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93号 ランボルギーニLM002
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◆クラシックカー、スーパーカー総合研究所◆ 第93号
発行日:2004年9月10日
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このメールマガジンではバリバリ売れ筋のカローラ、環境に優しい
ワゴンR、などの現行一般受け自動車には目もくれずに、
輸入車、さらに一歩突っ込んでクラシックカー、スーパーカーを皆さんと一緒
に紹介、再考していこうという物です。
紹介するのは
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'70年代までをメインとしたマニアックなクラシック、ヴィンテージ車、
'70年代半ばからブームになったスーパーカー達、
さらに'90年代から現在に至るまでのハイパフォーマンススーパースポーツ、
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・・・などなど、
一部日本の旧車も交え、総じて言うと『コレクターズカー』と呼ばれる古くな
っても価値を見出されて、解体にならない名車を取り上げていきます。
<<過去の紹介車種>>
●トライアンフTR3からランボルギーニムルシエラゴまで、
様々な本編車輛とバックナンバーの画像はこちら
→
http://www5b.biglobe.ne.jp/~atc/backnumber.htm
【ご挨拶】
皆さんこんにちは。
先日縁あって映画「サンダーバード」を観ました。
見所はもちろん、実車版のペネロープ号!
映画自体はあんまり面白くなかったので、わたし的には最初の10分でペネロ
ープ号の活躍?!も終わり、もう充分でした。
さて、今回の本編の車、70号の前書きで日ハムの新庄選手が所有していると
書きましたが、このモデルを選ぶのは流石の新庄です!
プロ野球にそんなに興味の無い私も彼がTVでコメントしてると興味を持って
みてしまいます。
ルックス良くて、車の趣味も大胆で、言う事の半分くらいは理解出来ない(笑。
今の揺れている球界とは関係無さそうな雰囲気も何とも面白いと思います。
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■■■□ 第93回
■■□ 【ランボルギーニLM002】
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今回はお馴染みのランボルギーニですが、過去の掲載車の低いフォルムとは大
きくイメージが離れますね。
2.7tと重量級でありながら、450馬力のパワーで200km/h以上での走
行が可能という、なんとも凄い4WDです!
長くライバル関係であるフェラーリがやっていない事でランボルギーニが成し
遂げた結晶の一つ、それが今回のLM002です。
ランボルギーニ・チーター、と言えば分かり易くピンと来る人も多いでしょう
が別物。
その辺りから入ってみましょう。
始まりは1977年、ランボルギーニが開発を進めていた4輪駆動車が発表さ
れました。
その名が"Cheetah(チーター)"。
しかしコイツはクライスラー製V8エンジンをリアに置く車であり、プロジェ
クト途上のプロトタイプ。
LM001やLM003、LM004などと同じく、市販される事はありませ
んでした。
市販モデルとして、ランボルギーニ製のカウンタック譲りのV12をフロント
に搭載して登場したのがLM002です。
1982年にジュネーブショーで初お披露目となったLM002は改良と熟成
を重ね、
1886年にブリュッセルモーターショーで発表し市販にこぎ着けました。
その内容ですが、リリースまでの間にカウンタックも進化したのに伴い、4バ
ルブのクワトロバルボアーレ・エンジンを搭載していました。
この5.2L-48バルブ、V12気筒はカウンタックと全く同じ仕様ではな
く、ガソリンの質の悪い地域も考慮に入れた仕様変更、ダートなどの悪環境も
考慮したエアクリーナー、暑い地域も考慮した大型ラジエーターなどなど、変
更が加えられたものでした。
パワーを受け止めるのはZF製のギアボックス、そして鋼管スペースフレーム
シャーシです。
タイヤはピレリーが特別に開発したもので、325/65VR17とサイズだけ見ても凄
いです!
さらにコレは砂漠でもオンロードでも最大限に性能を引き出し、パンク状態に
なっても走行を可能とする優れモノです。
室内にはエアコン、オーディオは勿論の事、高級カーペットにレザーとウッド
が奢られた豪華な仕様でした。
車名のLMの「M」はミリタリーを示すという、そもそもの開発の狙いに沿っ
て、中東を中心に軍に出される車輌もあり、そちらはシンプルな剥き出しにな
っているだけでなく、それ相応の使い勝手の良い仕様がリリースされました。
最終バージョンとして、LM002にはLMアメリカンと呼ばれるモデルもあ
ります。
これは1992年のデトロイトショーで発表されたもので、ディアブロのシス
テムとほぼ同じインジェクションを採用し、外装はボンネット形状が違い、ク
ロームバンパー、デカール、OZ製ホイールなどでチョイ派手に、内装はさら
にアップグレードな物にして60台販売されました
(人気高く、中古車市場でこのモデルは重宝されます)。
1986年~1992年までで生産総数300台強と言われているLM002、
現在では500万円~、高いものでは1000万円超えくらいで取り引きされ
ています。
入手難易度は 「★★★★☆ 4.5」 でしょうか。
カウンタックやディアブロの中古価格を考えると、価格的にも意味のあるチョ
イスではないでしょうか!
ライバルはハマーが筆頭に挙げられ、他には大してないかな。
第64号 ハマー→
http://www5b.biglobe.ne.jp/~atc/back64.htm
Lamborghini LM002
ボディーサイズ: 4900×2000×1850mm
ホイールベース: 3000mm
重量: 2700kg
乗車定員: 4~8名
駆動: 4WD5速
エンジン: 水冷V型12気筒DOHC
排気量: 5167 cc
ボア×ストローク: 85.5×75.0mm
圧縮比: 9.5:1
燃料供給: 6 Weber44DCNF 2V
最高出力: 444PS/6800rpm
最大トルク: 51.0kgm/4500rpm
燃料タンク容量: 290L
最高速度: 210km/h
サスペンション前/後: ダブルウィッシュボーン
ブレーキ(前/後): ディスク/ドラム
タイヤサイズ: 前後325/65VR17
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◆◆◆ヤフオクぶらり漫遊記♪
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ここでは名品、珍品の巣窟と言われるヤフーオークションの出品物を幾つか取
り上げてみたいと思います。
クライスラーサラトガ
http://page6.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f27573187
コレは珍しい!
アメ車では大変良い年式である1957年、例のアメリカンらしいテールフィ
ン形状が特徴ですが、内装が何故か和風な感じ(笑。
画像では程度は分かりませんが、ポップな色とサイドモールを追加すればかな
り見栄えがしそうです。
出品者のIDも写真の背景も充分マニア!
値段は書類がある時点で安いと思います。
昭和62ラダニーバロシアのクロカンラダニーヴァ1600クーラー付き
http://page9.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/k6667112
これも珍しい、ロシアの四駆ラーダニーヴァです。
本編のLM002とはライバル関係か、対極に位置するか。どちらでもないよ
うに思いますが(笑
希少車には違いありません。チョットかわいい感じですね!
幻のオリジナル・エラン・BODY未使用の絶句のコレクション
http://page6.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f22301125
これは確かに出てこないでしょうね!
そういえば雑誌Tipoで連載でエランのレストア記をやっていた田中むねよし
さんの漫画、最近読んでないですけどどうなったんでしょうか。
ボディだけで200万円はチョット高いですが、欲しい人は欲しいのでしょう
かね?
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