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100号 ランチア・ストラトス
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◆クラシックカー、スーパーカー総合研究所◆ 第100号
発行日:2004年10月29日
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このメールマガジンではバリバリ売れ筋のアルファード、環境に優しい
フィット、などの現行一般受け自動車には目もくれずに、
輸入車、さらに一歩突っ込んでクラシックカー、スーパーカーを皆さんと一緒
に紹介、再考していこうという物です。
紹介するのは
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'70年代までをメインとしたマニアックなクラシック、ヴィンテージ車、
'70年代半ばからブームになったスーパーカー達、
さらに'90年代から現在に至るまでのハイパフォーマンススーパースポーツ、
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・・・などなど、
一部日本の旧車も交え、総じて言うと『コレクターズカー』と呼ばれる古くな
っても価値を見出されて、解体にならない名車を取り上げていきます。
<<過去の紹介車種>>
●ロールスロイスシルバークラウドからピンツガウアーまで、
様々な本編車輛とバックナンバーの画像はこちら
→
http://www5b.biglobe.ne.jp/~atc/backnumber.htm
【ご挨拶】
じゃじゃ~ん♪
今回は記念すべき(?!) 祝・100号です!
思えばあんな車、こんな車、偏ったチョイスでの偏った見方でのご紹介でした
が、読者の方もよくお付き合いして下さったものです。
お蔭様で創刊からの過去2年間、毎週金曜日に一度も穴を開けずにお送りして
きました、『クラシックカー・スーパーカー総合研究所』です。
が、予告した通り、ここで少しお休みを頂き不定期配信としたいと思います。
と言うのも、メルマガ執筆にはかなり時間が掛かっています。
8月からのヤフーJAPANの登録サイトとなった事で、輸入の依頼・問い合わせ
が2日に一件ペースで新規のメールが入ってくる状態。
当然、業務は原則私ひとりで処理しているので追い付かず、本業のお客さんに
ご迷惑をかけている状況なのです・・・。何卒ご理解くださいm(_ _)m
そもそもはメルマガのお陰でヤフーJAPAN登録されたと思っていますし、最近
ではメルマガ読者の方が購入してくださるケースも多く、私にとっても決して
蔑ろに出来ない大切なメルマガです!
折角のマニアックな車好きが集まった場でもあります。
決して廃刊にしたりはしませんので、引き続きご支援、ご愛顧くださいますよ
うお願い申し上げます。
今回の本編は特別号でなく通常通り車輌の紹介ですが、100号らしいチョイ
スです。
事実、早い段階から多くのリクエストが重なった車種なのです。
実はマニアであり所有者であった読者の方から執筆してくださる主旨のメール
があり、私も楽しみにしていたのですが、やはり普通に生活している方にとっ
てはモノを書くというのは中々難儀な作業のようです。
例の京商さんのサイトのミニッツストーリで、唯一クラ・スパのコンテンツで
はなく他の方が執筆したモノで先を越された感がありますが・・・。
ミニッツ→
http://www.mini-z.jp/modules/story/index.php
K様、また他の読者の方々、マニアックな加筆、補足など期待してますヨ!
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■■■□ 第100回
■■□ 【ランチア・ストラトス】
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「ランチア・ストラトス」。
何とも重厚な響きです。
私にとってだけでなく、多くの人にとっても崇高な存在である事でしょう。
キング・オブ・スーパーカーがランボルギーニカウンタックであるならば、コ
イツは言わば裏番長。
と言うのも、ガルウイングやでっかいエンジンも無く、ボディも全長を切り詰
めた小振りなものでしたが、その動力性能はピカイチだったからです。
実力を表すのにはホントかどうか疑問の最高速度で表すのではなく、ストラト
スはその素性から曲がるために全てを注いだと言っても良いほどのスペシャル
なモデルです。
実際に速く、レースでも充分過ぎるリザルトを残しているのは、その生い立ち
から当然と言えば当然なのですが。
時は1971年、前年の全くタイプの違うショー出展モデルを経て、ほぼコン
セプトの決まったプロトタイプが発表されました。
デザインばかりでなく、設計・開発に深く関わったベルトーネの力作です!
スチールモノコック&サブフレームのシャーシに2.4L、V6をミッド搭載
し、全長は僅か370cmと思いっきり切り詰めながらも幅は175cmとワ
イドな今まで似ない斬新なスタイルとコンセプト。
これはラリーで勝つ事を目的として専用に設計された史上初の車だったのです。
シャーシを仕上げたのはあのジャンパオロ・ダラーラ。
ベルトーネは生産にまで携わっていました。
軽量なFRPボディの影響もあり、車重は僅か1t弱でした。
当時ランチアだけでなく、フェラーリもフィアットの傘下だったことから、デ
ィノ246GTのエンジンが使われる事が実現しました。
これは全く同じではなく、中低速域のトルクを重視した仕様です。
トランスミッションはクロスレシオ化され加速を重視した物でした。
デザインはベルトーネを牽引する鬼才マルチェロ・ガンディーニ。
取って付けたようなフロントフェンダーの"コブ"も個性的ですし、ボディの
中央に位置する小さなコックピットも特徴です。
ボディはミウラと同じような前後端のヒンジでガバッと一体で大きく開くタイ
プでした。
ライトはスーパーカーならではの(?!)リトラクタブル、レース仕様ではそ
の間に位置する4連のドライビングランプも特徴です。
翌1972年よりレースに参戦となります。
当初はサストラブルに泣くのですが、74年より破竹の勢いで勝利の山を築き
上げる様子は圧巻です!
