズで売っ
てくれると助かるんですけどね・・・。四六時中
こんな修理をしてるわけじゃないからそんなに
使わないし・・・。ヘタをすると固まっちゃうんで
すよね。
ホームセンターに行けば同じようなシール剤
で小さい物もありますけどね。
 それではサーモスタットを組み付けましょう。

                        つづく
  完成したガスケット
     

 

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