皆さん、掲示板を覗いてみたり、書き込みをしてみたことがありませんか?
その掲示板で、「タグ有効」とか「タグは使用できません」とか、そういった言葉を見たことがあると思います。また、どこかのホームページで、「タグ」って言葉を目にしているかもしれません。
でも、その「タグ」って、一体なんなんでしょう?
改めて聞かれると、私も困ってしまいます(笑)
「タグはタグでしょう」ってなっちゃいますよ。
難しい話は後回しにしますので…。そうですね、ブラウザ(インターネットエクスプローラやネットスケープナビゲータなど)に、行動を指示するもの、と思えば、良いですかね。
分かり難い言い回しですか?(笑)
例えば、文字を太くするには、
<B>太くなった?</B>
と書き込むと、
太くなった?
このように表示されます。
ここに出てきた<B> が、タグの一種なんです。
タグには通常、開始タグと終了タグがあり、<B>が開始タグ、</B>が終了タグです。
違いが、分かります?
そう!「 / 」が付いているか付いていないかです。見たまんまですね(笑)
「 / 」が付いていない方が開始タグ、付いている方が終了タグです。
使い方は。
修飾したい文字の先頭に開始タグをおき、その文字の終わりに終了タグをおきます。
例えば、
私の名前はばぼびぃといいます。
という自己紹介で、自分の名前を太字にして強調したい場合、
私の名前は<B>ばぼびぃ</B>といいます。
と書きます。すると、
私の名前はばぼびぃといいます。
このように表示されます。
ここまできて、少し疑問に思えることって、ないですか?
ほら、せっかく書いたタグって、どこへ消えたの?
ちゃんと目的の修飾はできているけど、ねえ。
タグは、ブラウザが隠しちゃうんです。だって、人の目に映る必要、ないでしょ?プログラムが理解すれば良いだけのものだから。
実は、これに落とし穴がありまして…。
<や>を山カッコなんていいますけど、この山カッコに囲まれたものをタグといいます。
タグは、表示されません。
勘の良い方は、もうお分かりでしょう。
適当な文字を山カッコで囲むと、どうなるのだろうかと…。
アルファベットで適当なつづりを書き、それを囲むと、消えてしまうんです。
勝手に、タグだと認識してしまうんです。ただし、日本語を囲っても、消えません。
なお、タグだと認識しても、ブラウザが理解できないタグは、無視されますので、文字が消えただけで、何も起こりません。
ん? すると、このページはどうやって書いてあるんでしょう?
それは、特殊文字を使っているんです。
これについては、また別の講座を開きますので、説明を省きますが、この特殊文字を使うことで、タグを表示することができるんです。
まるで、手品ですね。種も仕掛けもしっかりとありますし。
さらに、タグには、守らなければならない種(ルール)がありまして…。
タグを書く場合は必ず、半角英数文字で書かなければなりません。
大文字小文字を区別する必要は、ありません。どちらで書いても、大丈夫です。
abcde...
abcde...
上が半角英数文字で、下が全角文字です。
ちなみに、日本語が全角文字ですね。
日本語入力英語入力の切り替えは、キーボードや日本語変換ソフト(MS-IME、ATOKなど)によって異なりますので、ここでは説明しません。
お使いのパソコンの説明書を読まれるか、日本語変換ソフトのヘルプをご覧下さい。
さてさて。
タグについて、なんとなくでも良いですので、理解できましたか?
おいおい、いくつかのタグについて説明していきますので、今は、漠然とした理解で、良いですよ。
結局、自分で使ってみた方が、覚えも早いですから。
もし、この説明の間違い(誤字脱字も含む)や、分からないところがありましたら、掲示板で指摘してください。
では、次の講座で…。
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