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16号 アストン・マーティンDB5
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◆クラシックカー、スーパーカー総合研究所◆ 第16号
発行日:2003年3月21日
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このメールマガジンでは不況をぶっ飛ばす売れ行きのティアナ、環境に優しい
アルファード、などの現行一般受け自動車には目もくれずに、
輸入車、さらに一歩突っ込んでクラシックカー、スーパーカーを皆さんと一緒
に紹介、再考していこうという物です。
紹介するのは
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'70年代までをメインとしたマニアックなクラシック、ヴィンテージ車、
'70年代半ばからブームになったスーパーカー達、
さらに'90年代から現在に至るまでのハイパフォーマンススーパースポーツ、
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・・・などなど、
一部日本の旧車も交え、総じて言うと『コレクターズカー』と呼ばれる古くな
っても価値を見出されて解体にならない名車を取り上げていきます。
【ご挨拶】
皆さんこんにちは。
ついにマイバッハの本格営業が始まったようですね。なにからなにまで「特別」
や「専用」のマイバッハ!商談施設やリフトまでそんな調子です。
あまり新しい車をこのメルマガでは取り上げていませんね。
今回もあえて古い方の選択を・・・。
次回は新しめでやって行きましょう!(予定)
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■■■□ 第16回
■■□ 【アストン・マーティンDB5】
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今回は007の新作公開ということでアストン・マーティンを取り上げます。
今回新作の映画に出るのはV12ヴァンキッシュ、ドイツBMWから久し振り
にボンドカーの栄光を英国に取り戻した素晴らしい車ですが、今回取り上げる
のはショーン・コネリー演じる初代ジェームズ・ボンドが乗った初代ボンドカ
ーに選ばれたアストン・マーティンDB5!
英国の数ある名門の中でも最初に名が挙がる一つでありながら、メルマガ初登
場のアストン・マーティン。
まずはメーカーですが、1914年、ロンドンで自動車修理から始まりました。
創始者マーティンと、彼がレースで活躍した地名アストンを合わせたのが社名
の由来です。
1932年に経営が移り、レースでの活躍などでより繁栄していきます。
1947年には農作業用機械メーカーを営むデイヴィッド・ブラウンの元へ移
りラゴンダ社と合併し、今回のDBシリーズ(彼のイニシャルから)をリリー
スし黄金期と呼ばれます。
1972年には一度倒産、数年ですぐに復活して、1987年よりフォード傘
下になり現在に至っています。
変わる事無く一貫しているのは、昔から英国の上流階級に愛好され、現在まで
大衆とは無縁の高級スポーツのみを造り続けている、現在では珍しい存在です
(今回のボンドカーのV12ヴァンキッシュは2500万円以上、現行で一番
安いDB7でも1600万円から)。
カローラからセルシオまで造っているトヨタや、軽自動車からNSXまで造っ
ているホンダとは魂が違いますね(商業的な勝敗は明確ですが・・)。
DB5ですが、1963年7月にDB4の後継としてデビューします。
前作の毎年改良されてきた「DB4シリーズ5」をベースに、排気量を4Lへ
拡大、ZF社製5速ミッションの採用(後にDB4時代の自社製4速がオプシ
ョン)、DB4では高性能版の「バンテージ」にのみ採用されていたトリプルS
Uキャブを標準として、当時としては超弩級の282馬力、240km/hと大き
く性能を向上させました。
他にも色付きガラスの採用、電装の見直し、パワーウインドウ、マフラーサイ
レンサーなど変化が有り、重量は113kgのプラスになっています。
外観ではDB4の横バーのフロントグリルに対して格子状となり、テールフィ
ン形状がより尖り、ルーフラインが若干変更他、全体としては見分けにくい印
象です。
また、65台だけですが、トリプルウェーバーキャブを備えたDB5バンテー
ジ(314馬力)もありました。
1965年までに1021台生産され、DB6にバトンを渡します。
このDB6もデザインはそっくりで、DB4~DB6を「3部昨」とひとくく
りで語られたりします。
ちなみにDB6は後席居住性アップが図られたり、走りの方もマイルドな方向
に振っており、若干ですが人気も落ちます。
そんな意味で、三部作中でもDB5はバランスも良く好まれる傾向にあります
(DB4GTというアルミボディーのエボリューション物は究極で別格)。
売りは勿論少ないですが、あれば900万円~1200万円くらいが多いでし
ょうか。
入手難易度は 4.5 くらいですかね。
とにかくボンドカー印象の強いアストン、他には車道楽でしられる英国皇室の
チャールズ殿下、DB6をお持ちのようです。
冒頭の新作映画のヴァンキッシュは、あの鈴木亜久里さんが日本上陸1号車を
手に入れて大絶賛しています。
アストン・マーティンDB5
ボディーサイズ: 4570×1675×1345mm
ホイールベース: 2490mm
重量: 1465kg
駆動: FR5速
エンジン: 水冷直列6気筒DOHC
排気量: 3995 cc
ボア×ストローク: 96×92mm
最高出力: 282 ps
最大トルク: 39.8Kgm
最高速度: 240km/h
サスペンション前/後: ダブルウィッシュボーン/トレーリングアーム
定員: 4名
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◆◆◆ヤフオクぶらり漫遊記♪
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ここでは名品、珍品の巣窟と言われるヤフーオークションの出品物を幾つか取
り上げてみたいと思います。
1959年式 MG-A 1500
http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b34679337
これは安値スタートで希望価格でも全然高くないと思いますね。
熊本出品みたいです。出品者にとっては初めての出品みたいなのでトラブルに
ならなければ良いのですが・・・(無事を祈っております)
終了まであと僅か、幾らで終わるか興味ありです。
1963yコルベット スプリットウインドー 賞受賞車
http://page3.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/c32627358
値段は高い気がしますが、凄くキレイで状態が良い車のようですね。
シルバー×レッドという色も良いです。
なによりも文章が上手いです!文才を感じますね、表現が上手いです。
この方には是非このメルマガで記事を書いてもらいたいくらいです。
◆◆━…━…━…━… 今後のお知らせ・お願い …━…━…━…━◆◆
やはりこの手の車はオーナーやマニアなどそれぞれ思い入れの有る
「この1台!」は皆さんが知識、経験など勝っているモノです。
なにぶん物が物だけに書籍によって情報が違ってたりという事もよくあります。
双方向でお互いに情報交換や指摘、手助けなどが出来るメールマガジンになれ
ばいいなと考えています。
また、「こんな車の情報を取り上げてくださ~い」というのもアリですが、
それよりも文才の無い私をみかねたあなた、面白い車の知識を豊富に持って
いるあなた!是非是非、原稿を書いてみませんか?
好き嫌いや故障しがちな弱点、クセなども含めて頂けると面白いですね。
◆◆━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━◆◆
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