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75号 ピンツガウアー
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◆クラシックカー、スーパーカー総合研究所◆ 第75号
発行日:2004年5月7日
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このメールマガジンではバリバリ売れ筋のウイングロード、環境に優しい
ヴォクシー、などの現行一般受け自動車には目もくれずに、
輸入車、さらに一歩突っ込んでクラシックカー、スーパーカーを皆さんと一緒
に紹介、再考していこうという物です。
紹介するのは
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'70年代までをメインとしたマニアックなクラシック、ヴィンテージ車、
'70年代半ばからブームになったスーパーカー達、
さらに'90年代から現在に至るまでのハイパフォーマンススーパースポーツ、
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・・・などなど、
一部日本の旧車も交え、総じて言うと『コレクターズカー』と呼ばれる古くな
っても価値を見出されて、解体にならない名車を取り上げていきます。
<<過去の紹介車種>>
●AMジェネラルハマーからフィアット600ムルティプラまで、
様々な本編車輛とバックナンバーの画像はこちら
→
http://www5b.biglobe.ne.jp/~atc/backnumber.htm
【ご挨拶】
皆さんこんにちは。
ミッレミリア風のクラシックカー・ラリーイベントとして、西日本では定番に
なりつつある「ポンテペルレ」が先月開催されたのですが、私は所用で参加ど
ころか観に行くことさえも出来ませんでした・・・
しかしつい先日TV放送があり楽しく鑑賞させてもらえました♪
あの元阪神の掛布さんは車好きで有名ですが、今回持ちこみの1949年アル
ファロメオ・ヴィラデステはホント凄かったですね!
掛布さんは終始笑顔でキャラの良さは光っていたものの、残念なのは、彼がナ
ビゲーターに選んだのは行き付けの修理屋さんのメカニック。
他の参加者にも、サービスカーを同行させていたりなどが見受けられましたが、
私が思うには自分で少々の事は見れるようにしておくべきで、それ以上のトラ
ブルだったらキッパリ諦める、くらいのスタンスで居て欲しいです(参加費は
高いので気持ち分かりますが)。
その点、西田ヒカルさんは夫婦で参加し、しかも上位入賞、スクリーン上では
終始ニコニコで好感度さらにアップだったのではないでしょうか。
それにしても、背景にチラッと映った車が凄かったり、もっと色々見たかった
りで、一部に偏りすぎで、紹介した台数が少なすぎです。
編集期間が短かった事を考慮しても、番組としてイマイチだったと言えます。
本編ですが、先週の959はやはり反響が大きかったです。
今週はガラッと雰囲気を変えてミリタリー車!
これも一部から熱烈な支持が予想される変わりダネです。
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■■■□ 第75回
■■□ 【ピンツガウアー】
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今回はピンツガウアー!
そのゴッツいような可愛い様なたたずまいは、四駆フリーク、軍用車フリーク
の間ではウニモグと双璧を成すマニア向け人気車です。
そのメーカーであるシュタイアー・プフは老舗中の老舗。
1899年にヨハン・プフが創業しました。
社名の前部分の由来はオーストリアのシュタイアーマルクが創業の地だからで
す。
そう!この車は当メルマガでも初物のオーストリアメーカーなんです。
そして車名も含めて出てきたカタカナ全ての響きがなんだかドイツっぽいのは、
ドイツと隣接するオーストリアの公用語がドイツ語、という訳です。
そんなドイツの香りの強いこのメーカーは、メルセデスのゲレンデバーゲンの
生産に関わっていたり、その4WDへの技術の高さから世界中の有力メーカー
から開発や生産の依頼が来るほどです。
そんな他社からの依頼の多いメーカーですが、本題のピンツガウアーは、設計、
製造など全てプフにて行われた車です。
ハフリンガーの後継、改良として、よりコンパクトでありながら性能をキープ
する事を目指して
1965年より開発が始まり、
1971年に生産が始まりました。
そのコンセプトをキープしたまま、2000年までのロングライフ・モデルと
なったのは、ピンツガウアーのその優れたオフロード走破性能、操作性、収容
