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81号 チゼータV16T
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◆クラシックカー、スーパーカー総合研究所◆ 第81号
発行日:2004年6月18日
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このメールマガジンではバリバリ売れ筋のアルト、環境に優しい
ウィッシュ、などの現行一般受け自動車には目もくれずに、
輸入車、さらに一歩突っ込んでクラシックカー、スーパーカーを皆さんと一緒
に紹介、再考していこうという物です。
紹介するのは
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'70年代までをメインとしたマニアックなクラシック、ヴィンテージ車、
'70年代半ばからブームになったスーパーカー達、
さらに'90年代から現在に至るまでのハイパフォーマンススーパースポーツ、
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・・・などなど、
一部日本の旧車も交え、総じて言うと『コレクターズカー』と呼ばれる古くな
っても価値を見出されて、解体にならない名車を取り上げていきます。
<<過去の紹介車種>>
●ロールス・ロイス シルバー・クラウドからアルピーヌA110まで、
様々な本編車輛とバックナンバーの画像はこちら
→
http://www5b.biglobe.ne.jp/~atc/backnumber.htm
【ご挨拶】
皆さんこんにちは。
本日でワタクシ、また年齢が1つ増える事になりました!あまり嬉しくないの
ですが・・・
ふと思ったのですが、愛車の誕生日を祝う習慣ってどうでしょうか?
車の誕生日って、工場から出荷された時とか、我が家に来た時とか、いろんな
考え方がありますが、車検証をみれば「初年度登録年月」は分かります。
誘いを断るのに「ゴメン、今日は愛車の誕生日なんで帰って祝いをしないと・・・」
なんてどうでしょうか?
車好きでない普通の人が聞いたら多分引きます。
コレまたワタクシ事で恐縮ですが、この度ヤフーオークションにて、またまた
6輪の水陸両用車を出品しています。
中古→ http://page6.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f23788707
新車→ http://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/68763720
読者サービスは5万円単位以下の端数を切り捨て、という事で。
もし落札しましたら、まずは「クラ・スパ総研」の読者である事をお知らせ下
さい!!
本編は74号以来の2次ブーム車で行ってみましょう!
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■■■□ 第81回
■■□ 【チゼータV16T】
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バブルに沿って起こった第2次スーパーカーブーム!今回はそのブームを彩っ
た名車、チゼータV16Tです。
チゼータは当時の新興メーカーで、海外ではチゼータ・モロダーと呼ばれる事
も多いです。
この車種のみの生産で終わりましたので単に"チゼータ"と呼べば一般にはV
16Tを指します。
創始者はクラウディオ・ザンポーリ。
彼は1966年から1973年までランボルギーニに在籍していました。
その後アメリカでのスーパーカー販売で財を成した彼は、世界的ミュージシャ
ン、ジョルジオ・モロダーとの共同出資で、イタリアはモデナにチゼータ・モ
ロダーSRLという会社を起こしました。
名前の由来は彼のイニシャルのC・Zがイタリア読みでCi・Zeta(チゼータ)
となるからです。
1989年にショーデビューを果たした「V16T」は、多くの人の関心と喝
采を集めました。
その内容で一番特徴的なのは名が現すようにV16気筒エンジンを搭載してい
る事。
これをリアミッドになんと横置きし、ZF製のトランスミッションを縦置きに
して「T」字型に繋がる事からのネーミングです。
既存のV8エンジンを踏襲、改良し、それを2基合わせたような形で設計され
たといわれるその6Lのエンジンは560馬力。100km/hに達するのに実に
4.4秒という加速、最高速度は328km/hを叩き出します!
