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17号 ダッジ バイパー
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◆クラシックカー、スーパーカー総合研究所◆ 第17号
発行日:2003年3月28日
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このメールマガジンでは不況をぶっ飛ばす売れ行きのティアナ、環境に優しい
アルファード、などの現行一般受け自動車には目もくれずに、
輸入車、さらに一歩突っ込んでクラシックカー、スーパーカーを皆さんと一緒
に紹介、再考していこうという物です。
紹介するのは
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'70年代までをメインとしたマニアックなクラシック、ヴィンテージ車、
'70年代半ばからブームになったスーパーカー達、
さらに'90年代から現在に至るまでのハイパフォーマンススーパースポーツ、
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・・・などなど、
一部日本の旧車も交え、総じて言うと『コレクターズカー』と呼ばれる古くな
っても価値を見出されて解体にならない名車を取り上げていきます。
【ご挨拶】
皆さんこんにちは。
ガソリン価格が前月比で2円アップして1年5か月ぶりの高値水準だそうです
ね。私の町でも高いです。
車好きはもちろん、そうでない人にも痛い話ですね。
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■■■□ 第17回
■■□ 【ダッジ バイパー】
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久し振りのアメリカ車です。ダッジバイパーを取り上げます。
コルベットと併せて、数少ない純然たるアメリカンスポーツカーとして語られ
る車です。
第2世代になってまだ間がない車であり、どのモデル、って事はないのですが、
比較的語られる事が少なくなってきた前モデルを取り上げてみます。
まずメーカーのダッジですが、随分歴史があり兄弟により車作りを創めたのは
1914年と言われています。
1928年にクライスラーにより買収され、現在でもクライスラーのブランド
の一つのようになっています。
ダッジは当時から今でもトラック、商用車のイメージが強いですが、
NASCARやNHRAなどのレースでの輝かしい活躍もありました。
で、バイパーなのですが、A.Cコブラのコンセプトとイメージを現代の技術
で再現するべく製作されました。開発にコブラの生みの親であるキャロル・シ
ェルビーが関わっている事からも血筋の濃さが伺えます。
特筆するべきは大型トラックのV型10気筒エンジンをぶち込みでスポーツカ
ーを造ったというその発想です。
アルミ化し、出力重視チューンすることで素晴らしいスペックを叩き出してい
るそのエンジンは8リッターOHVで400馬力、最大トルク3700回転で
67kgmです!
いとも簡単に335タイヤをホイールスピンさせる実力で、6速あるうちの2
速まででも隣町まで移動できそうな感じです。
鋼管フレームにファイバー複合材ボディーの組み合わせで重量を抑え、ブレン
ボやコニなどブレーキ、足回りなども抜かりはありません。
もう一つの特筆すべき点はそのスタイリングでしょう!ヌメッと滑らかで低く
て幅広くて、ノーズが長くてとにかくカッコイイ!!
デザインされてから十数年が経ちますが依然として魅力的です。
その長いノーズにV10を収め、2シーター、FRレイアウトで、見るからに
フロントヘビーなのですが、実際には理想配分に近いらしく、これも作り手の
上手さが伝わる部分でしょう。
大部分がハンドメイドでかなりの限定された生産数になってしまうところもコ
レクターズアイテムと言われる理由の一つです。
1991年夏にショーモデルとして初お披露目、ほぼその形で市販化されるこ
ととなります。
この時はオープンボディーのRT/10のみ、カラーも赤のみでした。
1993年には新色として黒が追加されます。
1994年にはそれまでディーラーでの取り付けオプションだったエアコンが、
ファクトリーオプションになりました。
シフトの誤動作防止の電子機構追加、ボディーにエメラルドグリーンとイエロ
ーが追加になりました。
1996年にはイグゾーストシステムの変更(サイドを廃止してリアセンター
出しに)、新形状のサイドカーテン、ホイールのデザイン変更、着脱式ハードト
ップのオプション追加など、
さらにこの年にはクーペのGTSが加わりました。
デュアルエアバッグ、パワーウインドウ、盗難防止装置、6スピーカーCDシ
ステム他、幾つかの装備に加え、なんといっても目玉は450馬力のエンジン
でした。
1997年にはRT/10もGTSに沿って変更され450馬力エンジンも与えら
れました。
この年には700馬力、カーボンボディーのGTS-Rが(ル・マンは翌年から。
クラス3連覇)、
