Restoration Gallery 8

 


 

エンジンを降ろす・2

 

   エンジンを降ろす前に外せる物はなるべく外し
ます。エアクリーナー、キャブ、クーリングファン
等、簡単に外れますから・・・。

 できれば腰上も外せばクルマをウマに載せる
時にあまり高く上げないで済むんですが・・・。
今回は腰上はつけたままで降ろしました。
     
 フロントダンパーとナックルを分離させます。

 ダンパーは車体に残ったまま、エンジンとドラ
イブシャフトについたナックル、ブレーキ一式が
そっくり降りる形になります。
 
     
   上からはチェーンブロックでエンジンを吊って
下からはガレージジャッキでエンジンを支えま
す。サブフレームのマウントボルトをはずして、
チェーンブロックでエンジンを少し降ろしたら
ジャッキを下げ・・・を繰り返しながら少しづつ
降ろしていきます。本当は2人でチェーンブロッ
クとジャッキで分かれて作業すれば安全かつ早
いんでしょうけど、今回は1人で降ろしました。
     
 サブフレームとエンジンを分離させます。

 マウントボルトを外してドライブシャフトを外せ
ばこのような状態になります。

 たかが2合エンジンですが1人で持ち上げると
なるとかなりの負担が腰にきます。台車に載せ
たままある程度バラす事にしました。
 
     
   サブフレームごと降ろさないでエンジンだけ上
に外せばいいんじゃ・・・と思う方もいると思いま
すが、リヤエンジンマウント(サブフレーム後方
中央部)が車体に搭載したままだと外れないよ
うになっています、このN系のエンジンは・・・。

 それにどうせフルレスですからサブフレーム
も綺麗にしたいですしね。

     
 車体の方はこんな感じになっちゃいました。

 エンジンルームに入って記念撮影が定番です
ね。私の場合は・・・撮るのを忘れました。

 しばらくはエンジンが載りそうもないのでサブ
フレームを再び取り付けてタイヤも付けておき
ます。そうすれば移動も楽ですし・・・。

                     <つづく>

 

 

 


 

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