ボディデザインはメルマガにも何度も登場のスーパーカーの大御所、マルチェ
ロ・ガンディーニ。
時期的にもディアブロのデザインプロトとも言われています。
チューブラーフレームにオールアルミボディという伝統的なスーパーカーの手
法で造られているのも見逃せません。
当時の価格は$600,000という恐ろしい値がお約束なら、お約束の高級オ
ーディオシステムにレザーインテリア、足にはブレンボブレーキにピレリーの
当時最高のタイヤという、これまたお約束的な贅沢具合です。
市販は1991年からでしたが、世界的なバブル崩壊による景気後退、またモ
ロダーの離脱などで僅か数台を世に出したのみで生産終了となりました。
その数は目標の年産25~50にはほど遠く、総数8台と言われています。
ディアブロと酷似していると言われる外観ですが、確かに似てはいますが私は
バランス的にディアブロの方が優れていると思います。
一番の違いは横置きV16の為に広げられたリアトレッドのためのワイドフェン
ダー部で、幅だけでなく長さもボリュームがありすぎる気がします。
顔のラインもディアブロに軍配でしょうか。
しかしディアブロはガンディーニの素のデザインからかなり変更が加えられて
おりガンディーニは不満だったとか。
手を加えたのはクライスラーのデザイン部門ですが、よく突飛な事をして散々
な結果を生むUSAデザインも好に転じることもあるのだと感じました(単にベ
ースのバランスの問題でしょうか?)。
ガンディーニ自身もディアブロは本来はもっと好き嫌いがハッキリする個性の
強いデザインだったと主張している事から推測できるのは、チゼータの方がよ
り斬新でより評価出来るという事なのかもしれません。
動物をあしらったメーカーのエンブレムも名車っぽくて好きですね。この辺り
は日本車メーカーには残念ながら真似するセンスや遊び心が足りないようです。
価格は「?」です、言い値ですから5000万円くらい言うのでしょうか。
まあ、まず売りはありませんが。
入手難易度は「★★★★★ 5」です。
一部でしか話題になっていませんが、クラウディオはアメリカに工場を移し、
同形状の16気筒スーパーカーを製造しており、奇跡の復活劇を遂げようとし
ています。
チゼータV16T
ボディーサイズ: 4440×2050×1120mm
ホイールベース: 2690mm
重量: 1600kg
乗車定員: 2名
駆動: MR5速
エンジン: 水冷V型16気筒DOHC64バルブ
排気量: 5995 cc
ボア×ストローク: 86.0×64.5mm
圧縮比: 9.3:1
燃料供給: ボッシュKジェトロニック
最高出力: 540PS/8000rpm
最大トルク: 55.3kgm/6000rpm
燃料タンク容量: 60L×2
最高速度: 328km/h
サスペンション前/後: ダブルウィッシュボーン
ブレーキ(前/後): ベンチレーテッドディスク
タイヤサイズ: 前245/45ZR17 後335/35ZR17
当時価格: $600000
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◆◆◆ヤフオクぶらり漫遊記♪
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ここでは名品、珍品の巣窟と言われるヤフーオークションの出品物を幾つか取
り上げてみたいと思います。
★ ジャガー アーデン ★
http://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/68815931
メルセデスやBMWのワゴンはメジャーになりつつありますが、ロールスやジ
ャガーにワゴンは存在しないだろうと思っている方、甘いです!
ジャガーには在り、私はこのモデルが載ったカタログを見た事もあります。
出品者が言うには日本に一台らしいですね!
キマッテます!アウディTTには珍しいフルエアロ
http://page6.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f23860241
ル・マンでのチーム郷の快挙を祝う意味でアウディを取り上げました。
本編にまだ出ぬアウディは70年代にラリーで大活躍などありましたが、コレ
クターズモデルにはあまり恵まれませんね。
TTは今のところ順当に値を下げていますが、そのコンセプトと奇抜なデザイ
ンで今後は微妙な存在です。
(車名のTTが顔文字の涙クンに見えるのですが・・・)
因みに郷さんはブリジストンの身内で、さらにアルファロメオの物凄いコレク
ターズモデルを所有している事でも有名です。
USED! BMW E30 M3用本革リアシート&フロント
http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e22694377
先日部屋に3人掛けソファーを買ったのですが、車好きならこんなチョイスも
有ったかな、と後で思ってしまいました!(要加工ですが)
これは小さい車ですが、例えばベントレーやマセラティなど、好きな車の高級
な皮シートで部屋でくつろげるって良くないですか?!
これも一般の人は何人かひくかなぁ・・・
●●━…━…━…━ あなたも書いてみませんか? ━…━…━…━●●
この手の「この1台!」はそれぞれ思い入れの有るオーナーやマニアなど
皆さんが知識、経験など勝っているモノです。
あなたの愛車のバックグラウンドやウンチクを原稿として書いて見ませんか?
もちろん憧れの車や興味のある車種でも結構です。
好き嫌いや故障しがちな弱点、クセなども含めて頂けると面白いですね。
◇現在もれなく寄稿に対してプレゼントあります!◇
なにぶん物が物だけに書籍によって情報が違ってたりという事もよくあります。
双方向でお互いに情報交換や指摘、手助けなどが出来るメールマガジンになれ
ばいいなと考えています。
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自動車輸入取り扱い業務に付きましてはHPに詳細を載せております。
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