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19号 BMW M1
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◆クラシックカー、スーパーカー総合研究所◆ 第19号
発行日:2003年4月11日
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このメールマガジンでは不況をぶっ飛ばす売れ行きのフィット、環境に優しい
カローラ、などの現行一般受け自動車には目もくれずに、
輸入車、さらに一歩突っ込んでクラシックカー、スーパーカーを皆さんと一緒
に紹介、再考していこうという物です。
紹介するのは
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'70年代までをメインとしたマニアックなクラシック、ヴィンテージ車、
'70年代半ばからブームになったスーパーカー達、
さらに'90年代から現在に至るまでのハイパフォーマンススーパースポーツ、
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・・・などなど、
一部日本の旧車も交え、総じて言うと『コレクターズカー』と呼ばれる古くな
っても価値を見出されて解体にならない名車を取り上げていきます。
【ご挨拶】
皆さんこんにちは。
先日行った喫茶店は何を食べても美味しいので有名ですが、ここは実は197
0年代半ば~1980年代初頭の「モーターマガジン」が置いてあるのです!
メルマガを執筆しだしてから初めて行きましたし、手に取った1冊はまさにス
ーパーカーてんこ盛り!! ロードテストで20台くらいのいろんな性能比較
をやったり、別のページではラリーで名車が現役でバリバリ走っていたりでし
た。
当時の中古車広告一つ取っても面白い!スーパーカーブームなのにヨーロッパ
車はベンツとBMWがチラホラ、たまにポルシェ。輸入車はアメ車がメインで
したね。他は日本の旧車が多数でした(当時は「旧車」ではありませんが)。
料理が冷めるほど見入ってしまいました・・・。
今読者の方で執筆してくださっている方がおられます、取り上げ車種数例を聞
くとよだれモノばかり、こう御期待!(私も一読者として楽しみです)
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■■■□ 第19回
■■□ 【BMW M1】
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イタリアンやブリティッシュのフリーク達には名車が少ないと悪く言われるド
イツですが、気が付けばドイツ車の取り上げが連続してしまいましたね。
BMWにもクラシックの名車は多く存在します。しかしBMW最初の取り上げ
はやはり「悲運のスーパーカー」と言われるM1でしょう!
この車を語る時には必ず話に出るのがポルシェとランボルギーニ。
当時のBMWは3.5CSLをもってしても満足行く結果が出ずにレースシー
ンではポルシェの圧巻でした。
そこで打倒ポルシェを掲げ新開発の社内コードE26のプロジェクトが始まり
ます。
その開発と生産に携わるのがイタリアの勇、スーパーカーの大御所ランボルギ
ーニでしたが、生産の遅れから急務追行にランボルギーニの買収の必要性あり
と判断。
イタリア職人のプライドか、傘下に入る事を拒んだランボルギーニとの提携は
撤回され、当時経営不振だったランボルギーニはその結果倒産しまったのは有
名な逸話です
(現在では国を超えた買収はごく当たり前で、現在ランボルギーニは同じドイ
ツであるアウディーの傘下に居るのはなんとも皮肉な運命です)。
結果BMWと他の協力会社の手により、1978年パリサロンでデビュー、
現在まで続く"M"を冠する最初の車の誕生です。
ジウジアーロ擁するイタルデザインの魅力的なボディー形状、ミッドシップ
3.5Lツインカム&ZF製5速、軽量ファイバーパネル、4輪ベンチレーテ
ッドディスクブレーキといった内容でした。
しかし何が不運かと言うと、当初レースでの活躍という目的であったにもかか
わらず、デビュー、生産の遅れからホモロゲーションの取得も遅れ、結果レー
スシーンでの活躍もほぼ無いままに1981年にその生産を終了しました。
スーパーカーにしては非力で最初に誇大にした宣伝とは差があると当時多くの
人が失望し、レースでの活躍もCSLにも劣り、800台の計画に対し453
台(諸説ありますが)と商業的にも失敗、、、散々なようですが、
現在ではその車自体の素材が優れている事、優れたデザイン、「BMW」のブラ
ンド(これは賛否両論)、その希少性から現在の評価は驚くほど高く、コレクタ
ーの手に留まり市場に出てくる事はあまりありません。
よく似たフロントデザインで出た8シリーズも新車はあれだけ高かったにもか
かわらず、10年以上経った今は100万円を切る現在ですが、もしM1が売
りが出れば1000万円くらいだと思われます(国内、海外、ほぼ売り情報は
ありません。国内には20数台だと言われています)。
入手難易度は 5 ですね。
私は現車を見た事は何度かあるのですが、実際に触れる機会だったのが免許も
無い高校生の時だったのが残念なところです。
BMW M1
ボディーサイズ:4360×1824×1140mm
ホイールベース:2560mm
車両重量:1300kg
乗車定員:2名
エンジン形式:直列6気筒DOHC24V
総排気量:3453cc
燃料供給:メカニカル・インジェクション
最高出力:277PS/6500rpm
最大トルク:30.6kg-m/5000rpm
駆動:MR5速
ブレーキ:ベンチレーテッド・ディスク
タイヤ:前205/55VR16 後225/50VR16
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◆◆◆ヤフオクぶらり漫遊記♪
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ここでは名品、珍品の巣窟と言われるヤフーオークションの出品物を幾つか取
り上げてみたいと思います。
ランボルギーニ・シルエット1977
http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e20519923
これは珍しい車輛ですね!
文章からみるに調子もかなり良さそうですね。
今回紹介のM1に通ずるものも見えます。
このメルマガで紹介したランボルギーニも一台あります、
カウンタック→ http://www5b.biglobe.ne.jp/~atc/back03.htm
ハマー!!
http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b35967890
皆さんは現車見たことありますか?近くで見るとホントデカイですよ~。
これは出品地をみると私の町で、私も実際に何度かすれ違ったと思います。
軍用モデルもコレクターズカー多いですよね。
◆◆━…━…━…━… 今後のお知らせ・お願い …━…━…━…━◆◆
やはりこの手の車はオーナーやマニアなどそれぞれ思い入れの有る
「この1台!」は皆さんが知識、経験など勝っているモノです。
なにぶん物が物だけに書籍によって情報が違ってたりという事もよくあります。
双方向でお互いに情報交換や指摘、手助けなどが出来るメールマガジンになれ
ばいいなと考えています。
また、「こんな車の情報を取り上げてくださ~い」というのもアリですが、
それよりも文才の無い私をみかねたあなた、面白い車の知識を豊富に持って
いるあなた!是非是非、原稿を書いてみませんか?
好き嫌いや故障しがちな弱点、クセなども含めて頂けると面白いですね。
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・・・続く
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