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9号 フェラーリテスタロッサ
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◆クラシックカー、スーパーカー総合研究所◆ 第9号
発行日:2003年1月31日
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このメールマガジンでは不況をぶっ飛ばす売れ行きのワゴンR、環境に優しい
マーチ、などの現行一般受け自動車には目もくれずに、
輸入車、さらに一歩突っ込んでクラシックカー、スーパーカーを皆さんと一緒
に紹介、再考していこうという物です。
紹介するのは
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'70年代までをメインとしたマニアックなクラシック、ヴィンテージ車、
'70年代半ばからブームになったスーパーカー達、
さらに'90年代から現在に至るまでのハイパフォーマンススーパースポーツ、
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・・・などなど、
一部日本の旧車も交え、総じて言うと『コレクターズカー』と呼ばれる古くな
っても価値を見出されて解体にならない名車を取り上げていきます。
【ご挨拶】
こんにちは。
全国的に冷え込みが厳しく雪で交通が麻痺した地域も多いようですね。
私の地域は昨日は無茶苦茶でした。しかし夜にはひとかけらの雪も見えない
状態でしたので、あの程度でうろたえていては日本海側の雪が多い地区の方に
笑われてしまうと反省しました。
話は変わりますが、先日のモンテカルロラリーではスバル車はリタイアして
シトロエンが1、2、3フィニッシュと大活躍でしたね。
以外と言っては失礼でしょうが、フランス車はモーターシーンで不意に活躍
したりするので面白いですね。
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■■■□ 第9回
■■□ 【フェラーリ テスタロッサ】
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今回はフェラーリ テスタロッサです。
クラシック総研的には50年代後半の250テスタロッサですが、定期的に
新しい(?)モデルも、という事で今回のは知名度が高い2代目のテスタロッ
サです(通常はテスタロッサといえばこのモデルですね)。
512BBの後継として、デビューは1984年のパリサロンです。
ワイドアンドローで今見ても充分にカッコ良く金持ち臭くありますが、もう2
0年近くも経ちます。
これはデザイナーのピニンファリーナを褒め称えるべきでしょう。
(さすがにこの車格で16inchホイールは時代を感じさせますが)
ミッド搭載5L水平対向12気筒と2mに迫る車幅がなんともスーパーです!
当時は日本では最高級クラスのクラウン、セドグロあたりが2.8Lくらい
で車幅は5ナンバーサイズの1690mm+モール幅でしたので、発表当時の
衝撃はよりスーパーでした!
テスタロッサは1992年に512TRに、1994年にF512Mに代わり
ます。
マイナーチェンジとも言われていますが、例によって性能、中身は別物でかな
りの部品数やボディーサイズやルーフのラインも微妙に違っていたりします。
その後フラッグシップモデルは550マラネロに代わりミッドシップからFR
になったのは記憶に新しいところです。
で、テスタロッサですが、
初期型はAピラーの高い位置にミラーがありインジェクションがKジェトロニ
ックだったのが、
1987年~の中期型ではKEジェトロニックに変更され、
1988年~の後期型では5穴ホイールに(それまではセンターロック)変わ
ったほか、サスペンションやフレームの剛性アップが図られています。
もっとスーパーなモデルが多いフェラーリの中で最初にテスタロッサを取り上
げたのは、7000台以上もリリースしてフェラーリとしては大成功モデルで
非常に沢山の人に受け入れられ(バブル景気も手伝った)、フェラーリを身近に
語れる存在にしたモデルだからです。
金額的には身近でないと思う方が多いでしょうがそれ以前はメーカーの存在や
ラインナップも一般の人の間では、より縁遠い話でしたので。
バブル最盛期には五千万の値も付いていたテスタロッサですが、もちろん現在
は落ち着いています。
この手の車は距離も伸びず比較的大切に乗られる上に、これくらいの年式だと
「相場」が形成されていて、現在では500~800万円の売りが多いです。
入手難易度 3.5 かな?
レーシングからラグジュアリーに振ったモデルですがやはりフェラーリ、
車輛本体が安くなったとはいえ、しっかりメンテの必要があり消耗品のマメ
な交換必須で、弱点も多くブレーキ、エンジン本体を含め完調を維持する
金額もスーパーです。
全長x全幅x全高: 4510x1970x1130mm
ホイールベース: 2550mm
車両重量: 1506kg
エンジン: 水冷180度V型12気筒DOHC
排気量: 4942cc
ボアxストローク: 82.0x78.0mm
圧縮比: 9.2:1
燃料供給装置: ボッシュK(KE)ジェトロニック
ステアリング: ラック&ピニオン
サスペンション: 前後Wウィッシュボーン
最高出力: 380hp
最大トルク: 48kgm
最高速度:290km/h
◆◆━…━…━…━… 今後のお知らせ・お願い …━…━…━…━◆◆
やはりこの手の車はオーナーやマニアなどそれぞれ思い入れの有る
「この1台!」は皆さんが知識、経験など勝っているモノです。
なにぶん物が物だけに書籍によって情報が違ってたりという事もよくあります。
双方向でお互いに情報交換や指摘、手助けなどが出来るメールマガジンになれ
ばいいなと考えています。
また、「こんな車の情報を取り上げてくださ~い」というのもアリですが、
それよりも文才の無い私をみかねたあなた、面白い車の知識を豊富に持って
いるあなた!是非是非、原稿を書いてみませんか?
好き嫌いや故障しがちな弱点、クセなども含めて頂けると面白いですね。
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ポルシェ356
ランボルギーニカウンタック
シボレーコルベット C1
トヨタ2000GT
アルピーヌA110
ロータスセブン
キャデラックたて目
・・・続く
回を重ね今後はもっとマニアックな方向に?!
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