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32号 童夢-零
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◆クラシックカー、スーパーカー総合研究所◆ 第32号
発行日:2003年7月11日
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このメールマガジンでは不況をぶっ飛ばす売れ行きのムーヴ、環境に優しい
カローラ、などの現行一般受け自動車には目もくれずに、
輸入車、さらに一歩突っ込んでクラシックカー、スーパーカーを皆さんと一緒
に紹介、再考していこうという物です。
紹介するのは
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'70年代までをメインとしたマニアックなクラシック、ヴィンテージ車、
'70年代半ばからブームになったスーパーカー達、
さらに'90年代から現在に至るまでのハイパフォーマンススーパースポーツ、
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・・・などなど、
一部日本の旧車も交え、総じて言うと『コレクターズカー』と呼ばれる古くな
っても価値を見出されて解体にならない名車を取り上げていきます。
【ご挨拶】
皆さんこんにちは。
例のTV番組「Mobi」、どうでしたか?
実は私は海外出張が入ってしまい見てません。PCは持っていってますが回線
が細いので負担になるため、このメルマガも早くからの配送予約による発行で
す。
そんな訳で「ヤフオクぶらり漫遊記」もリアルタイムではない為イマイチ"?"
かもしれませんがご容赦下さい。
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■■■□ 第32回
■■□ 【童夢-零】
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今回は童夢-零です。
読みはドウム-ゼロ。量産が実現しなかった国産のスーパーカーで、スーパーカ
ー世代の人には説明が要らない心ときめく車です。
童夢とは(わらべ、子供)の夢(ゆめ)の意味、英語表記では英単語のDOME
で、私は意味の薄い英単語よりもDOUMUにすれば良いのになんて勝手に思って
いますが、もはや日本国内にとどまらず世界を股に掛ける童夢ですのでそれは
それで納得ですかね。
そんな童夢、まずは会社ですが、
1975年に少量生産メーカーとして始まり、
1978年に第1作目として今回の零を完成させています。
1979年にはル・マンに初参戦し、
1986年まで8年連続参戦しています。
そんな流れからトヨタやホンダなどの大メーカーともレースシーンを中心に仕
事をするようにまでなりました。
1994年には全日本F3000選手権チャンピオンシップを獲得し、以降F1への
本格参戦を目指しています。
2001年にル・マン復帰を果たしており、そのポテンシャルも充分な雰囲気
を見せ、さらに記憶に新しいところでは今年のル・マンではマッチが健闘した
あのマシンが童夢でした。
ワークスは日本勢撤退のニュースばかりの昨今にファンを楽しませてくれてい
ます。
そんなこんなで童夢といえば「零」だとは言えない昨今ですが、ある層の人達
にとっては確実に 「童夢 = 零」 の図式が成り立っているほどの今回の車輛
はインパクト大です。
デビューはスーパーカーブームも冷め止まぬ1978年、第48回ジュネーブ
ショーにて出品されます。
当時は日本のみならず世界中がランボルギーニかフェラーリかマセラティかと
騒いでいた時代で、そんな最中に一番人気だったカウンタックばりのクサビ型
ボディに980mmの車高、ガルウイングドアの車が日本から出品されているの
ですから大きく話題になったのは当然と言えるでしょう。
日本のメディアにも大きく取り上げられ評判は上々でした。
ミッド搭載のエンジンは日産のL28、145馬力ですのでそんなに速い車で
はなかったでしょうが、当時の感覚のみならず今でも日本車的な感覚からは大
きく外れていますので、心ときめいたのは当然の事でしょう。
当然市販を目指したのですが運輸省との折り合いがつかず国内での車輛認定を
取る事は出来ませんでした。
その後はより現実的な量産プロトの童夢P-2を開発し、アメリカでの認定を目
指しますが、そんな時期に幸か不幸かル・マン参戦の話が舞い込みそちらに熱
中、市販車輛の話は途中で立ち消えとなってしまいました。
ちなみにその79年のル・マンでは童夢-零RLという全く違う形の車輛で、大
活躍とはいかず残念ながら序盤でリタイアとなりました。
車は量産が叶わぬ「幻のスーパーカー」となってしまいましたが、「童夢」は数
名で立ち上げて僅か1代、四半世紀ほどで今ではF1参戦を目指すまでになっ
ているという、単なる車好きに留まらずに大きな「夢」を追い確実に近づいて
いる事実に私は感動すら覚えます。
今後も是非応援していきたいですね。
入手難易度はあえて言うなら 5 ですが不可能に近いですね。
昔チラッと噂にどこかの王様が所有していると聞いた事がありますが・・・
したがって相場というのも無いですが、宝くじの当選金くらいでは入手は難し
いでしょうね。
お金さえあれば何でも手に入る、という訳ではない一例です。
童夢-零
ボディーサイズ: 3980×1770×980mm
ホイールベース: 2400mm
重量: 920kg
駆動: MR5速
エンジン: 水冷直列6気筒
最高出力: 145ps
燃料タンク容量: 51.6L
サスペンション前/後: ダブルウィッシュボーン
ブレーキ(前/後): ディスク/ディスク
タイヤサイズ: 前185/60VR13 後255/55VR14
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◆◆◆ヤフオクぶらり漫遊記♪
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ここでは名品、珍品の巣窟と言われるヤフーオークションの出品物を幾つか取
り上げてみたいと思います。
Ferrari DINO 246 GT Lタイプ
http://page3.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/c40858550
これは希望価格が出ていますので、競らずに850万円で終了となります。
800万円以下でディノが出る事はあまりありませんので、モノが良ければ安
い部類ですね。
画像では車がキレイなのと、出品者の評価もキレイなのがポイントです。
美しいラインの写し方も上手いですね。
レパード 2ドア3000インフィニティーM30左ハン
http://page3.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/c40872099
前回のぶらり♪に続き、旧車になりきれてないJマニアック車です。
同世代のソアラは解体行きがほとんどですが、レパードは根強い人気です。
さらにこれは輸出仕様のインフィニティブランド左ハンドル車ですからその分
ポイント高いですね。
私は本業が輸入の関係上、U.Sインフィニティブランドは良く問い合わせを
受けます。同じようで詳細が日本仕様とは違いますからアメリカで見かけたら
カッコ良いんですよね!特にこのM30はコンバーチブルがラインナップにあ
るんです!出品のクーペはプライスがあまりに強気で、これより十二分に安く
コンバーが狙えます。
童夢・零2000年復刻版
http://page3.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/c36265835
今回の車両にどうしても強い思い入れのある方、こんなのがあります。
見てビックリ!興奮して私に怒ったりしない様にしてください。
●●━…━…━…━ あなたも書いてみませんか? ━…━…━…━●●
あなたの愛車のバックグラウンドやウンチク、書いて見ませんか?
もちろん憧れの車や興味のある車種でも結構です。
文才の無い私をみかねたあなた、面白い車の知識を豊富に持っているあなた!
是非是非、原稿を書いてみませんか?
好き嫌いや故障しがちな弱点、クセなども含めて頂けると面白いですね。
"真"の車に理解のあるコアな読者があなたの紹介する車を待っています!
この手の車はオーナーやマニアなどそれぞれ思い入れの有る
「この1台!」は皆さんが知識、経験など勝っているモノです。
なにぶん物が物だけに書籍によって情報が違ってたりという事もよくあります。
双方向でお互いに情報交換や指摘、手助けなどが出来るメールマガジンになれ
ばいいなと考えています。
●●━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━●●
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