WRC3年連続マニュファクチャラーズ・チャンピオンシップの栄冠を手に入
れ、その後は親会社のフィアットの戦略からワークス撤退に至るも、プライベ
ーター・チームによって長く勝利し続けるのでした!
ホモロゲ取得の為の市販(グループ4は400台)は1974年から。
外観はレース仕様に準じてリリースされ、カラーは赤、黄、ライムグリーン、
青など幾つかチョイスがありました。
初期モノにはスポイラーが付きませんでしたが、後にはルーフ、リアに付くな
どの変更もあります。
総生産台数は諸説ありますがベルトーネ自身の発表では502台。
他説はもっと少ないのですが、現存は更にグンと減る事は間違いありません。
入手難易度は 「★★★★☆ 4.5」。
コンペティツォーネは30台ほどと言われているのでまず難しいでしょう。
相場は勿論の高値キープで、安い物で600万円くらいから、大体1000万
円弱くらいで、高い物だと1200万円を超える売りもあるようです。
そんな理由から、多くの種類のレプリカが存在します。
会社の数だけでも幾つもあるのですが、エンジンがまた豊富です。
フィアットやホンダ、トヨタの4気筒を積んだ物からアルファのV6や、フェ
ラーリのエンジンをチョイスした物まで実に様々。
造りに気を使った物は、リ・プロダクションの域に近い為か、レプリカとして
は非常に高い価格帯をキープしている車種です。
若干似ていると言われるフィアットX1/9やフェラーリディノ308GT4
ですが、これは会社やデザイナー繋がりでしょうが、実物は性格を含めて大き
く違います(同じような処理が数ヶ所見受けられますが)。
よって、もしストラトスに憧れるのであればコレらに目を向けるよりも出来の
良いレプリカの方が潔いですし、レプリカが割高感があれば、頑張ってホンモ
ノを手に入れるのが良いと思います。
余談ですが、「サーキットの狼」では北海道から参加の北海の龍がストラトスを
駆り活躍していました。
後には主人公である風吹裕矢もロータスヨーロッパ、ディノRSに続き駆って
いきます。
漫画ですのでカラーリングは分かりませんが、どうやらモノカラーのようです。
在り来りかもしれませんが、やはり実際のレースでの白地に緑、赤のラインが
入ったあのアリタリア・カラーが私は好きです。
雰囲気抜群でカッコイイですよね!
Lancia Stratos Stradale
ボディーサイズ: 3710×1750×1114mm
ホイールベース: 2180mm
重量: 980kg
乗車定員: 2名
駆動: MR5速
エンジン: 水冷V型8気筒DOHC
排気量: 2418 cc
ボア×ストローク: 92.5×60.0mm
圧縮比: 9.0:1
燃料供給: ウエーバーキャブレター40DCF14 3基
最高出力: 190PS/7400rpm
最大トルク: 22.9kgm/4000rpm
燃料タンク容量: 85L
最高速度: 230km/h
サスペンション前/後: ダブルウィッシュボーン/ストラット
ブレーキ(前/後): ディスク
タイヤサイズ: 前後205/70VR14
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◆◆◆ヤフオクぶらり漫遊記♪
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ここでは名品、珍品の巣窟と言われるヤフーオークションの出品物を幾つか取
り上げてみたいと思います。
LM002チーター スーパー4WD!!これにかなうものなし!
http://page11.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/n8571616
先月紹介しましたランボルギーニLM002です。
タイヤだけでも必見の車種でありながらボディカラーは真っ赤と超お目立ち仕
様!地元ではきっと有名なのでしょうね!
写真はお家での撮影でしょうか。お城のような雰囲気のあるレンガ作りが、L
M002とのマッチングはともかくヨーロッパな雰囲気を醸し出していてマル
です♪
130セドリック 部品取りに!!!
http://page11.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/n8877068
日産がフーガをセド・グロの後継として出した事でその名が消滅してしまいま
した・・・
この型のセドは人気が特に高いわけでもなく、私も思い出もないのですが、2
万5千円はあまりにも安いです!
名が消えた事で"コレクターズアイテム度合い"としてはどうなるか、幾つか
の法則がありますが予想はつきます。
ここ数年、日産が高級車市場で苦戦することは間違いないでしょう。
1990年式クリスクラフト34個人出品パワーボート730馬力!
http://page7.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g24919211
買えもしないのに高い船をヤフオクで見ては溜め息ついています・・・
これはなんと車でも珍しい730馬力!映画で悪党がマシンガンぶっ放しなが
ら去っていくイメージのあの速いボートですね!
16年落ちながら価格は600万円。新艇は幾らなのでしょうか・・・
●●━…━…━…━ あなたも書いてみませんか? ━…━…━…━●●
この手の「この1台!」はそれぞれ思い入れの有るオーナーやマニアなど
皆さんが知識、経験など勝っているモノです。
あなたの愛車のバックグラウンドやウンチクを原稿として書いて見ませんか?
もちろん憧れの車や興味のある車種でも結構です。
好き嫌いや故障しがちな弱点、クセなども含めて頂けると面白いですね。
◇現在もれなく寄稿に対してプレゼントあります!◇
なにぶん物が物だけに書籍によって情報が違ってたりという事もよくあります。
双方向でお互いに情報交換や指摘、手助けなどが出来るメールマガジンになれ
ばいいなと考えています。
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