1998年にはマフラーの素材の見直しが行われ、新ボディーカラーのシルバ
ーメタリックが追加、GTSのレーシングストライプが標準からオプションへ、
1999年には17インチだったホイールが18インチ標準へ、電動ミラーの
追加、シフトノブ、アルミパネルインテリアなどの変更、
GTSはリモートハッチリリース機構、新ボディーカラーの黒、コノリーレザ
ーのオプションの追加がありました。
また、GT2というGTS-Rのレプリカモデルが発売されました。
2000年には新色シルバーを追加、
2001年には新色2色とABSを追加しました。
2000年のショー出展として新型が発表されています。
そして先日2003年モデルとして正式にデビューしました。現在のところオ
ープンモデルのSRT-10のみで8.3L500馬力です。
今年のデトロイトショーでは新型バイパーのエンジンを積んだ「ダッジ・トマ
ホーク」というコンセプトバイクが出展されていましたね。
しかしバイクでトルクが70超えているのもどうかと・・・。
コンセプトは「オーバー480km/h」だそうです・・・。
今回紹介のバイパー、初期近くの物は雨漏りとスピードメーターのトラブルが
起こるものが多くあるようです。
また後半の物でもステアリングのラックブラケットやエアバッグにリコールが
有りました。
デビュー当時から話題と人気を集めていますが、最近の人気の一旦として、
TV「ハイテク武装車バイパー」の中で凄い車として登場し、現在は「ナイト
ライダー」のトランザムに続くヒーロー車になりつつあります。
今回はショーやプレスで新型バイパーの話題が多い中、あえて旧モデルの紹介
となりました。
それは私が好きだから。近年の車の中では一番欲しい車かもしれません。
なぜ前モデルか?カッコイイからです!まずデザインが良い。
新型はよりコンパクトに、低く、ホイールベースを大きく、よりパワフルにと、
性能面でも確実に進化したようですが、扱いやすくなったと言うキャラクター
も前モデルに比べてわたし的にはマイナスなのです。
新車は高いですしね(本音?!)。
新車は1000万円を少々越える価格のバイパー、中古車市場では約400万
円~ですね。
しかし日本でのタマ数は少ないです。
入手難易度 3.5 くらいでしょうか。
ダッジ バイパー RT/10
ボディーサイズ: 4490×1980×1120mm
ホイールベース: 2440mm
重量: 1505kg
乗車定員: 2名
エンジン: 水冷V型10気筒OHV
駆動: FR6速
燃料タンク容量: 72L
排気量: 7993cc
ボア×ストローク: 101.6×98.6mm
圧縮比: 9.6
最高出力: 400PS/5,200rpm
最大トルク: 67.7kgm/3,700rpm
最高速度: 200km/h
サスペンション前/後: ダブルウィッシュボーン/ダブルウィッシュボーン
タイヤサイズ: 前P275/40ZR17 後P335/35ZR17
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◆◆◆ヤフオクぶらり漫遊記♪
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ここでは名品、珍品の巣窟と言われるヤフーオークションの出品物を幾つか取
り上げてみたいと思います。
1994 コブラ コンテンポラリー 427
http://page3.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/c27853809
こんかいの紹介車両と毒蛇つながりで掲載してみました。
コブラも本当に音、乗り味とも最高ですよね。
アメリカ人で昔からレースが好きなおじさん達は思い入れが強い人が多いみた
いです。
アストン・マーチン ラゴンダ 抹消書類付き
http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b35390340
凄い車です!なかなか見れませんよね。
前回の16号アストンマーティンの回で紹介したかった車です。
以前は書類無しパーツ取りとの事でしたが結局書類が有ったのですかね。
もちろん海外でもレアで高い車だけに目が離せませんね。
◆◆━…━…━…━… 今後のお知らせ・お願い …━…━…━…━◆◆
やはりこの手の車はオーナーやマニアなどそれぞれ思い入れの有る
「この1台!」は皆さんが知識、経験など勝っているモノです。
なにぶん物が物だけに書籍によって情報が違ってたりという事もよくあります。
双方向でお互いに情報交換や指摘、手助けなどが出来るメールマガジンになれ
ばいいなと考えています。
また、「こんな車の情報を取り上げてくださ~い」というのもアリですが、
それよりも文才の無い私をみかねたあなた、面白い車の知識を豊富に持って
いるあなた!是非是非、原稿を書いてみませんか?
好き嫌いや故障しがちな弱点、クセなども含めて頂けると面白いですね。
◆◆━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━◆◆
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