第8講「自分のページを作ってみます?」



ネットで公開しなくても、とりあえず、自分のページを作ってみたくないですか?

そんなこと、ない?
まあ、そう言わずに(笑)
今までは、ほんの一部分に限って、紹介してきました。
そのために、HTML が論理構造だということを、すっぱりと抜き払っていました。

どういうことかというと、日本語は「主語、動詞、述語など」を使って構成されます。英語なども、そうですね。
HTML も、言語である以上、そういう決まり事があるんです。
説明する前に、基本構文を紹介しましょう。

-------------------------------------------------------------
<HTML>
<HEAD>
<TITLE> ページのタイトル </TITLE>
</HEAD>
<BODY>
本文
</BODY>
</HTML>
-------------------------------------------------------------

何の事はない。
タグですね。

<HTML></HTML>
これは、「この文章はHTML で書かれていますよ」とコンピュータに教えているものです。
ですので、HTML の文章は、<HTML>で始まり、</HTML>で終わります。

<HEAD></HEAD>
このタグは、このHTML ファイルの予備情報を書き込む場所です。
どんな言語で書かれているかとか、いつ作ったファイルなのかとか、検索にヒットするキーワードとか、ページのタイトルなど…。
そう。HEAD タグにはさまれたTITLE タグが、ページの名前です。
このページの名前は、ウィンドウの一番上側の、クローズボタンなどのある青いバーの左端に表示されます。
すみません。このバーの名前を覚えてません。
現在のページだと「ばぼびぃのおへや」と表示されています。
また、ブックマーク(お気に入り)に表示される文字も、このTITLE タグにはさまれた言葉になります。

<BODY></BODY>
ここが、本文になります。
ブラウザで表示される部分です。
ここ以外は、表示されません。

前回までに紹介したタグは、本来、このBODY タグの間に書くものなんです。
今までは省略していました。ですので、ブラウザがかってに解釈して表示していたわけです。
自分のパソコン上で確認するにはそれで問題ないですが、別のパソコンなどの異なる環境で見た場合、デザインが多少、狂うことがあります。
そのために、HEAD タグの間にいろいろな情報を書き込むわけです。
が、省略しても、たいして支障もありません(笑)
日本語や英語の構文なんて、正確に守れます?
何十年も日本語と接してきても、まともな日本語じゃないかもしれません。
それでも、意味は通じるはずです。
それと同じことなんです。

とはいえ、基本構文くらいは、守りましょう。

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<HTML>
<HEAD>
<TITLE> test </TITLE>
</HEAD>
<BODY>
テストです。
</BODY>
</HTML>
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上の文章をコピーして、拡張子をHTML で保存してみましょう。
前に紹介したフリーソフトなら、貼り付けるだけで表示してくれます。
ともかく、表示してみてください。
そして、「test 」の部分や「テストです。」の文面を、好きなように変更してみてください。
学んだタグを使ってみてもかまいません。

それが、貴方が作る、初めてのページです。




どうですか?
こんな説明で、ページが作れました?
今までに学んだタグでは、文章しかかけませんけど。

次回は、文章のアレンジをもう少し。
だって、改行できなかったでしょ?

もし、この説明の間違い(誤字脱字も含む)や、分からないところがありましたら、掲示板で指摘してください。

では、次の講座で…。


文責:ばぼびぃ
公開日:2001.9.17