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42号 メルセデスベンツSSK
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◆クラシックカー、スーパーカー総合研究所◆ 第42号
発行日:2003年9月19日
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このメールマガジンでは不況をぶっ飛ばす売れ行きのウィッシュ、環境に優し
いカローラ、などの現行一般受け自動車には目もくれずに、
輸入車、さらに一歩突っ込んでクラシックカー、スーパーカーを皆さんと一緒
に紹介、再考していこうという物です。
紹介するのは
=========================================================
'70年代までをメインとしたマニアックなクラシック、ヴィンテージ車、
'70年代半ばからブームになったスーパーカー達、
さらに'90年代から現在に至るまでのハイパフォーマンススーパースポーツ、
=========================================================
・・・などなど、
一部日本の旧車も交え、総じて言うと『コレクターズカー』と呼ばれる古くな
っても価値を見出されて解体にならない名車を取り上げていきます。
【ご挨拶】
皆さんこんにちは。
F1でのタイヤレギュレーションのいざこざでホッと一段落、どころか株を上
げた感のあるミシュランですが、皆さんはどう思われましたか?
今回は私の関西の知人Tさんからのメールを抜粋して紹介します。
Tさんは現在はとある60年代のイタリアンクラシックに乗る、オールドカー
歴は十数年の色々と精通したマニアです。
そんなTさんからタイヤの情報を頂きました。
[[[[[[以下抜粋引用]]]]]]
早速ですが、表題の通り、タイヤの情報です。
オリジナルサイズがもともと155R15という特殊なため、私のように一回り太
い「ミシュランXZX 165R15」を仕方なく装着している方もおれば、まだかろ
うじてオリジナルサイズの「ミシュランMX 155R15」を履いていらっしゃる
方にも朗報(?)です。
ご存知のように個人輸入すれば、銘柄は選べるとは言え、かなり高価な買い物
になってしまうのは必至。
またピレリが100セット!?集まればチンチュラートを作ってくれるという話
など、いまいち二の足を踏んでしまう情報ばかりです。
なかにはオリジナルサイズにこだわり、トラック/バン用のバイアスを履いてい
らっしゃる方も知っています。
そこで、「ミシュランXAS」というタイヤをご存知でしょうか。
勿論、カタログに載っておりません。本国のカタログにすら載っていません。
昨日、ミシュランタイヤの広報の方に相談のメールをしましたところ、上記の
銘柄のタイヤは155R15サイズを作っているとわざわざお電話下さいました。
このタイヤはラジアルで、トレッドパターンは昔、セドリックやグロリアに純
正装着されていたXVSというタイヤに似ている、とのことしか情報はありませ
ん。(実際に私もピンときません。左右非対称だったかな?)
見たくても閲覧できる資料、情報は皆無です。
そしてこのタイヤは国内にはなく、本国方取り寄せるカタチでのみ入手できる
そうです。
その方法ですが、お近くのミシュランタイヤ取扱店から「確定注文」と言うカ
タチでオーダーを出せば、本社経由で本国に在庫の有無を確認し、あれば船に
揺られて3ヶ月で届くという手筈です。
価格はタイヤの場合、販売店は下代のみ決まっておりますので、それぞれがい
くらで販売するかは自由になってきますので、店頭でお聞きいただくしかあり
ません。
万が一!本国在庫がない場合ですが、ありがたいことにこのXASと言うタイヤ
は、なくなれば少量ずつ(リピーター用?)ですが、不定期に作っているよう
で、一度入れたオーダーにはいつかかならず手に入れることが出来ることにな
っているそうです。
この点、いつになるかわからないピレリよりも、ずっと現実的ですね。
ちなみに私も知人が地元のミシュランにおりますので、一度聞いてみようと思
います。
またその結果、何かわかればメールさせていただこうと思います。
[[[[[[引用以上]]]]]]
と言う事です。役に立つ情報だと思いこの場に引用しました。
Tさんに何か情報や御意見有りましたら、メールは私が責任を持って転送して
おきます。
また、他にも面白い情報有りましたらドシドシ下さいませm(__)m。
本編は初の戦前の車です。
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■■■□ 第42回
■■□ 【メルセデスベンツSSK】
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今回のメルセデスベンツSSK、メルセデスの歴史の中でも30年代の540
Kや50年代の300SLなどと同じように超弩級のコレクターズモデルです。
メーカー内の事に留まらず、戦前のコレクター物としてはジャガーSS100
やオールドブガッティなどと肩を並べてレプリカ作製の的にされるほどの貴重
な車です。
例のアニメ、「ルパン三世」には沢山の名車が登場しますが、中でもルパンの所
有する車として有名なのがフィアット500とこのSSKです。
メルセデスにおけるフェルディナンド・ポルシェ博士の設計した最後の車のと
言われており、性能にプラスしてそれもまたマニアを唸らせる一因です(真否
は時期的に微妙です)。
それまでのSシリーズ(スポーツの意)の流れでSS(スーパースポーツ)の
よりスポーティな進化系として1928年に発表されました。
