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8号 キャデラック タテ目
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◆クラシックカー、スーパーカー総合研究所◆ 第8号
発行日:2003年1月24日
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このメールマガジンでは不況をぶっ飛ばす売れ行きのワゴンR、環境に優しい
マーチ、などの現行一般受け自動車には目もくれずに、
輸入車、さらに一歩突っ込んでクラシックカー、スーパーカーを皆さんと一緒
に紹介、再考していこうという物です。
紹介するのは
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'70年代までをメインとしたマニアックなクラシック、ヴィンテージ車、
'70年代半ばからブームになったスーパーカー達、
さらに'90年代から現在に至るまでのハイパフォーマンススーパースポーツ、
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・・・などなど、
一部日本の旧車も交え、総じて言うと『コレクターズカー』と呼ばれる古くな
っても価値を見出されて解体にならない名車を取り上げていきます。
【ご挨拶】
メールにて軽自動車でコレクターズカー該当ありますかとの問いが有りました。
昔の360ccシリーズに面白い車が結構有ると思いますし、最近(?!)
ではバブル期開発のビート、カプチーノ、AZ-1はファンも多いですね。
中でもAZ-1はその台数とキャラクターからプレミアの付き方が大きいです。
ダイハツコペンは将来の評価に注目ですね。
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■■■□ 第8回
■■□ 【キャデラック 1965年モデル】
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今回は少し趣向が変わっています。
リクエストと問い合わせが重なりましたキャデラックで行きます。
アメ車は一般には「型式」で呼ばずにモデル認識がやりにくいですね。
1965年はホンの一部のモデルを除いてキャデラックが大きくスタイリング
を一新した年です。
一部エルドラドなどは1967年からまたスタイルを変えFF化したりしてい
ますが、原則は1965年から1968年までの4年間のモデルです。
一般に分かりやすくいうと「タテ目のキャデ」というやつです。
キャデラックの歴史の中でも1959年に新モデルでハネが最大となった一連
の「テールフィン」付きモデル、そして今回の「タテ目」の2モデルは別格と
言われています。
1965年ですが、前年までと同じ429cui-V8、7L、340馬力ではあ
りますが、横並びのヘッドライトをやめて縦並びヘッドライト、横長グリル、
よりロング&ローなスタイリングを実現し、キャデラック伝統の現在まで続く
縦長テールランプもこのモデルからの採用です。
前述のようにエンジンはそのままだったのですが、より軽い車重で走りは高級
感にあふれ、そのスマートなスタイリング、'61年当時と同等の価格帯での販
売も手伝ってマーケットの心をぐっと掴む成功を収めたといえます。
1966年にはバンパー、グリル、テールランプのデザイン小変更、また60
スペシャルからより高級志向のフリートウッドブロアムが独立などの変化が見
られます。
1967年には特徴であるヘッドライトの上側が前方によるというデザイン変
更によりより長く見えるようになり、
さらにグリル、テールのデザイン変更、クーペボディーのルーフ形状変更、リ
アバンパーの下部ペイント化、インパネデザイン、内装装備の充実などがあり
ました。
機関面ではキャブレターの変更、エンジンマウントの改良がありました。
1968年には政府の新しい排ガス規制に対応するべくエンジンを一新し、
472cui-V8、7.7L、375馬力となりました。
外観ではワイパーまで覆い隠すボンネットのデザイン変更、グリルデザインの
変更、サイドマーカーの追加など、
内装ではより豪華に装備やモール類が増え、選択肢も増えたようです。
50年代、60年代のアメリカ車、とくに"富みの象徴"である今回のキャデ
ラックなどは本当に優雅で現代の人が憧れつづけるのがわかります。
エアコンやレザーシートはオプションであったりと全車に付いているわけでは
ありませんが、馬力も充分でパワステ、パワーウインドウ、パワー4輪ディス
クブレーキ、パワーシートと至れり尽せりで現在の車を見ても付いていない物
も多数あったりします。
最近では、アメリカでも日本のように金持ちが日本車のニューモデルを好んだ
りする傾向を見ますが、それでも映画なんかを見ていたら大金持ちの趣味豊か
な道楽は古いアメ車に乗っていたりします。
キャデラックに限って言えば、レイトモデルでは93年からのフリートウッド
ブロアムがFR車との事で人気で中古車で唯一値を残していますが(それでも
もうすぐ100万円を切る物が続出しそう)、これも後にコレクターズカーにな
るかは微妙なところです。
値動き、リセール、満足度など考えても古き良き時代のアメ車はお勧めですよ。
アメ車を考えている友達がいたら説得してあげてください。
今回のタテ目モデルでは、クーペや4ドア車、リムジンなどボディー形状も多
彩ですが一番人気は電動トップで華麗な「コンバーチブル」ですね(デビル・
コンバーチブルです。エルドラドはこのモデルでのコンバチの設定は無しです)。
私はコンバーでハイウィイも含め結構乗りましたが、優雅で快適そのものでし
た。乗り味は「クルーザー船」のような・・・。
コンバーは市場では150万円~350万円が多く、雑誌などでは極上と称し
て400万円以上もあるようです(バブル期には800万円なんて言うの
も・・・)。
私の感覚ですが、前半後半に分けると前半が人気が高いように思います。
入手難易度は 3.5 ですかね。
1965年 キャデラック デビル・コンバーチブル
ボディーサイズ: 569×199×142cm
ホイールベース: 329cm
Fトレッド:158cm
Rトレッド:158cm
エンジン: V型8気筒OHV
排気量: 7030cc
ボア×ストローク:104.9×101.6mm
圧縮比:10.5:1
最高出力: 340ps@4600rpm
タイヤ: 8.00 x 15.
◆◆━…━…━…━… 今後のお知らせ・お願い …━…━…━…━◆◆
当初は私が独断で選んだ物(最初はメジャーから)を発行していきますが、
やはりこの手の車はオーナーやマニアなどそれぞれ思い入れの有る
「この1台!」は皆さんが知識、経験など勝っているモノです。
「こんな車の情報を取り上げてください~」というのもアリですが、それより
も我こそはと思う方は原稿をメールにてお送り下さい。
5名に1人の割合でのプレゼントを企画したく思います
(大した物ではありませんが)。
好き嫌いや故障しがちな弱点、クセなども含めて頂けると面白いですね。
なにぶん物が物だけに書籍によって情報が違っていたりという事もよくありま
す。
双方向でお互いに情報交換や指摘、手助けなどが出来るメールマガジンになれ
ばいいなと考えています。
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シボレーコルベット C1
トヨタ2000GT
アルピーヌA110
ロータスセブン
・・・続く
回を重ね今後はもっとマニアックな方向に?!
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