能力、丈夫さ、万能性が認められたからに他ありません。
バックボーン型のセンターチューブシャシはドライブトレーンを守る独特の構
造を持ち、エンジンは空冷4気筒の2.5Lで87馬力を発生。
トランスミッションはZF製を採用。
1トン~2トン超えの積載容量を持つのも大きな特徴です。
1988年に大幅に改良されたレイトモデルでは、幅広にして安定性を増し、
VW製ディーゼルターボエンジンの採用など、パワーアップと同時に環境にも
対応した仕様となっていました。
そのラインナップは車輪の数、トップ形状などで分かれており、4WD、
6WDにそれぞれキャンバストップやメタルトップが在ります。
710、712、716や718などの数字とMやKやTなどのアルファベッ
トを組み合わせて、「710M」(4輪のキャンバストップ)などと表現します。
用途としては軍事輸送車は勿論のこと、武装車や消防車、救急車など日本では
まず見ませんが、海外では幅広いニーズに対応するベースとなっています。
ヨーロッパを旅行した方なら、観光ツアーカーに使われているのを見た人も居
られるのではないでしょうか。
日本では数は少なく、マニアック度ではウニモグを凌ぎますね。
入手難易度は 4 くらいで、価格帯は150万円~300万円が多いと思い
ますが、500万円を超える売りもあります。
私は過去に一度ピンツガウアーが主演(?!)のビデオクリップを見ましたが、
凄く面白かったです。
超傾斜やデコボコを激走するのは序の口で、水陸両用車さながら水に入ってい
ったり、ヘリコプターに吊り下げられて空から着地したりなど、見所満載でし
た!
興味の有る方は探してみてはいかがでしょうか。
Steyr-Puch Pinzgauer 710 M 4x4
ボディーサイズ: 4175×1780×2045mm
ホイールベース: 2200mm
重量: 1960kg
エンジン: 空冷直列4気筒OHV
排気量: 2499 cc
ボア×ストローク: 92×94mm
圧縮比: 7.5:1
燃料供給: ゼニス(又はソレックス)36NDIX×2
最高出力: 87PS/4000rpm
最大トルク: 18.5kgm/2000rpm
燃料タンク容量: 75L
最高速度: 100km/h
ブレーキ(前/後): ドラム/ドラム
タイヤサイズ: 前後245-16 6 PR
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◆◆◆ヤフオクぶらり漫遊記♪
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ここでは名品、珍品の巣窟と言われるヤフーオークションの出品物を幾つか取
り上げてみたいと思います。
超稀少 560ステーションワゴン
http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e37564430
560TELってネーミングが洒落てますね、色んな意味で。
もちろんW126のワゴンなんてメルセデスからはリリースされておらず、大
掛かりな改造車なのですが、所ジョージさんも同じモノを持っているそうです。
画像を見れば分かりますが、その自然な仕上がりはかなり良いようです。
密かに、背景も濃いですね!
デボネアピックアップ4WDカスタムカー
http://page4.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d47599655
今回のぶらり♪は改造シリーズ!
これまた大掛かりなカスタムのデボネアです。
ピックアップ化だけでなくリフトアップも施しています。リアウインドウも凄
いですかね?
三菱車らしくパジェロのホイールを履くという大技も敢行していますが、三菱
製のハブは大丈夫かな?なんてキツイ事を言ったりして(笑。
ストックでそこそこの値が付くデボネア、超個性派カスタムでは逆に売りづら
いかな?
マーコス・レース カー 本物です
http://page6.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f21136509
締め括りはマーコス!これは本物のコレクターズアイテムの匂いがします。
フェンダーは凄いですし、随所にレースカーならではの特徴が見えています。
当時1800万円というと、もはやマーコスらしいバックヤードビルダーの印
象が薄いですね。
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この手の「この1台!」はそれぞれ思い入れの有るオーナーやマニアなど
皆さんが知識、経験など勝っているモノです。
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