SSKの最後の文字「K」はドイツ語のクルツ、「短い」という意味で、その名
の通りよりホイールベースを約40cmも短縮しシャープな乗り味を実現した
物です。
2シーターオープンのボディは軽量化され、エンジンはOHC、スーパーチャ
ージド7068cc直6(1気筒当たりの排気量1178cc!?)です。
通常では170馬力で、アクセルをさらに踏み込むとスーパーチャージャーが
効いて225馬力を発生するという仕組み(乗ってみたい!)、最高速度は19
0km/hという、自動車の黎明期を抜け出たばかりとは思えないスペックです。
当時はさすがにこの内容では他を寄せ付けない性能で、市販車でありながらす
ぐにレースにも出場出来るだけのブッチギリの高性能でした。
実際に1929年から1931年までの間にル・マン、ミッレ・ミリア、モナ
コなどで大活躍の大暴れ、様々な記録を残しています。
生産は1928年から1932年まで、30台余りと言われており(全Sシリ
ーズでも約370台)、有名な石原裕次郎も愛したガルウイングの300SLが
1858台と言われていますので、その希少性が分かると思います。
少なくてまず手に入らない名車だけに前述の通りレプリカが存在し、VWの空
冷エンジンを載せたものから、フォード直4エンジンのモノ、さらにはシボレ
ーのV8などを載せた「エクスカリバー」まで多種多様です。
そんな中でもエクスカリバーは性能、造りの良さから頭一つ抜き出ており、オ
ーナーズクラブがあったり結婚式場で使われていたりもします(メルマガへの
リクエストもあったほどです)。
前述のアニメのマニア間では、ルパンが乗っていたのはSSKではなくエクス
カリバーではないかとの話もあります(ボディ形状やオーナメントデザインか
ら)。
売り情報ですが、300SLなんかはまだ時々見ますが(およそ3000万円)、
SSKの本物が売りに出ているのは見た事ありません。
お金持ちの手に留まりつづけていて、売るときもツテで人知れずに動いており、
市場に出てくる事はまず無さそうです。
入手難易度は確実に 5 ですね。
蛇足ですがこのモデルの進化版として、穴を開けまくって軽量化したSSKL
という更に凄いのもあったりします。
メルセデスベンツSSK
ボディーサイズ: 4250×1700×1725mm
ホイールベース: 2950mm
重量: 1570kg
乗車定員: 2名
駆動: FR4速
エンジン: スーパーチャージド水冷直列6気筒SOHC
排気量: 7068 cc
ボア×ストローク: 100×150mm
燃料供給: ツインキャブレター
最高出力: 170/225PS / 2900/3300rpm
最高速度: 192km/h
サスペンション前/後: 半楕円リーフ
ブレーキ(前/後): ドラム/ドラム
タイヤサイズ: 前後6.50-20
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◆◆◆ヤフオクぶらり漫遊記♪
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ここでは名品、珍品の巣窟と言われるヤフーオークションの出品物を幾つか取
り上げてみたいと思います。
★チャネリング★C1500★
http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b42540847
若い人向けですがカスタムの一例です。
ブームに踊った感があり人気急下降したC1500ですが、これは凄いです。
チャネリングとは車高を落とす加工ですが、ボディとフレームの加工により脚
の付け根の位置を上に移動させ車高を下げるという大技です(宇宙と交信する
大技ではありません)。エアサスも組み合わせて究極のグランドスラム(地上高
ゼロ)を実現してます。
さらに20インチが効いた上にマフラーもセキュリティも最高ブランドで固め
ており色は人気で当たり障りの無いパール、値段はこの車種としては上限いっ
ぱいですが、欲しい人には付加価値は充分です。
クライスラー ニューヨーカー ローライダー ベース
http://page6.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f5841074
フォードやGM系よりもマイナーなクライスラーのフルサイズセダンです。
ただ古いだけでは珍しさが物足りない人や、敢えてクライスラーを指名買いの
マニアは必ず居るもので、私も面白いと思います。
画像を見る限りではキレイで、個人的にはフルノーマルが良かったかなとも思
いワイヤーホイールが残念ですが、決して高くない設定だと思います。
1930年Ford.ModelA.2Dr.セダン!!実動車!!
http://page7.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g5674126
今回のぶらり♪は世代バラバラでの米ビッグスリー特集になってしまいました。
モデルAは本編紹介のメルセデスSSKとは同世代。
大量生産の元祖、「モデルT」の後継の車で形が洗練されています。
車検取得は不可とオーナー談であり、実働なのに金額も控えめですが、車検は
頑張れば取得できます。古い車はなにかと厳しいですが規制の甘い部分もあり
ますし、どうせならプレート付きにしたほうが良いですね。
(特殊や古い車で登録に苦労している方は遠慮無くご相談ください)。
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この手の「この1台!」はそれぞれ思い入れの有るオーナーやマニアなど
皆さんが知識、経験など勝っているモノです。
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